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2004年1月

1.新春のご挨拶

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(財)⽇本防⽕協会
常務理事 ⼩林弘明

平成16年の輝かしい新春を迎え、全国各地の消防クラブ・防⽕クラブの皆様並びに消防関係機関の皆様に謹んでご挨拶申し上げます。

また、常⽇頃から防⽕防災に⼼を配られ、⽕災のない安全な街づくりに⽇夜ご努⼒されている皆様に⼼より敬意を表するとともに深く感謝申し上げます。

(財)⽇本防⽕協会では、⼈々が安⼼して⽣活できる地域づくり、街づくりのために、設⽴以来⼀貫して防⽕思想の普及啓発、そして⺠間防⽕組織拡⼤と育成振興に⼒を注いでまいりました。

特に、幼少年消防クラブについては、奉仕の精神の⼤切さ、⼼の教育などの幼少年教育を重視し、防⽕活動を通じて⾃⽴する⼼、他を思いやる⼼を培い、明⽇の⽇本を背負う⼈間形成に⼼がけております。

また、婦⼈防⽕クラブについては、主婦として⽕を取り扱う機会が⽐較的多いことから、家庭から⽕災をなくすための最前線として、家庭における防⽕意識の⾼揚と、さらにはその組織づくりや連携により防⽕防災の輪が拡⼤するよう、直接、間接に防⽕防災普及啓発事業を展開し、地域社会の安全・安⼼に⼤きな役割を果たしてまいりました。その結果、全国各地に幼少年消防クラブ・婦⼈防⽕クラブの組織が広がり、今や⺠間防⽕組織の中核として活躍されております。

このように⺠間防⽕組織が⼤きく成⻑できましたのも、消防機関等関係者の皆様の並々ならぬご協⼒、ご⽀援があればこそと厚くお礼申し上げます。

さて、昨年は、九州地⽅を襲った集中豪⾬をはじめ、宮城県そして⼗勝沖で発⽣した地震等多くの災害に⾒舞われ、尊い命や⼤切な財産が失われました。被災地の皆様には改めて⼼からのお⾒舞いを申し上げます。

申すまでもなく、⽇本は災害多発国であり、災害は年々複雑多様化してきております。いつ、どこで、何があっても「⾃分たちの地域は⾃分たちで守る」という意識のもとに、地域が⼀体となった消防防災体制の確⽴を図ることが⼤切です。

当協会の事業の推進は、皆様⽅の絶⼤なるご協⼒とご⽀援を必要とするものでありますので、今後とも引き続きご協⼒、ご⽀援を賜りますようお願い申し上げまして、新春のご挨拶とさせていただきます。

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