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2004年10月

7.地方からの便り

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由宇保育園幼年消防クラブ発⾜

⼭⼝県 岩国地区消防組合消防本部

岩国地区消防組合では、幼年期からの防⽕意識の⾼揚を目的として組合構成市町村へ各⼀団体設⽴を推進中で、本年9⽉2⽇に管内9番目の由宇保育園幼年消防クラブの発会式が⾏われました。

同保育園は情操教育の⼀環として14年前から太⿎演奏を取り⼊れ、今では保育園の運動会、町内外の⽼⼈福祉施設訪問、町の祭りや敬⽼会等において演奏を披露し、その演技⼒は多くの⽅々から⾼い評価を得ており、今後ますますの活躍が期待されます。

発会式でもアトラクションで岩国消防から贈呈された法被を⾝につけての太⿎演奏は評判どおりの熱演で会場を圧倒、集まった保護者はいつも以上の出来栄えに⼤変満⾜な様⼦でした。


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親⼦で防⽕のつどい

福井県 鯖江・丹⽣消防組合消防本部

「⼾締り⽤⼼ ⽕の⽤⼼」と園児たちの元気な掛け声と共に、鳴⼦、⼿作りのまといをかざし、幼年防⽕クラブ員、保育⼠が防⽕に対する思いを⼀つにしました。

去る9⽉10⽇(⾦)鯖江市総合体育館において、当協会の共催、地元の鯖江王⼭ライオンズクラブの協賛で「親⼦で防⽕のつどい」が盛⼤に開催されました。

鯖江市内の幼稚園・保育園児約1,460⼈が集まり、「⽕の⽤⼼の歌」をYOSAKOI風にアレンジした曲にあわせ遊戯を楽しみました。

そして、消防⾳楽隊によるドリル演奏・消防職員による防⽕寸劇などが⾏われ、園児たちは楽しい時間を過ごし、最後に園児全員で「ぼくたち、わたしたち、⽕あそびをしません」と⼤きな声で防⽕を誓いました。

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幼年少年婦⼈防⽕クラブ指導者研修会

島根県 出雲市外4町広域消防組合消防本部

8⽉3⽇出雲科学館において「幼年少年婦⼈防⽕クラブ指導者研修会」を開催、クラブ指導者とクラブ員約200名が参加し、代表クラブによる活動発表や毎⽇使う⽕に関する講演が聞かれました。

講演会は迫⼒満点の内容で、液化窒素や⽔素を使った実験、また⾝近なところではローソクの炎を使った消⽕⽅法など、光と⾳の両⾯から⽕の⼤切さやその扱い⽅をしっかり学ぶことができました。

また、最後にはハマナス保育園幼年消防クラブ員による和太⿎の演奏が⾏われ、クラブ員たちが元気いっぱいに太⿎を打つ姿に参加者全員、笑顔がこぼれていました。

今回は、幼年、少年、婦⼈防⽕クラブ員が⼀堂に会し交流を深め、⼤変有意義な研修会とすることができました。この研修会を機に、さらに積極的に防⽕に関する活動に取り組みたいとみなさん決意を新たにしていました。

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中学⽣が消防本部で職業体験︕

⼤阪府 泉佐野市消防本部

泉佐野市消防本部では、市内の中学校からの依頼を受け、9⽉17⽇(⾦)に職業体験を実施しました。

この⽇、職業体験に訪れたのは、市⽴佐野中学校の⽣徒7⼈で「⼀⽇消防⼠」として消防署の仕事や訓練を体験しました。

体験は、8時45分に交代勤務者の引き継ぎ交代とともに始まり、午前中は、各消防⾞両の説明、現場服装を着装してのホース延⻑や放⽔訓練、そして⼼肺蘇⽣法を交えた救急体験等を実施しました。

午後は、「同じ釜の飯」から⽣まれるチームワークの⼤切さを学んでもらうため、職員と⼀緒に⾷事に⾏ったのち、消防本部初の⼥性消防⼠である桝⾕消防⼠との座談会の時間を設け、新⽶消防⼠の体験などを説明すると⽣徒たちから⾊々な質問がでるほどの好評のうちに体験学習を終了しました。

⽊ノ元消防⻑は、「この体験を通じ、命を守ることの⼤切さを理解し、何事にも挑戦する姿勢で未来に⽻ばたいて欲しい。そして、いつしか、我が消防本部の消防⼠になってくれる事を⼼から願っている。」と語っていました。

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訪問介護ヘルパーに救急講習を実施︕︕

⼤阪府 泉佐野市消防本部

救急医療週間中(9⽉5⽇から9⽉11⽇まで)の⾏事の⼀環として、9⽉14⽇(⽕)、泉佐野市消防本部では、管内の訪問介護事業所のヘルパーを対象に⾼齢者に対応する救急講習を実施しました。

泉佐野市内及び⽥尻町内にある訪問介護を⾏っている28事業所のうち19施設53⼈のヘルパーが参加しました。⾼齢化社会の到来と共に⾼齢者の救急搬送が増加傾向にあり、昨年の泉佐野市(⽥尻町含む)における救急搬送数5,696⼈のうち、65歳以上の⾼齢者が1,930⼈と全体の約34%を占めています。その中にはヘルパーが訪問先から救急⾞を要請するケースもあり、救急隊が到着するまでの間に応急⼿当をしなければならない場合もありました。特に⾷事中に⾷べ物をのどに詰めた場合の異物除去や意識がなく、息をしていない場合の⼼肺蘇⽣法等の実技を交えた講習に真剣に取り組み、その後⾏われた応急処置に関する質疑応答にも携帯電話での119番通報の仕⽅等救急要請する場⾯を想定した質問が⾏われていた。

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三国町少年消防クラブ「夏期錬成⼤会」開催

福井県 三国町消防本部

三国町少年消防クラブの夏期錬成⼤会が8⽉26⽇(⽊)、三国町浜地の芝政ワールドで開催されました。

町内の5⼩学校から5年⽣約200名が参加し、クラブ員たちは初期消⽕や救急法を学びました。この⼤会は、防⽕や万が⼀の際に役⽴つ知識や技術を⾝に付けてもらおうと毎年開催されています。

⼤会では、三国町少年消防クラブの細江悦雄会⻑のあいさつの後、クラブ員が4班に分かれて救助、初期消⽕、応急⼿当、地震体験の防⽕教室に臨みました。

救助では消防署員から避難や救助のためのロープの結び⽅を習い、初期消⽕では消⽕器の使い⽅をマスターしました。初期消⽕訓練では、放⽔銃「フォッグテック」などを操作、クラブ員たちは署員から「腰をしっかり据えて」などとアドバイスを受け、⽔圧に押されながらも目標に向かって放⽔していました。

また、応急⼿当のなど救急に関する知識について説明を受け、地震の体験では県消防学校の「起震⾞」に乗り込んで震度7の揺れを体験しました。

最後に⽔の⼤切さと⼈命の尊さを知ってもらおうと、⽔泳訓練が実施され、⽔難事故防⽌を学んだり、クラブ員同⼠の親睦が図られました。

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⿅島町⾃主防災研修会の開催

福島県 相⾺地⽅広域消防本部

今年4⽉にオープンした⽣涯学習センターさくらホールにおいて、⿅島町の防災活動のさらなる充実のため、⾃主防災会のリーダー及びその関係者を対象に岩⼿県⼤船渡市から⻄⼭謙⼀⽒を講師に招き、講習会が開催されました。9⽉1⽇の防災の⽇を前に、今後増加していく秋⼝の⽕災を防⽌しようと毎年開催しています。

⻄⼭⽒は「115世帯が総参加 防災訓練が⼼のきずな」と題した講演において、地域の⾃主防災組織で、弱者マップの作成やヘルメットなどの防災資器財を配備したこと、全世帯参加の防災訓練を⾏った事などを紹介し、⾃分たちの地域は⾃分たちで守ることが⼤切と強調していました。

出席者は災害に備える意識を新たにし、⾃主防災の理解を深めました。

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声、⾼らかに防⽕宣⾔︕

宮城県 ⿊川地域⾏政事務組合消防本部

⿊川郡婦⼈防⽕クラブ研修会が9⽉18⽇、⼤和町まほろばホールで開催され、郡内4町村の会員約700⼈が、⽩い割ぽう着姿で参加しました。

今年で26回目を迎える研修会、第1部は優良婦⼈防⽕クラブ、無⽕災地区(30年間・10年間)の表彰、参加者全員による婦⼈防⽕クラブ⾳頭の合唱、⾃分の家から隣から⽕事を出さないよう「⽕災のないまちづくり」の輪を広げますと防⽕宣⾔を唱和しました。

第2部は、仙台市若林区北部連合町内防災部⻑で「奥さま防災博⼠」の⾼橋みさをさんが、「となり近所 少⼈数の助け合い」と題して講演を⾏いました。⽀援活動をとおして体験したこと、感じたこと、地元での活動状況を、ユーモアたっぷりに披露してくれました。参加したクラブ員は、ぜひ⾃分たちの地区の研修会でも講演して欲しいと語っていました。

最後は恒例の、婦⼈防⽕クラブ⾳頭や消防⾳頭の防⽕踊りで研修会を盛り上げました。

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