平成16年度中国・四国ブロック婦⼈防⽕クラブ連絡協議会幹部地域研修会
「平成16年度中国・四国ブロック婦⼈防⽕クラブ連絡協議会幹部地域研修会」が、10⽉15⽇（⾦）・16⽇（⼟）の2⽇間、島根県松江市のホテル⽩⿃にて開催されました。
この研修会は、当協会との共催により、中国・四国ブロックの婦⼈防⽕クラブ員が⼀堂に会し、団体相互の交流と活動内容等の情報交換などを⾏うことにより、地域間組織の⼀層の充実・強化、連携を図ることを目的とした研修会です。
午後1時30分に開催し、主催者のあいさつに引き続き、総務省消防庁防災課防災企画係⻑の近藤史郎⽒より、「地域を⽀える婦⼈防⽕クラブ」と題して講演が⾏われした。本年は、瀬⼾内地⽅において、台風による被害が多発しており、地域防災の重要性を改めて感じながら、⼀同真剣に聴きました。
その後、各県及び島根県内各地区より、12名の⽅々が⾃分たちの地域のクラブについて活動状況を報告し、研修会は終了しました。
⼣⽅からは、交流懇親会を開催し、普段接することが少ない他地域の状況などを情報交換し、⼀層の連携を深めました。
翌⽇は、松江市にある「島根県広域防災拠点」の⾒学を⾏いました。この施設は、島根県が、県内で⼤規模災害により⼤きな被害が発⽣したときに対応するため、⾷料や⽣活必需品などの備蓄・集積配給基地となる防災備蓄倉庫としての機能と、広域航空応援のベースキャンプ機能を備えた総合的な災害活動拠点として、平成11年度から平成13年度の3箇年をかけて整備した施設です。
5年の保存が可能なクラッカーや浄⽔器・簡易トイレなどが備蓄されており、平時の防災対策の重要性を改めて認識できました。
2⽇間の短い研修でしたが、防⽕・防災知識の向上が図られ、また、ブロック間の連携も強まり⼤変有意義な研修会でした。
