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2011年8月

7.【幼少年活動】新発田地域で消防ふれあい広場を開催ほか〔泉佐野〕

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幼年消防ふれあい広場を開催

新潟県 新発田地域広域事務組合消防本部

 平成23年6月10日新発田市カルチャーセンターにて、「幼年消防ふれあい広場」を開催しました。このイベントは、火遊びによる火災の防止のため正しい火の取扱いを教え、社会教育の一端として消防の仕事に対する理解を深めてもらうことを目的に平成7年から開催し、今年で17回目となります。
 本年も好天に恵まれ、当消防本部管内29の幼稚園、保育園から園児863名、引率者121名、その他園児の父兄も大勢集まり、職員37名が各コーナーに分かれ対応しました。
 屋外の車両展示コーナーではタンク車、はしご車、救急車を展示し、子供達が消防車両に触れる機会を設けました。屋外では他にも放水体験コーナー、起震車による地震体験コーナー、濃煙体験コーナーを設け、屋内では腹話術コーナー、バケツリレーコーナー、住宅用火災警報器普及コーナー、記念写真コーナーを設けました。
 職員手作りのミニ消防車(消ちゃん号)放水体験コーナーでは、子供達が消防隊員になりきり、防火衣をまとった園児がホースを握り、標的目がけての放水を体験しました。水が出る度に歓声が上がっていました。

放水体験コーナー
放水体験コーナー
起震車による地震体験コーナー
起震車による地震体験コーナー

 バケツリレーコーナーでは、園児が協力し火点まで玉を運び、たき火を消火する訓練を体験しました。
記念写真コーナーでは、お揃いの法被を着た園児が園ごとに写真撮影をしました。
 腹話術コーナーでは、腹話術協会の講師2名を招き子供達に火災の恐ろしさについて腹話術で表現して頂きました。
 住宅用火災警報器コーナーでは6月1日に義務化された火災警報器についての反響が多く集まり、義務化後の設置状況について、アンケート調査と記念品の配布を実施しました。

腹話術コーナー
腹話術コーナー
法被を着て記念撮影
法被を着て記念撮影

 今回のイベントを通じて、消防に対しより身近に感じてもらうことで、火災予防と防火思想の向上が図れ、健全な幼年育成に寄与できたと思います。

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夏休みを前に救急・救助を猛勉強!(第37期 泉佐野市少年消防クラブ第2回例会)

大阪府 泉佐野市消防本部

 泉佐野市消防本部(消防長 根来 芳一)では、第37期泉佐野市少年消防クラブ(幹事長 髙野 さつき、クラブ員 33名)の第2回例会を7月23日(土)実施しました。
 初めに、小西 良昭予防課長から、泉佐野市や全国における火災の発生件数や、その原因などの概況から「火遊び」による火災が上位にランクされていることや、火災発見時の三原則である「知らせる」「消す」「逃げる」など、火災についての講話を聴きました。
 この後、救急隊から三角巾を使用した止血法や心肺蘇生法の講習を受け、応急手当の知識と技術を身につけた後、救助隊から火災や救助の現場で人命救助等に使用するロープの結び方を教わり、いろいろな結び方が、どのように使われているのか、救助隊の訓練を見学して学習しました。

「火災について」講話
「火災について」講話
応急手当を学ぶクラブ員
応急手当を学ぶクラブ員

 今回の例会で、クラブ員は火災の恐ろしさと、いのちの大切さを深く理解し、正しい火の取り扱いを約束するとともに、海や山へ出かける機会が多くなる夏休みを前に、いざという時、大切な人を助けられるよう、応急手当やロープの結び方の練習に熱心に取り組みました。

「人命救助等に使用するロープの結び方」訓練
「人命救助等に使用するロープの結び方」訓練
「人命救助等に使用するロープの結び方」訓練
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