HOME  > 防火ネットニュース8月号  > 10.地方からの便り

2007年8月

10.地方からの便り

目次 次頁次頁
島根県 雲南消防本部

 雲南防火委員会と雲南消防本部(会長 小林敏雄 雲南消防本部消防長)では、少年期における防 火・防災教育の一環として、火の大切さや火の怖さを知り、クラブ員と消防職員のふれ合いにより消 防への理解と関心を深め、集団行動を通して力を合わせることの素晴らしさや大切さ、人に迷惑をか けないといった社会性、協調性を養うことを目的とした「少年消防クラブ員研修会」を実施しまし た。
 研修会は、雲南消防本部で7月27日(金)に開催し、約180名のクラブ員が参加しました。
 この研修で、昼食用のカレーライス作り、消火栓を使用しての放水体験や救急法、起震車による地 震体験、煙体験、水消火器を使用した消火訓練、水バケツリレーによる消火競争などを行いました。
 参加したクラブ員は、他の小学校のクラブ員や消防職員と楽しく過ごし、消防への関心を深めると 共に、「あいさつの大切さ」、「命の大切さ」、「友達のすばらしさ」、「チームワークの大切 さ」、「助け合うこと」を学びました。

このページの上に戻る
福岡県 八女地区防災協会 八女消防本部

 八女地区防災協会(会長 鶴 勝年)では、平成19年度事 業として、6月5日(火) フリーアナウンサーの林田スマ先生を 講師に招き講演会を開催しました。
 「ことばとこころ もっとコミュニケーションを」の演題 で、講師が子育てを通して子どもの生活、受験、就職などの 過程で、親に対する喜び、感謝などを一つの言葉によって伝 えることで心は通い合うことを、体験に笑いを交えて講演さ れ、言葉の持つ重み、言葉によって相手に与える印象など心 遣いを改めて考えさせられる講演でした。
 会場は、防災協会会員をはじめ、婦人防火クラブや消防団など約250人で埋め尽くし、講師の巧み な話術に、感動と笑いで会場は沸きあがりました。

このページの上に戻る
福岡県 八女消防本部

 大地震が発生し、山間地で大きな被害が出たという想定の防災訓練が、6月19日(火)、福岡県矢部 村で実施されました。
 訓練には、地区の住民、消防署、団や警察などおよそ80人が参加し、震度6の地震が発生して、が け崩れなどの被害が出ている想定で、消防と警察は、避難を呼びかけるとともに、高齢者がはぐれな いようロープで輪を作り、公民館まで誘導しました。また、応急的な救護所の設置も行われ、本番さ ながらに、応急手当訓練も行われました。
 この地区は、大雨による土砂崩れなどの災害が発生しやすい地域で、このような訓練を通して、住 民の防災意識を高め、日頃から付近住民との緊密な連携を大切にして、災害へ備えたいとしていま す。

このページの上に戻る
奈良県 西和消防組合消防本部

 西和消防組合消防本部(消防長 田中輝夫)では、平成19 年7月3日(火)に、王寺町の片岡の里保育園、黎明保育園、 平群町の平群幼稚園、三郷町の南畑幼稚園の4園の幼年消防 クラブに所属する園児190名が参加し、一日消防士体験入署 を開催しました。
 この行事は、消防業務の一部を疑似体験することにより、 幼年期から火災予防の重要性をしっかり身につけてもらおう と、平成5年から毎年この時期に開催しており、今年で15回 目となります。
 消防職員の指導のもと、訓練礼式、バケツリレー、放水訓練を体験しました。
 訓練礼式では、規律正しく、「敬礼」「回れ右」などを行い、バケツリレーでは、水に見立てた風 船を「よーい、どん」の合図で大きなバケツに運びました。
 また、放水訓練では、黄色とオレンジ色の防火衣に着替えて消防職員の補助を受けて、空き地に向 け放水しました。
 最後に、クラブ員全員で「ぼくたち、わたしたちは火あそびはしません」と大きな声で防火宣言を 唱和し、参加者全員に修了証と記念品が手渡されました。

このページの上に戻る
大阪府 守口市門真市消防組合消防本部

 今年度、新しく幼年消防クラブの指導者になった先生方を対象に、消防に関する研修会を7月12日 (木)に実施しました。
 これは、幼年期において正しい火の取扱い及び、防火の心得などについて教育・指導する立場から その必要性を理解していただくため、毎年実施しています。
 消防概況や消防の業務、火災予防全般について講義を行い、通信指令室の見学では119番通報の流 れと的確な通報要領について勉強しました。
 また、身近にある消火器や自動火災報知設備などの取 扱い 訓練を体験したことで、参加した先生方は、「幼年消防クラ ブの指導者として、今後、子どもたちを指導していく上で非 常に良い勉強になりました。」と感想を述べていました。

このページの上に戻る
目次