平成15年度婦⼈防⽕クラブ員救急講習会モデル地域20ヶ所におけるアンケート調査結果
1.あなたの年齢は
回答数 | ||
未記⼊ | 3 | 0% |
ア20歳未満 | 8 | 0% |
イ20歳以上30歳未満 | 57 | 3% |
ウ30歳以上40歳未満 | 194 | 10% |
エ40歳以上50歳未満 | 444 | 23% |
オ50歳以上60歳未満 | 628 | 33% |
カ60歳以上 | 580 | 30% |
合計 | 1,914 | 100% |
2.過去に講習会の参加
未記⼊ | 4 | 0% |
ア参加したことがある | 1,017 | 53% |
イ参加したことがない | 893 | 47% |
合計 | 1,914 | 100% |
3.家族に⾼齢者は
未記⼊ | 7 | 1% |
アいる | 1,026 | 99% |
イいない | 7 | 1% |
合計 | 1,040 | 100% |
4.参加して良かったか
未記⼊ | 6 | 0% |
ア良かった | 1,884 | 98% |
イ良くなかった | 24 | 1% |
合計 | 1,914 | 100% |
5.⼼肺蘇⽣法に⾃信が持てるか
未記⼊ | 2 | 0% |
ア⾃信がある | 64 | 3% |
イある程度の⾃信が持てた | 967 | 51% |
ウ若⼲不安がある | 708 | 37% |
エ不安である | 173 | 9% |
合計 | 1,914 | 100% |
6.⽌⾎法に⾃信が持てるか
未記⼊ | 13 | 1% |
ア⾃信がある | 90 | 5% |
イある程度の⾃信が持てた | 913 | 48% |
ウ若⼲不安がある | 690 | 36% |
エ不安である | 208 | 11% |
合計 | 1,914 | 100% |
7.①⼼肺蘇⽣法の実践をしようと思うか
未記⼊ | 10 | 1% |
ア思う | 1,262 | 93% |
イ思わない | 91 | 7% |
合計 | 1,363 | 100% |
8.マスターできるまで何回でも参加したいか
未記⼊ | 39 | 2% |
ア参加したい | 1,767 | 92% |
イ参加したくない | 108 | 6% |
合計 | 1,914 | 100% |
9.上級講習会の参加
未記⼊ | 56 | 3% |
ア参加したい | 1,582 | 83% |
イ参加したくない | 276 | 14% |
合計 | 1,914 | 100% |
10.救急振興財団を知っているか
未記⼊ | 34 | 2% |
ア知っている | 407 | 21% |
イ知らない | 1,473 | 77% |
合計 | 1,914 | 100% |
婦⼈防⽕クラブ員救急講習会を終えて

養⽗郡は、兵庫県の北部に位置した⼭村地域で、⾯積は422.78平⽅キロメートル、⼈⼝約30,200⼈で近年過疎と⾼齢化が進み、平成16年4⽉1⽇に現在の養⽗郡4町が合併して養⽗市となります。
このような地域で2町に4婦⼈防⽕クラブがあります。建屋婦⼈防⽕クラブは、隔⽉の15⽇の夜間に消防本部の防⽕広報⾞を使⽤し、クラブ員が⾞載マイクを活⽤して地域住⺠に⽕災予防を呼びかけるなど活発な活動をしています。また他のクラブもそれぞれに⼯夫をこらした活動をしています。
今回の救急講習会は、この建屋婦⼈防⽕クラブが平成15年度「婦⼈防⽕クラブ員救急講習会」モデル地域の指定を6⽉上旬に受けたことを受け、養⽗町の3婦⼈防⽕クラブが合同で救急講習会を開催することとして3会⻑が集まり、開催時期を農繁期が終わる11⽉16⽇の⽇曜⽇1⽇とした為、養⽗郡消防本部も救急係をはじめ全職員で全⾯的に協⼒をすることとし、また会場は養⽗町町⺠センターと決定しました。
計画段階で1⽇としたのは、11⽉といえども各地区において⾏事も多く、早い段階で⽇程を決定することにより地区⾏事、学校⾏事等との重複を避け、受講者の確保が容易となるようにと考えました。
また、1グループ33名とし、3グループで100名を募集したところ131名の希望があり、検討の結果4グループとして実施することとしました。
当⽇は、兵庫県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会の前澤朝江会⻑、養⽗町⻑梅⾕馨⽒を招き、8時30分受付を開始、⼭崎たみ⼦建屋婦⼈防⽕クラブ会⻑をはじめ各防⽕クラブ役員、クラブ員130名が⼀同に集まり、9時より開会式、養⽗町⻑、前澤会⻑にご挨拶をいただき、その後9時30分からクラブ員119名が4会場に分かれ3時間の普通救命講習を実施しました。


各会場とも、20代から60代までの防⽕クラブ員で熱気にみちた講習が進み、気道確保が困難な⼈には周りの⼈も応援をして和気藹々とした中にも活気に溢れ、前澤会⻑も各会場を視察され、また熱⼼にご指導も賜りました。 今回の講習会では、養⽗郡消防本部は伊藤秀雄消防⻑以下14名の職員が参加し、指導にあたりました。
講習会を終え、クラブ員の声として「⾝近に⾼齢者が多く今回の講習は良い機会だった。」また、「今後、更に⼼肺蘇⽣法を上達したいので再講習や上級の講習会を開催して欲しい。」などの要望がありました。
当委員会では、今回寄贈いただきました⼼肺蘇⽣⼈体モデル等の各種器材を活⽤して、今後毎年各クラブごとに婦⼈防⽕クラブ員を対象とした普通救命講習と再講習を開催する予定です。