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2004年1月

4.婦人防火連絡協議会幹部地域研修会の実施

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平成15年度 近畿ブロック⼥性防⽕クラブ幹部研修会開催

去る11⽉2⽇(⽇)・3⽇(⽉)の2⽇間、「平成15年度近畿ブロック⼥性防⽕クラブ幹部研修会」を滋賀県⼤津市ピアザ淡海⼤会議室他において開催し、近畿6府県の⼥性防⽕クラブ幹部等約90名が参加いたしました。

この研修会は、(財)⽇本防⽕協会・滋賀県・滋賀県⼥性防⽕クラブ連絡協議会の共催により、近畿ブロック内の各団体やクラブ員の相互の交流や活動内容等の情報交換を通じて、ブロック内における連携の強化や活動の活性化を図ることを目的に開催されたものです。

主催者の挨拶に続いて、記念講演の講師としてお招きした向野幾世様より「⼤切なのは⼈の愛」と題して、主に福祉の分野でご活躍された経験談を交えて地域における相互協⼒やコミュニケーションについてご講演をいただきました。参加者からは時おり笑い声も上がり、楽しい講演となりました。

続いて、総務省消防庁より来賓としてお招きした防災課災害対策官の重徳和彦様よりご講話いただき、消防庁が推進する地震対策や住宅防⽕対策等について説明され、話は⼥性防⽕クラブに期待される社会的役割にも及ぶなか、⼀同 はメモを取るなど真剣に聞き⼊っていました。

最後に、⼤阪府より参加された⼤東市婦⼈防⽕クラブ連絡協議会の櫛⽥秀⼦会⻑および滋賀県の⼤津市志賀町⼥性防⽕クラブのグループによって、それぞれのクラブの活動状況や体験事例について報告され、ピアザ淡海での研修会は 終了しました。

その後、宿泊先の⼤津プリンスホテルに会場を移して意⾒交換会を開催しました。参加したクラブ員はそれぞれ地域の特⾊や名物をアピールし、活発に情報を交換して楽しいひとときを過ごしました。

⼆⽇目は、宿泊先から世界遺産・⽐叡⼭延暦寺へバス2台に分かれて⾒学に向かいました。

⽊々が⾊づき始めた⼩⾬の降る⼭道を散策して根本中堂や阿弥陀堂などを⾒学した後、譽⽥⽞光管理部⻑から延暦寺の防⽕防災対策等についてお話いただきました。

参加した各クラブ員は、この研修会において防災意識がさらに啓発されたと同時に、他の地域で活躍する新たな仲間を得て有意義な2⽇間の研修を終えました。

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平成15年度 中国・四国ブロック婦⼈防⽕クラブ連絡協議会幹部地域研修会開催

防⽕啓発活動の情報交換や相互交流を目的に、中国・四国ブロック婦⼈防⽕クラブ連絡協議会幹部地域研修会が10⽉27⽇(⽉)から28⽇(⽕)の2⽇間、⼭⼝市湯⽥温泉の県婦⼈教育⽂化会館において開催されました。婦⼈防⽕クラブ幹部等約90名が出席いたしました。

この研修会は、各県の消防クラブ連合会が2000年度から隔年で主催しており、今回から⽇本防⽕協会の助成事業となりました。⽇本防⽕協会と⼭⼝県消防クラブ連合会(⼭⼝冨美⼦会⻑)、⼭⼝県が共催、総務省消防庁が後援として⾏われました。

7⽇は、⼭⼝⼤学⼯学部助⼿の瀧本浩⼀さんを講師に招き、「地震に対する地域防災術〜意識啓発から災害対応まで」の基調講演の後、各県の活動報告が⾏われました。

開会式で、⼭⼝会⻑は全国の建物⽕災のうち、住宅⽕災が約57%を占めることを報告し、「私たちの啓発活動は地道でも重要。災害のない明るい地域を目指そう」と挨拶されました。

28⽇は県消防学校で地震体験や煙体験、⼭⼝市内視察が⾏われ、2⽇間の研修を終えました。


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