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2004年1月

6.地方からの便り

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みんなで「⽕の⽤⼼」

⻑崎県 佐世保市消防局

佐世保市消防局では、秋季⽕災予防運動の⼀環として、平成15年11⽉20⽇(⽊)に佐世保市体育⽂化館において、市内の保育園や幼稚園31クラブ、1,600名の幼年消防クラブ員及びその指導者、保護者、来賓並びに消防職員など 400名、合わせて2,000名が⼀堂に会し「第12回⺟と⼦の防⽕フェスティバル」を開催しました。

この⼤会は、感受性の強い幼児期に、楽しみながら⽕に対する正しい知識を⾝につけてもらうと共に、各クラブの相互の交流を深めてもらうことを目的として2年に1度開催しているもので、今回で12回目を数える恒例のイベントです。

式典では、各クラブ様々なʻまといʼを先頭にクラブ員みんなお揃いのはっぴ姿で⼊場した後、「絶対に⽕あそびをしない、よい⼦になります︕」と、みんなで元気良く「防⽕の合い⾔葉」を誓い合いました。

式典後のアトラクションでは、消防職員のぬいぐるみ劇で⽕の怖さを訴え、引き続きクイズでは、⽕事や救急の場⾯を想定したクイズに消防⾞のサイレン⾳か救急⾞のサイレン⾳のどちらかで答えるものとして、消防隊や救急隊の活動をクラブ員に認識させました。

消防⾳楽隊によるクラシック曲及び童謡等の演奏後、クラブ員1,600名みんなで「⽕の⽤⼼踊り」を元気に踊り、盛会のうちに終了しました。

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第16回婦⼈防⽕の集いを開催

兵庫県 加東⾏政事務組合消防本部

加東郡少年婦⼈防⽕委員会では、平成15年12⽉3⽇加東⾏政事務組合消防本部訓練場で、「婦⼈防⽕の集い(消防競技⼤会)」を開催しました。例年防災講演会をメインに開催しておりましたが、今年度からより実践的な競技⼤会⽅式へと変更しました。

内容は、開会式のあと午前中はバケツリレー、スプレー式消⽕具を使⽤したてんぷら⽕災消⽕競技、消⽕器競技で各チームが消⽕技術を競いました。昼の休憩時には、みんなでお弁当を⾷べながら和やかに過ごしたあと、希望者には起震⾞による地震体験を⾏い震度7のゆれにあらためて地震の怖さを感じとっていました。

午後の部は、消⽕栓競技でチームワークと正確さを競いあい、防炎クイズでは難問珍問に挑戦して防災知識の向上に役⽴てていただきました。

閉会式では、各競技の優勝・準優勝者への表彰のあと、参加者全員で「安全宣⾔」を読み上げて防災への誓いをあらたにしました。

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⽕あそび防⽌をピーアール︕︕

⼤阪府 泉佐野市消防本部

泉佐野市消防本部では、秋の全国⽕災予防運動初⽇の11⽉9⽉(⼟)に市内⼩学校で実施された⼦供会⾏事に参加し、消防コーナーを設け、⽕あそびが原因となった⽕災現場の写真等をパネル化して、⽕あそび防⽌の広報を実施しました。

これは、⽔消⽕器による風船割り等や消防⾞の展⽰と合わせて実施したもので、参加した地域住⺠は、楽しみながらパネル展⽰の部分では親⼦共々、⽕の怖さを実感してもらうため⾏ったものですが、パネルの前では、しばらく⽴ち⽌まり、⾃分の⼦供に親が⾃ら⽕事の恐ろしさを説明するなど⽕あそび防⽌に効果がある催しとなりました。

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沼津市幼年消防クラブ結成20周年記念防⽕パレード

静岡県 沼津市消防本部

沼津市幼年消防クラブは、昭和58年5⽉に結成され、現在は市内30ヶ園の幼稚園、保育園が加⼊し、クラブ員は「⽕あそびはしません」の合⾔葉のもと、⽕災や地震の時の⾝の守り⽅などを学んでいます。

本年は結成20周年を迎え、中央において記念のセレモニー並びに防⽕パレードを実施しました。

セレモニーでは「誓いのことば」や「幼年消防クラブの歌」を熱唱し、おゆうぎを元気に楽しく⾏いました。

また、各園の地域においても、「⽕の⽤⼼、チャキチャキ」と⽕災予防を呼びかける防⽕パレードを実施しました。

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サルの親⼦、防⽕呼びかけ
福井県 丸岡町消防本部

今年の⼲⽀である申の親⼦が防⽕を呼びかける巨⼤看板(縦5.4メートル、横3.6メートル)が、丸岡町⽯城⼾町の国神神社の境内にお目⾒えしました。丸岡町消防本部の職員が作成した年末恒例のPR作戦で、来年1⽉15⽇まで掲⽰されます。

今年のデザインは、⼦供を抱きかかえたニホンザルとなっており、「さるが⼀筆啓上⽕の⽤⼼申し上げます」とのメッセージは、「申」と「申し」をかけたものです。署員数名が10⽇がかりで、ベニヤ板にペンキで描いたものです。

丸岡町消防本部では「絵に描かれたサルのように、穏やかな表情で新年を迎えられるように気を付けて」と呼びかけています。

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防災研修会の開催
埼⽟県 越⾕市消防本部

埼⽟県幼少年婦⼈防⽕委員会では、11⽉5⽇(⽔)13時から越⾕市コミュニティセンターにおいて、財団法⼈⽇本防⽕協会、埼⽟県、越⾕市消防本部のほか関係団体との共催のもとに295名が参加して防災研修会を開催しました。

諏訪東京理科⼤学システム⼯学部の須川修⾝教授を講師に迎え、壁や天井との位置関係によって、炎の⻑さが変化するという⽕災時の炎の特性や、⽕災に伴う熱や煙の発⽣とそれを関知するセンサーの仕組みに関し御講演いただきました。

そのほか、社団法⼈埼⽟建築⼠事務所協会の豊⽥昇常務理事からは、近年の地震災害による建物倒壊による被害や、耐震診断や耐震改修の必要性、重要性について御講演いただきました。

また、会場に住宅⽤⽕災警報機をはじめとした防⽕・防災機器の展⽰や耐震診断、防⽕診断の相談コーナーを設けることにより、住宅防⽕や住宅耐震補強などの⽇ごろの備えの重要性について理解を深めていただきました。

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防⽕の願いを込めて消防少年団員が「防災祈願もちつき」を実施

東京都 荏原消防署

消防少年団では、⼩・中学校の終業式を終えたばかりの12⽉25⽇(⽔)11時30分より荏原消防署において、荏原消防少年団員ら117名が⾃分たちの住む街が、⽕事や災害のない明るい正⽉を迎えてもらおうと、⽕災予防等を呼びかける防災祈願のもちつき⼤会を⾏いました。

この催しは、荏原消防署の協⼒で⾏われている恒例⾏事で、来るべき新年に、防⽕防災の輪をつなげていこうとの願いから、多くの防災関係者らを招いて⾏われるものです。

団員達のついたおもちは、全部で60kg。つきあがったもちは、その場であんこやきなこ、⼤根おろしなどをまぶして試⾷され、試⾷を終えた少年団員達は、消防署の近所の⽅々や町会などに「このもち⾷べて⽕の⽤⼼︕」と⽕災予防を呼びかけながらふるまっていました。


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「⽕災予防運動」だワン

東京都 荏原消防署

荏原消防署では、秋の⽕災予防運動(11⽉9⽇から15⽇まで)の⼀環として、11⽉8⽇(⼟)15時30分より、買い物客でにぎわう⼾越銀座通りで、⽕災予防を呼びかける「防⽕パレード」を開催しました。

荏原消防少年団や東京消防庁⾳楽隊ら253名のパレード隊が⾳楽隊の⾏進曲にのって通ると、商店街の⼈たちも仕事の⼿を休めて観覧していました。

特にリードを持つ⼈間にぴったりと寄り添って⾏進する救助⽝は、かわいらしさの中にも頼もしさが感じられ、⼈気を集めていました。

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