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2007年11月

9.住宅用火災警報器の設置促進に向けて

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宮城県 仙南地域広域行政事務組合消防本部


仙南地区、志賀防火クラブ会長あいさつ
 仙南地区婦人防火クラブ連合会では槻木生涯学習センターにおいて、財団法人日本防火協会、仙南地域幼少年婦人防火委員会の共催により、第11回仙南圏域婦人防火クラブ員研修会を開催し、県南2市7町の婦人防火クラブ員など約300名が参加しました。
 第1部では、会長のあいさつに続き、仙南地域幼少年婦人防火委員会長から長年活動に功績のあった2団体と個人1名に表彰状が贈呈されました。
 また、防火宣言に続きクラブ員による体験発表を行い、家庭防火の推進を誓い合いました。
 第2部の防災講演会では、宮城県地名研究会会長の太宰幸子氏を講師に「地名から見た暮らしと防災」と題した講演をいただきました。お話の中で地名が防災に深く係わっている事を学び、先人との深い結びつきを感じるとともに、日頃の災害に対する備への大切さを新たにしました。
 第3部では「命を守る住宅用火災警報器」と題した消防職員による寸劇を行い、既存住宅に住宅用火災警報器の設置が必要なことについて学びました。参加したクラブ員からも大変好評でありました。引き続き婦人防火クラブ員によるアトラクションもおこなわれ、研修会を盛り上げました。
 また、婦人防火クラブ員を通じて住民に周知するため、火災警報器共同購入ガイドの冊子や火災警報器に関するリーフレットを配布しました。

住警器・防災用品展示コーナー
 住宅用火災警報器展示コーナーでは、参加者に警報器の作動テストしていただきました。設置場所等については、職員製作のドールハウスや火災警報器の設置場所を拡大したパネル等により説明を行いました。また、財団法人日本防火協会製作の住宅用火災警報器PRDVD~火災を防ぐ「あたりまえ」を地域に~をパソコンで映し、警報器が火災の早期発見を知らせることの認識と、自分の家に何個必要かなど、質問があり自分達の地域にも早期に設置を広げたいとの声がありました。


研修会

体験発表、青木孝子さん

体験発表、斎藤愛子さん

第2部 防災講演、太宰講師

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秋田県婦人防火クラブ連絡協議会


会場全景
 「平成19年度秋田県婦人防火研修会」を10月25日に秋田市で開催しました。当日は、県内の婦人防火クラブ31団体から150名が出席したほか、消防本部や市町村、関係団体等からの参加もあり、総勢208名による盛大な研修会となりました。
 研修会では、県婦人防火クラブ連絡協議会役員によるパネルディスカッションを実施しました。第1部「婦人防火クラブの現状と課題」では、各クラブの地域での活動発表のほか、「行事への参加者が少ない」などの課題が出されました。また、一部のパネリストから、積極的な取り組みによりクラブ員の大幅な増加がみられた事例なども発表されるなど、有意義な内容となりました。会場の参加者からも炊き出し訓練などについて、質問が出されるなど、活発な情報交換もみられました。第2部「住宅用火災警報器について」では、火災予防運動週間を中心とした住宅用火災警報器の普及啓発活動や住民に対して実施したアンケートの結果などの報告がありました。また、共同購入を既に実施しているパネリストから、状況の具体的な説明があり、今後共同購入を予定しているクラブにとっては大変参考になる内容となりました。
 本県では、昨年1年間の火災による死者数が42名と、過去最悪を記録しており、今後の婦人防火クラブへの期待は増すばかりです。今回の研修会は、今後のクラブ活動に資するものと思われます。


藤井総合防災課長あいさつ

鎌田会長あいさつ

パネリスト意見発表

パネリスト意見発表

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