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2004年3月

4.地方からの便り

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⼿作り拍⼦⽊で⽕の⽤⼼
福井県 丸岡町消防本部

丸岡町消防本部では、平成16年2⽉13⽇に⼿作り拍⼦⽊の寄贈式を⾏った。

これは、町内に住む男性が⼿作りで拍⼦⽊を作製し、これで町内の⼈々に防⽕を呼び掛けてもらおうと、幼年消防クラブ員達に贈られたものです。

⽊の材質に硬度差をつける為、梅と桜の⽊をセットにすることでより響くよう⼯夫されており、また、チビッ⼦が持ちやすいよう⼀辺が4㎝と3.5㎝の四角柱に仕上げられています。

贈られた⼦供達は拍⼦⽊を持ち、「丸岡町からは⽕事がなくなりますように」と元気良く、拍⼦⽊を打ち鳴らしました。

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かわいい園児がお年寄りを訪問
⼤阪府 熊取町消防本部

平成16年春の全国⽕災予防運動の⾏事の⼀環として、学校法⼈池浦学園熊取みどり幼稚 園(池浦光男理事⻑)幼年消防クラブ員344名の内63名が、3⽉2⽇(⽕)に特別養護⽼⼈ホーム「永楽荘」(永⼭正⼰理事⻑・⼊所者50名)を防⽕訪問しました。

⽕の⽤⼼の揃いの法被に⾝を包んだ園児たちは、⽇頃懸命に練習をしている「歌」や「オペレッタ」などを元気⼀杯に披露し、最後に「ぼくたち、わたしたちは⽕あそびはしません。おじいちゃん、おばあちゃんも⽕事に気をつけ、いつまでも元気でいてください。」と永楽荘に⼊所しているお年寄りたちを前に防⽕の誓いを⾏いました。

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健康まつりで防⽕啓発

和歌⼭県 有⽥消防組合消防本部

有⽥消防組合消防本部では、2⽉22⽇「⾦屋町健康まつり」において、東南海・南海地震に備えるため、防災体験コーナーを開催しました。

当⽇は悪天候にもかかわらず、煙体験・地震体験・消⽕体験と、また、ちびポン(ミニ消防⾞)の写真撮影に、地域住⺠が参加体験してくれました。

特に煙体験では、⼦供達に⼈気が集まったようで、視界の悪い状態を繰り返し体験をしていた⼦供達が、たくましく思えました。

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安全運⾏の向上のために︕
⼤阪府 泉佐野市消防本部

泉佐野市消防本部では、3⽉1⽇(⽉)から3⽉7⽇(⽇)まで実施される春の全国⽕災運動の推進項目のなかに⾞両防⽕が含まれていることから昔から地域に密着し、多くの皆様に親しみのある路線バスや循環バスなどの⾞両防⽕査察を開始しました。

この⽇は、南海ウィングバス南部株式会社において⼤型バスやマイクロバス約61台を対象に、⾞内に設けられた消⽕器の設置状況や非常扉の開閉状況などについて検査を⾏いました。

当⽇、検査に⽴ち会った関係者は「事故は、ちょっとした何げない⾏動から起こるものですが、⼀⼈ひとりの⽇頃からの防⽕意識で未然に防げるものです」と真剣な表情で⽴ち会い、査察を⾏った検査員も「昨年は管内において5件の⾞両⽕災がありましたが、いずれも普段からの整備ミスなどが原因によるものです。皆さんの協⼒でこのような⽕災を撲滅させましょう」と訴えました。

消防本部では、これから引き続き12⽇(⾦)にかけて市内23事業所284台の⾞両に対し防⽕査察を⾏い、関係者及び利⽤者がより安全な⾞両運⾏ができるように⽕災予防を呼びかけています。

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応急⼿当普及⾞(天然ガス⾃動⾞)を導⼊︕
千葉県 松⼾市消防局

松⼾市消防局では、平成16年2⽉5⽇に第1号の燃料に圧縮天然ガスを使⽤した環境を考えた地球に優しい応急⼿当普及⾞を導⼊しました。

市⺠に応急⼿当の重要性を普及し、救命率の向上をめざす目的を分かりやすく表現するために「救命の連鎖」と⾚と⻘の波線で⼈の動脈と静脈をモチーフにして⾞体をデザインしています。

地球に優しい⾞は⼈に優しく、⼼肺蘇⽣法や⽌⾎法を多くの⼈に覚えてもらうため、町会や事業所などへ出向いていきます。

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⼤雪像ドラえもん
⻘森県 下北地域広域⾏政事務組合消防本部

⼤畑消防署庁舎前に⽕の⽤⼼を呼びかける⾼さ5m、幅6mの⼤雪像「ドラえもん」が完成し、⼦供たちの⼈気を集めました。

昨年は8年ぶりに「湯婆婆」(13作目)を製作し、今年の⼈気アニメ「ドラえもん」で14作目となりました。

幼年消防クラブ員や防⽕モデル地区の⼦供会の児童らが訪れ、写真を撮ったり、歓声を上げ雪像脇に作ったすべり台を楽しみ、最後に園児、児童から署員に「⽕あそびは絶対にしません」を誓いを⽴てました。

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⼤阪府防⽕クラブ⼤会
⼤阪府 危機管理室

⼤阪府内の婦⼈防⽕クラブ等⺠間防⽕組織の交流や拡充強化を図ろうと毎年開いている「⼤阪府防⽕クラブ⼤会」を平成16年2⽉6⽇(⾦)に開催しました。

第1部の式典では、約1万6千6百点の応募作品の中から選ばれた、今年度の⼤阪府児童・⽣徒防⽕図画⼊賞者12名の表彰、続いて婦⼈防⽕クラブ活動に著しい功績があり、他の模範となったクラブ2団体、クラブ員14名に対し表彰を⾏いました。

最後に、幼年・婦⼈防⽕クラブの代表者3⼈が、「クラブ活動を通じて“防⽕の輪”を⼀層拡げ、⽕災のない明るい⼤阪のまちをつくります」と、⼒強く防⽕の誓いを述べました。

第2部では、元⼤阪市北消防署⻑の森⽥武⽒による講演、次に吹⽥市家庭防⽕クラブ連絡協議会による防⽕演技を⾏い、参加者は、地域での防⽕活動を通じて、「安全で住みよい街づくり」への決意を新たにし、クラブ⼤会は幕を閉じました。

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盛⼤に集いを開催する
福島県 相⾺地⽅広域消防本部

平成15年12⽉、原町市婦⼈消防隊員、私⽴⻘葉幼稚園幼年消防クラブ員及び、原町市⽴原町第三⼩学校少年消防クラブ員の協⼒を得て約400名が参加し、第3回原町市婦⼈消防隊の集いが盛⼤に開催され、防⽕に対する予防消防の意識の⾼揚を図りました。

この集いは、婦⼈消防隊の⽇ごろの活動に対し、市⺠の理解を得ることと、婦⼈消防隊への全⼾加⼊を目的とし、「我が家からは絶対に⽕事を出さない」を合⾔葉に、平成11年に第1回を開催後、2年に1回の開催により今年で3回を数えています。

この集いの中で、平成14年に当協会より助成を受け購⼊した液晶プロジェクターを使⽤し、婦⼈消防隊の活動等について紹介しました。

また、この液晶プロジェクターを使⽤した防⽕ビデオの上映を原町管内にある7箇所の保育所と8箇所の幼稚園で実施いたしました。

なお、市内の各保育所及び幼稚園では、⽕災発⽣時に安全に避難出来るよう春、秋の2回避難訓練を実施し訓練終了後、当協会より助成を受け購⼊した液晶プロジェクターを使⽤し、⽕災の怖さを理解させ防⽕意識の⾼揚を図るため、防⽕ビデオの上映会を実施しています。

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鎌ヶ⾕市危険物安全協会による幼少年婦⼈防⽕クラブへの助成
千葉県 鎌ヶ⾕市消防本部

鎌ヶ⾕市は、千葉県の北⻄部に位置し周囲30.75km総⾯積21.11k㎡で都⼼から25㎞圏内にあります。

鎌ヶ⾕市危険物安全協会は、鎌ヶ⾕市内に在する危険物施設等を有する事業所の所有者や管理者、占有者により融和、親睦と危険物の取扱い管理の向上を図り、危険物に起因する災害防⽌に努め、事業の健全なる振興発展と社会公共の福祉増進に寄与することを目的として、昭和47年9⽉1⽇に発⾜致しました。現在68事業所を会員としてに活動を⾏っております。

主な活動内容のひとつとして、他の防⽕団体への⽀援を⾏っており、幼年消防クラブ・少年消防クラブ・婦⼈防⽕クラブにより構成されている防⽕委員会を積極的に⽀援し、防⽕の推進を図っています。

鎌ヶ⾕市危険物安全協会は、昨年発⾜30周年という⼤きな節目を迎え、これからは今まで以上にこれまでの実績と蓄積された経験を⽣かし、会員相互の情報交換等を通じて危険物保安に関する知識、技術の修得、向上及び危険物法令の遵守を図るなど危険物災害の防⽌に努めると共に地域社会の安全確保のために事業を⼀層積極的に推進してまいります。

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