石川県 金沢市消防本部
金沢市子ども消防クラブ協議会は、金沢市教育プラザ富樫と金沢市営球技場において、クラブ員、
指導者、消防関係者等総勢560名が参加しての「金沢市子ども消防クラブ協議会結成25周年記念大
会」を開催しました。大会は第一部の式典と第二部のファイヤーマンズパークの二部構成で行われま
した。
第一部の式典では、まず、金沢市内の56クラブのクラブ員と今回友情参加した隣町の内灘町の子
ども消防クラブ員が、子ども消防クラブ音楽隊の演奏に合わせ入場行進を行い会場に整列した後、香
村幸作協議会会長の挨拶に続き、須野原雄金沢市助役からご祝辞を頂き、その後3つのクラブと6名
のクラブ指導者への消防局長表彰が行われました。引き続いて行われたアトラクションでは、金沢市
子どもはしご登り教室の生徒による演技と子ども消防クラブ音楽隊の演奏を楽しみ、最後にクラブ員
全員で防火の誓いを読み上げ式典を終了しました。
第二部のファイヤーマンズパークでは、「放水訓練コーナー」、「煙中体験コーナー」、「地震体
験コーナー」など8つの防火防災に関するコーナーを設け、クラブ員は皆熱心に訓練に取り組み、い
ざというときの消火器の取り扱いや煙の中の体験などを楽しみながら学習しました。
福岡県 大牟田市消防本部
第15回大牟田市幼年消防クラブ大会が同市の明治第一公園
で開催されました。園児たちが周辺商店街で防火パレードを
行い火事のないまちへと願いを込め、「私たちは絶対に火遊
びはしません。守ります、火の用心」と誓いました。
大会は市幼少年婦人防火委員会、市幼年消防クラブ、市消
防本部の主催で開かれました。今回は市内の14クラブから約
360人が参加しました。4部構成で行われ、式典、ジャンケ
ン大会などの演技、防火パレード、ふれあい広場などが行わ
れました。
演技では玉送りゲームがあり、防火鈴割りをした後に園児たちが防火の誓いを唱和。「私たちは礼
儀正しく素直な子どもになります」と誓いの言葉を読み上げました。また救急車、消防車両、工作
車、はしご車の説明を受け訓練を見学しました。
その後、そろいの法被や拍子木、まといを持った園児たちは、整列して防火パレードへ向かいまし
た。「火の用心のうた」に合わせて公園を出発すると、付近の商店街を行進し、地域住民に対して防
火意識の向上を呼び掛けました。また、ふれあい広場では展示された消防車両を見学し、記念撮影を
するなどして楽しみました。
市の中心部に位置する公園においての開催は、事前広報の効果もあがり、多数の市民の見学を得る
ことができました。
また、市中防火パレードでは、沿道の市民に「幼年消防クラブ」の存在を大いにアピールできまし
た。参加した子供達も、演技・パレード・消防隊とのふれあいを通して、楽しみながら防火について
学習でき、防火啓発の成果も見られ、力の入った大会となりました。
福岡県 筑後市消防本部
筑後市幼少年婦人防火委員会では勤労者家庭支援施設(サンコア)において、(財)日本防火協会
共催により第19回筑後市幼年消防クラブ大会を開催いたしました。
式典の部では市内14の保育園・幼稚園年長組392名が女性消防団員に先導されて入場し、消防団
長の言葉に始まり、来賓多数ご臨席のもと、市長・消防長の挨拶、来賓祝辞を多数賜り、筑後市防災
協会長の閉会の言葉により式典を終了し、アトラクションの部では女性消防団員による腹話術「消ち
ゃんの火の用心教室」を真剣に聞いた後、質問コーナーではいろんな質問が飛びかい、消ちゃんが困
ってしまう場面もありましたが、最後に全員で「防火のちかい」を大声で誓いました。
屋外行事として、署前で消防自動車見学と記念撮影を行った後、市中心部のサニー筑後店まで地元
の園児が法被姿で約1キロに渡り、「火の用心・町から火事をなくしましょう」と元気な声で防火パ
レードを実施し盛会裡に終了しました。
子供達の健全な育成と、幼年期から防火思想の普及を図るとともに、幼年消防クラブ員と指導にあ
たる園長先生方や父兄並びに消防関係者が一堂に会して、相互の交流を図り、幼年消防に関する理解
をより一層深める事が出来ました。
静岡県 富士宮市芝川町消防組合消防本部
富士宮市芝川町消防組合は富士宮市外神東町のスポーツ広
場で、消防フェスティバルを開催しました。約2,000人が参
加し、幼年、少年消防クラブ員を対象に募集した防火ポスタ
ーの表彰式や消防車両の展示、体験イベントなどを行い、多
くの家族連れでにぎわいました。
このフェスティバルは、消防団 員や消防車などと触れ合う
ことで防火思想の推進と住民の安全確保を再認識するため毎
年開催されているものです。
防火ポスターの表彰式では 、富士宮市と芝川町の各消防ク
ラブから計280点が寄せられた中から、幼年、少年の各部で10点ずつを選出し、斉藤吉董消防長が
受賞者に表彰状を手渡しました。
このほか、子供たちの鼓笛隊の 演奏や玉入れ、綱引きなどの競技も行いました。消防車両は救急車
やはしご車、救助工作車などを展示し、会場では消防団や防火安全協会などが露店も出店してにぎわ
いました。
埼玉県 坂戸・鶴ヶ島消防組合消防本部
坂戸地区婦人防火クラブは、福祉の街づくりの推進を目的に毎年行われている「福祉であいの広
場」に毎回参加しております。
これは坂戸市で開催しているもので、防火・防炎用品の展示、紹介及び住宅用火災警報器等の紹介
を行うとともに、職員がチンドン屋に扮するなどし、市民への防火意識の更なる向上に努めていま
す。
ま た当日は花鉢を販売し、その収益を坂戸市社会福祉協議会へ寄付をしています。このような機会
に会員が福祉に対する理解を深め、福祉・ボランティア活動への参加する機会をつくることにより、
福祉の街づくりに積極的に協力したいと思っております。
埼玉県 坂戸地区婦人防火クラブ・埼玉県婦人防火クラブ連絡協議会
会長 新井明子
坂戸地区婦人防火クラブは、平成18年11月23日、24日に
大宮ソニックシティーで開催された「消防・救急・防災フェ
ア」に埼玉県婦人防火クラブ連絡協議会を代表し、参加させ
ていただきました。
今回のフェアでは、燃えにくい繊維で作られた防炎製品の
展示、紹介を行いました。これからも積極的に行事に参加
し、少しでも防火思想の向上に役立てばと思っております。
岐阜県 郡上市消防本部
秋季全国火災予防運動の実施に伴い11月9日(木)、火災予防街頭広報を買い物客で賑わうホーム
センター駐車場にて行いました。
今回実施された火災予防運動には市内の白鳥保育園・白鳥幼稚園の園児による鼓隊演奏による火災
予防の呼び掛けや女性防火クラブ員による住宅用火災警報器設置推進PR、着ぐるみによる風船配布
などを行いました。
この日は絶好の天候に恵まれ、買い物客や園児の父母などの多くの方々がかわいい鼓隊の演奏をカ
メラやビデオに収め、演奏が終わるごとに大きな拍手を送りました。
演奏をしている子供達をはじめ、地域住民や買い物客等の多くの方に火災予防及び住宅用火災警報器
の設置に大きな関心を持って頂くことができました。
三重県 伊賀南部幼年少年女性防火委員会
消防フェスティバルは、平成18年度秋季火災予防運動行事のひとつとして住民の火災予防に対す
る意識の向上を図り、全住民が一丸となり火災発生の防止と人命損傷事故の撲滅を図ることを目的と
しています。今年は11月4日(土)5日(日)の2日間で、初日は、煙体験コーナー、住宅防火・防
災コーナー、子供向けぬりえ、防火ポスターの展示、非常食試食等のコーナーを設け、2日目は、初
日の各コーナーに加え、消防車両展示コーナー、救助コーナー、幼年消防クラブ員による合唱や餅つ
き大会、少年消防クラブ員による啓発物品の配付、女性防火クラブ員は、各担当コーナーでの火災予
防啓発など多彩なイベントを行い、多くの住民が会場を訪れました。2日間の延べ来場者は、産業フ
ェスティバルと合同で開催したこともあり、約5万人の来場者がありました。
また、住宅用火災警報器の設置義務に関する広報に重点を置き実施しました。住宅用火災警報器を
展示し、パンフレット等を活用することで効果的に広報を実施することができました。各コーナーと
も、大人から子供まで体験を通じて楽しみながら学べる参加体験型のイベントとなりました。
この2日間の消防フェスティバルを開催することで、当委員会のクラブ員はクラブ間相互の連携を
強化し、消防に関する知識を更に深め、防火・防災意識を向上させるとともに、クラブ員を通じて防
火思想を普及させるという消防フェスティバルの目的を達成しました。
大阪府 守口市門真市消防組合消防本部
11月7日(日)「第21回守口市民まつり」が開催され、メ
イン会場で行うオープニングで管内の三郷幼稚園幼年消防ク
ラブ 年長104名と守口市門真市消防組合消防音楽隊32名が
出場し、集まった市民の前で演技や演奏を行いました。
クラブ員と消防音楽隊のジョイントでは、それぞれの演奏
がミックスされ、ハーモニーが一つとなり、聞いている人の
心をひきつけ、火災予防を訴えました。
大阪府 守口市門真市消防組合消防本部
守口市門真市消防組合消防本部は11月9日(木)秋季火災
予防運動の初日を迎え、11月9日(水)(10時30分~11時
30分まで)、京阪電鉄守口市駅前カナデェアンスクエアにお
いて防火コンサートを実施しました。
オープニングには、守口市門真市消防組合消防音楽隊(32
名)及び守口市門真市消防組合幼年消防クラブ 三郷幼稚園
年中100名が参加しました。
コンサートは園児による統一標語「消さないで あなたの
心の 注意の火。」の紹介をはじめ、佐伯予防課長のあいさ
つ、消防音楽隊と幼年消防クラブによるジョイントなど会場にこられた市民の方から、自然と手拍子
や口ずさむひとがおられる中、盛況のうちに終了しました。
また、コンサートの後には、住宅用火災警報器の説明会を実施し、住宅火災による「逃げおくれ」
を防ぐため、市民に設置を訴えました。
市民の方は火災警報器の説明を注意深く聞いていました。
愛知県 愛知県少年婦人防火委員会
少年消防クラブ員による愛知県消防学校一日入校が3日間
にわたり開催されました。天候にも恵まれ、約1,500名のク
ラブ員が様々な体験を通じて消防防災について学びました。
参加したクラブ員は「地震体験で関東大震災と同じ揺れに
なると聞いてびっくりしました。体験してみて、すごい揺れ
で怖かったです。本当にこんな地震が起こったらどんなに恐
ろしいかよく分かりました」や「人命救助のやり方を教えて
もらい、相手が大人か子供か、意識があるかないか、そして
どのように救助するかを冷静に、しかも早く判断しなければ
いけないと学びました。もし、何かあった時に救助できるように、しっかりと覚えておかないといけ
ないなと思いました」などと感想を述べていました。
実際に各種訓練(放水訓練、地震訓練、煙道訓練等)を体験するため、講義形式の場合に比べて、
より強い興味をもって、火災予防等について学ぶことができました。
また、県内各地の少年消防クラブが参加するため、クラブ及びクラブ員間の情報収集、親睦を図る
こともできました。
島根県 出雲市少年女性防火委員会
幼年少年女性防火クラブ指導者研修会がビッグハート出雲
にて開催されました。この研修会は幼年・少年・女性防火ク
ラブの活動状況を報告し、意見交換することで各クラブ員の
育成強化と資質の向上を図ると共に、各クラブ間の交流を図
り、親睦を深めることを目的とするものです。
開会あいさつに続いて、日御碕婦人消防隊の活動報告、J
Aいずも四絡女性部婦人防火クラブによる救急救命寸劇が行
われました。私たちが暮らす地域において行われている活動
や、救命寸劇などの新しい取り組みについての話を聞くこと
で、各クラブの今後の活動の参考となり活動意欲の向上につながりました。
島根大学名誉教授・出雲科学館長 曾我部國久氏による講演「火と親しくなる法」では、実際に火
を使った実験を多く取り入れることで効果的に火のしくみを理解し、その正しい対処法を学び、火に
関する多くの知識を習得することができました。
最後に、浜山保育園幼年消防クラブ員による鼓笛隊演奏、防火の誓いが行われ、閉会となりまし
た。
今回の研修会では、幼年、少年、女性防火クラブが一同に会し、防災活動に関する情報交換をしな
がら交流を深めることができました。