平成15年度全国婦⼈防⽕連合会総会が2⽉19⽇(⽊)午前9時30分より、⽇本消防会館5階⼤会議室において、開催されました。
全国婦⼈防⽕連合会は、全国の婦⼈防⽕クラブの組織の拡充・強化、同クラブ相互の連携・協調を強めること及び全国的な防⽕活動を展開することにより、より安全な地域社会の実現に資することを目的としています。


最初に、徳⽥正明⽇本防⽕協会会⻑が、「地震等の⼤災害時には、婦⼈防⽕クラブはこんな仕事をするんだということを⾏動で⽰すようお願いしたい」とあいさつ、続いて、林省吾消防庁⻑官が「住宅⽕災、企業⽕災、地震を中⼼とした⾃然災害、国⺠保護法制などには、⾏政の対応を越えた消防団、⾃主防災組織、今⽇お集まりの皆さん⽅婦⼈(⼥性)防⽕クラブのご協⼒なくしては効果的な住⺠保護の策は打ち出せません。皆様⽅への期待は、ますます⼤きくなってきています」と来賓あいさつをして、会議となりました。


会議では、平成15年度事業経過報告、「住宅防⽕対策」「応急⼿当普及啓発推進事業」「メールマガジン作成事業」「ネットニュースの提供事業」等を内容とする平成16年度事業計画が⽰され、承認されました。
後半には、⽊原正則総務省消防庁防⽕安全室⻑により「新たな住宅防⽕対策の推進における婦⼈防⽕クラブの役割について」、務台俊介総務省消防庁防災課⻑により「⺠間防⽕組織への期待」の講演が⾏われ、出席者の都道府県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会会⻑等50名は熱⼼に⽿をかたむけていました。
また、前⽇2⽉18⽇(⽔)13時30分には第4回応急⼿当普及啓発推進会議が⾏われました。
応急⼿当普及啓発推進会議は今年で4回目を数え、これまでに全国で70地域がモデル地域として指定を受け、講習会が⾏われました。
なお、本年も20地域で講習が⾏われ、今後も継続していく予定となっています。
最後に、岡部孝夫東京消防庁救急部救急指導課⻑補佐兼救急普及係⻑により「東京の救急」の講演が⾏われ、閉会となりました。

