住宅⽤⽕災警報器の設置等協⼒について

本年6⽉の通常国会において、消防法の⼀部改正が⾏われ、既存の個⼈住宅についても住宅⽤⽕災警報器の設置・維持が義務付けられました。
当協会ではそのことを踏まえ、「婦⼈防⽕クラブによる新住宅防⽕対策の推進に関する調査研究会」を設置し、婦⼈防⽕クラブによる⼀般住⺠への普及啓発活動を⽀援する⽅策について、総合的に検討しております。
その事業の⼀環として、道府県婦⼈(⼥性)防⽕クラブ連絡協議会会⻑及び副会⻑等の幹部、連絡協議会未設置都府県には、推薦された各市町村婦⼈(⼥性)防⽕クラブの会⻑・副会⻑等、1都道府県3名の⽅々に住宅⽤⽕災警報器を秋の全国⽕災予防運動期間の始まる前に別紙取り付け要領により、設置していただくことといたしました。
この目的は、住宅⽤⽕災警報器の使い勝⼿や誤動作時の状況等について、婦⼈防⽕クラブの指導的⽴場にある会⻑・副会⻑等がご⾃⾝で設置・実体験することにより、当該機器 の扱い⽅や設置後の留意事項に対する理解を深め、他のクラブ員や⼀般住⺠への普及啓発活動を⾏うまでの基礎的な問題点を把握していただくことにあります。
また、当該機器の設置後⼀定期間(概ね1ヶ年)内に、簡単なアンケート調査(2回程度)を⾏うこととしております。なお、アンケートの内容は、取り付けた位置、警報器が鳴った場合の対応などを考えております。
住宅⽤⽕災警報器取り付け要領
住宅⽤⽕災警報器(以下「機器」という。)は、取扱説明書をよく読んで、確実に取り付けてください。
- 機器の取り付けは、来る11⽉9⽇から始まる秋季全国⽕災予防運動期間の前に取り付けてください。
- 機器は煙式の2個(壁掛け型と天井型)であり、2メーカーのもの各1個です。
- 機器の取り付け場所は、機器のテストボタンが操作しやすい位置に取り付けてください。
- 機器の設置場所については、階段及び寝室⼜は居間とする。
- 取り付け後は、定期的に(1ヶ⽉に1度)テストボタンを押すか、⼜は、引きひもを引き、機器が正常に作動するか、テストしてください。
- 原則として、機器はご⾃⾝で取り付けてください。もし、ご⾃⾝で取付できない場合は、ご家族⽅に取り付けてもらってください。
- アンケート調査を年度内(平成17年3⽉まで)に1回⾏う予定ですので、ご協⼒お願いします。