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2007年2月

7.住宅用火災警報器の普及啓発に向けて

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 平成19年1月16日(火)、広島市東区民文化センターにおいて「住宅防火対策推進シンポジウ ム」が開催され、会場には500名を超える方が参加されました。
 「住宅防火対策推進シンポジウム」は、平成18年6月1日から設置が義務付けられた住宅用火災警 報器の早期設置促進を目的として同日東京での開催を皮切りに全国7カ所で開催されましたが、広島 会場は今年度最後のシンポジウムとなりました。
 フリーアナウンサーの青山佳世さんの基調講演に続き、東京理科大学大学院教授菅原進一さんをコ ーディネーターとして、梅原直氏(消防庁予防課長)、山崎昌弘氏(広島市消防局予防課長)、朝倉 嘉枝氏(広島県幼少年女性防火委員会会長)、三上勝義氏(広島市消費生活センター所長)をパネリ ストとしてパネルディスカッションが行われました。
 それぞれの立場から住宅火災の現状や住宅用火災警報器の必要性、また、不適再販売の防止に至る まで活発な議論が展開され大変有意義なものとなりました。会場からは多くの質問も寄せられ、集ま った方々の関心の高さが伺われました。
 広島市消防局では、このシンポジウムを契機に一層住宅用火災警報器の普及促進が図られたものと 期待しています。

プログラム


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宮城県 登米市消防本部

 登米市婦人防火クラブでは、財団法人日本防火協会との共催により、登米公民館において、「平成 18年度登米市婦人防火クラブ研修会」を開催しました。
 登米市婦人防火クラブ員が一同に会し、相互の交流と親睦を図り、日ごろの防火クラブの活動をと おした情報交換と、地域の防火防災のリーダーとして更なる活躍と防火防災意識の高揚を図ることを 目的に開催しました。
 初めに、住宅防火対策として、住宅用火災警報器の講習を行い、改めて設置の義務について知識を 深めました。
 また、「地域づくりと女性のパワー」と題し、多賀城市生涯学習100年構想実践委員会委員長の阿 部豊子氏を講師に招き講演をいただきました。
 最後に、とよま日根牛太鼓「桜乃会」のみなさんによる、迫力ある太鼓を披露していただき盛況の うちに終了しました。


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熊本県 有明広域行政事務組合消防本部
荒玉地区幼少年婦人防火委員会

 荒玉地区幼少年婦人防火委員会では、荒玉地区幼年消防クラブの会員が一堂に会して交流を深める と共に、消防とのふれあいを通して、防火防災思想の一層の高揚と幼年消防クラブの活性化を図り、 もって災害の軽減を図ることを目的として、玉名市民会館及びその周辺において「第9回荒玉地区幼 年消防大会」を開催しました。
 大会には、幼年消防クラブ員 、来賓者、父母及び消防職員関係者等、約1,600名が参加し、式典で は優良幼年消防クラブ表彰や防火ポスター表彰、4団体による演技の披露が行われ、参加幼年消防ク ラブ員全員による「火の用心のうた」の合唱、そして最後に防火の誓いを元気一杯にしました。
 また、周辺会場では、「しょうぼうわんぱく広場」を開設し、はしご車試乗体験コーナー、放 水体 験コーナー、ミニ消防車試乗体験コーナー、ロープ渡り体験コーナー、大声体験コーナー、消防車両 展示コーナーの「体験コーナー」を設け、屋内では「ふれあいコーナー」と称して、女性消防団員に よる紙芝居コーナー、バルーンアートコーナー、救急法指導コーナー、幼年消防クラブの活動状況コ ーナー、住宅用火災警報器展示コーナーを設け、幼年消防クラブ員及び父母の方々に十分楽しんでも らいました。
 さらに、熊本県防災消防航空隊により救出・救助訓練を行い、幼年消防大会に華を添え、会場は終 日賑わい、当初の目的を達成する大会となりました。


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京都府 福知山市防火協会
福知山市消防本部

 「福知山市婦人防火クラブ防火研修会」を福知山市民会館4階ホールにおいて、約400名の婦人ク ラブ員を集めて開催しました。
 開催にあたり、福知山市防火協会 西田会長の挨拶、福知山市長の祝辞がありました。
 東京から災害文化研究会(災害トイレ学会研究)代表の山下亨先生を招いて「トイレ大変から見た 防災と命の救援-丹後但馬地震に備えて」と題して講演をしていただきました。
  地震その他災害時において、ライフラインが断絶する中で、あまり表面に取り上げにくいが、あ る意味一番身近で深刻なトイレ問題を通して、災害時の対応等について講演していただきました。
 婦人防火クラブ員は、終始熱心に聴講し、さらに防災意識の高揚が図られました。
 受付会場に住宅用火災警報器等を展示・説明を行い、研修会参加者に普及啓発を行いました。


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大分県 国東市消防本部

 2006’国東市消防フェスティバルが国東市鶴川のアストくにさき前広場で行われました。
 レンジャーのコーナーでは、10メートルの長さに張られた ロープで綱渡りをしたり、救助マットに向かって飛び降りた り、消防車や救急車の展示コーナーでは、お母さんたちの輪 ができ、さながらわが子を運転席に乗せた撮影会となりまし た。
 また煙体験ハウスのコーナーでは、たくさんの子どもたち が列を作り、初めて体験する煙火災の恐ろしさを知り、応急 手当講習、住宅警報器や消火器の展示即売、非常食の試食など、防火防災について学びました。
 フェスティバルは、幼年・少年・女性消防クラブに防火意識を高めてもらおうと、市幼年少年女性 防火委員会(会長・國廣秀光消防長)が主催し、今年初めて実施したものです。国東町の「夢さき・ くにさき・ふるさとまつり」と同時開催された消防フェスティバルには、市内の15の幼稚園、保育 園、小中学校、女性団体などから約800人が参加しました。
 管内では、昭和59年に幼年消防クラブが発足して以来、クラブ員の防火意識は高く、昨年まで22 年間、幼年・少年消防クラブの子どもたちの火遊あそびが原因とみられる火災は、1件も起きていま せん。


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群馬県 高崎市等広域幼年婦人防火委員会
高崎市等広域消防局

 高崎市等広域婦人防火研修会が西毛総合運動公園陸上競技場において、開催されました。研修会に は、女性防火クラブ員ら846名が参加しました。
 現在、私達の周囲は数々の災害、危険にさらされています。毎年の火災統計に示されるように、建 物火災は、全国で全火災の約5割、広域管内では6割を超えています。この建物火災の半数以上が一 般住宅火災です。
 高崎市広域幼年 婦人防火委員会では、家庭内から火災を出さないよう注意を喚起し、女性防火クラ ブにおける住宅防火活動の推進を図り、相互に協力し防火意識の高揚を目的に防火研修会を実施しま した。
 開会 式の後、初期消火訓練、防火標語合わせ、幼年消防鼓笛演技、パン喰い競争、玉入れ競技、火 災通報伝達訓練、軽可搬ポンプ消火訓練、綱引き競技が行われ、盛会の裡に閉会となりました。
 また、住宅用火災警報器フェアを実施したことにより、住宅用火災警報器等について参加者に 広く 周知できました。
 この研修会にお いて、防火意識の普及、高揚を図るとともに、各地域相互の女性防火クラブの親睦 を深めることができ、有意義な研修会となりました。


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兵庫県 姫路市少年婦人防火委員会


市長あいさつ
 姫路市少年婦人防火委員会は、平成18年度姫路市市民防 災のつどい「消防防災運動会」に本年も共催しました。
 今年度は、例年屋内で開催されている姫路市市民防災の つどいを運動会形式で、屋外の玉手町グランドで開催し、 各種の災害を想定した競技等を通じて市民と消防防災関係 者と企業が一体となり、防火防災意識の啓発と連携を図り、「安全都市・姫路」の構築に努めることを目的とし て、市内の自主防災会、婦人防火クラブ、幼少年消防クラ ブをはじめとする防火・防災関係者が一堂に会し、防火・ 防災に対する認識を深めるとともに、相互の親睦を図りま した。当日は、天候に恵まれ、1,600人を越える方々にお 越しいただきました。
 姫路市では、昭和58 年から市民防災のつどいが開催され ており、今回で24回目となりました。
 なお、実施内容等は次のとおりでした 。

第一部 式典(10:00~10:30)
 (1)市長挨拶
 (2)市長感謝 状(自主防災会、婦人防火クラブ、幼年消防クラブ各4団体)
 (3)しらさぎ防災の賞表彰
 (4)防火ポスター金賞表彰 (小学生 5人)
 (5)来賓祝辞
 (6)市民防災 宣言(自主防災会代表、婦人防火クラブ代表、消防団代表)


市長感謝状(婦人防火クラブ表彰

市長感謝状(幼年消防クラブ表彰)

第二部 競技(10:30~13:30)


成績発表

閉 会

展示コーナー
(住宅用火災警報器・防炎製品等)

非常食炊き出し


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北海道 北海道少年婦人防火協議会・北海道婦人防火クラブ連絡協議会

 北海道内各地で防火活動に取り組んでいる婦人防火クラブ指導者の研修会が、札幌市の道民活動振 興センター(かでる2・7)で開かれました。
 研修会は、北海道少年婦人防火協議会(会長:高木繁光道消防協会会長)と北海道婦人防火クラブ 連絡協議会(東舘のり子会長)、財団法人日本防火協会の共催で開かれ、全道の婦人防火クラブ員な ど約160名が参加しました。
 主催者・来賓挨拶ののち、根室市婦人防火クラブ連絡協議会の松浦真知子会長から、同市における 婦人防火クラブの活動状況について、さらに小樽市桂岡町内会婦人防火クラブの池田光恵常任班長か ら、住宅用火災警報器の普及啓発活動などについてそれぞれ体験発表がありました。
 引き続き、講演に移り、札幌市消防局予防課の志田孝司係長から、住宅用火災警報 器設置の必要性 などについて、さらに、財団法人日本防炎協会北海道事務所の相生武志所長から、防炎品の家庭内で の普及促進についての講演がありました。
 火災警報器も防炎品も、自らの命を守る ために速やかな普及が求められているものであり、参加者 は、両講師の話にうなずきながら聞き入っていました。
 また、会場の一画には、札幌市消防局と日本防炎協会 北海道事務所の協力で火災警報器や防炎製品 の実物が展示され、参加者は実際に製品を手に取りながら、今後の普及・啓発活動の作戦を練ってい るようでした。
 全道の婦人防 火クラブ員及び予防担当職員が一堂に会しての研修会であり、各地区におけるクラブ の活動状況等相互に情報交換が行われました。
 また、講演や展示により住宅用火災警報器の 重要性についての知識を得るなど、有意義な研修会と なりました。


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大分県 大分市少年婦人防火委員会
大分市消防局

 幼年期の子供たちに防火意識を持ってもらうと同時に、広く市民にも防火意識高揚を図るととも に、火災のない豊かな街づくりを推進することを目的に、平成18年度「防火パレード」が行われまし た。幼年消防クラブ員、婦人防火クラブ員ら545名が参加しました。
 パレード隊は若草公園を出発し、県警パトカー、消防車を先導に、各クラブ員が防火横断幕を持っ て中央通りを竹町ドーム広場まで「火の用心」を連呼し、住宅用火災警報器啓発活動の為のポケット ティッシュを配布しながら行進しました。
 また、竹町ドーム広場では幼年消防クラブ代表者2名が「防火のちかい」を宣誓しました。その後、 中央町アーケード内を通って若草公園までパレードを行いました。
 到着した若草公園にて「消防車と遊ぼう」が実施され、幼年消防クラブ員達は消防車とのふれあい を楽しんでいました。
 幼年消防クラブ員による「火の用心」の呼びかけや「防火のちかい」の宣誓を通じて、広く市民へ 火災予防の啓発を行うとともに、幼年期における防火防災意識の高揚が図られました。


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岡山県 岡山市消防局

 「ももたろう自主防災フェア」が岡山市消防局、岡山市少年婦人防火委員会、日本防火協会の共催 で岡山市北長瀬表町一丁目の岡山ドームにおいて開かれました。
 同フェアは、様々な競技に参加する中で、子供の防火・防災意識の向上を図ろうと初めて実施され たものです。
 市内の幼年消防クラブ9園、約400人の園児達が「けが人搬送」や「消火バケツリレー」「消防車 と綱引き」などの競技に挑戦して防火の大切さを学びました。
 競技の後、婦人防火クラブ役員により参加者全員で「火災を予防し、災害を軽減する平和で豊かな 地域を作り上げることを誓います。」と防火宣言を行いました。
 また、会場には住宅用火災警報器のコーナーも設置され、就寝時の逃げ遅れを防ぐ火災警報器の必 要性を聞いた保護者らが設置に必要な金額や設置方法などを職員に質問していました。

栃木県 大田原地区広域消防組合消防本部

 大田原地区広域消防組合管内幼少年婦人防火委員会、大田 原地区広域消防組合消防本部では、毎年「市内防火パレー ド」を実施しています。  消防車を先導に、スピーカーから「手のひらを太陽に」の 音楽を流し、プラカードを持った保育士(20名参加)の後 を、幼年鼓笛隊(112名)、続いて拍子木を打ち「火の用 心、マッチ1本火事の元」と呼び掛けながら幼年消防クラブ 員(128名)、次に婦人防火クラブ員(32名)が、風船、防火チ ラシ等を通行人に配布し、最後尾に消防ポンプ自動車が付 き、市内の目抜き通り約2kmを元気に行進し、市民に火災予防を呼び掛けました。  パレード終了後、出発した広場に戻り、火の用心、火災撲滅の願いを込めて幼年消防クラブ員全員 (355名)で、風船を飛ばしました。  幼年期から、防火意識の高揚を図るため取り組んだ防火パレードの感動が、大人へとの成長に効果 が得られるものと確信し、今後も火災予防を訴え継続して行きたいと思います。


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