平成16年度北陸・中部ブロック婦⼈防⽕クラブ連絡協議会幹部地域研修会彰

「平成16年度北陸・中部ブロック婦⼈防⽕クラブ連絡協議会幹部地域研修会」が、10⽉17⽇(⼟)、18⽇(⽇)の2⽇間、富⼭県⾼岡市の⾬晴温泉「磯はなび」にて開催されました。
この研修会は、富⼭県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会と(財)⽇本防⽕協会の共催により、ブロック内の10県の婦⼈防⽕クラブ幹部、クラブ員が⼀堂に会し、団体相互の交流と活動内容等の情報交換等を⾏うことにより、地域間組織の⼀層の充実・強化、連携等を図ることを目的に開催されるもので、当ブロックにおいては、2回目の開催となりました。

午後2時に開会し、まず主催者である富⼭県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会松岡会⻑と、(財)⽇本防⽕協会⼩林常務理事が開会のあいさつを⾏い、続いて来賓よりお⾔葉を賜りました。
次に総務省消防庁の植⽥震災対策専門官より、「地域を⽀える婦⼈防⽕クラブ」と題して講演をいただきました。⼤規模地震発⽣時の注意点や本年の豪⾬災害についての説明があり、参加者は防災に関する知識を学びました。
続いて、⽯川県⼥性防⽕クラブ連絡協議会と静岡県⼥性防⽕クラブ連絡協議会から活動報告をしていただきました。参加者にとっては、普段は聞けない他県クラブの活動内容を知る貴重な機会となりました。

その後、「災害時における婦⼈防⽕クラブの役割」を議題として3グループに分かれ分散会討議を⾏い、植⽥震災災対策専門官、藤井富⼭県消防防災課⻑、松本富⼭県消防⻑会⻑に助⾔をいただきながら、活発な意⾒交換がなされました。
2⽇目には全体会で、婦⼈防⽕クラブがなすべきこと、⼼構え等について各グループで出た意⾒を、代表者が報告しました。続いて、加賀藩⼆代藩主前⽥利⻑公の菩提寺の国宝「⾼岡⼭瑞龍寺」を⾒学し、⾼岡市消防本部の協⼒で、地下式放⽔銃など、消⽕設備等の説明を受け、研修会を終了しました。

本年は、新潟・福井での豪⾬災害や研修会開催直後の10⽉23⽇に発⽣した新潟県中越地震など、ブロック県内で⼤きな被害が出ましたが、この研修会の開催により、ブロック間の連携・⽀援の輪がより⼀層強まることとなりました。