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2010年9月

6.【幼少年活動】愛知県消防学校一日入校ほか〔小山、雲南、富山、網走、射水〕

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愛知県少年婦人防火委員会

 7月28日(水)から30日(金)の3日間、愛知県内の小学5・6年生、中学生の少年消防クラブ員1,417名が参加して、「県消防学校一日入校」を実施しました。
 この一日入校は、昭和45年に第1回を開催し、今年でちょうど40年目を迎えました。
 実際に、重い防火衣を着て水の勢いに負けそうになりながらの放水体験や、大きな声での号令に緊張しながらの規律訓練、様々な装置に驚いた消防車試乗など、参加した子供達は、消防士の存在、仕事をより身近に感じたようです。


防火衣を着て放水体験

消防車試乗体験

 また、ゲーム感覚を取り入れた、着衣着火時の対処方法を学ぶコロコロ大作戦や、住宅用火災警報器が就寝時に鳴動した際の避難方法を学ぶ脱出大作戦など楽しみながら防火・防災の知識を学びました。
 同じ体験を共有しあうことで、他のクラブ員とも交流が深まり、とても充実した夏休みの1日になったようです。


ロープ結索訓練

指導した消防職員に敬礼!
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栃木県 小山市幼年消防クラブ連合会


フェスティバルに参加した
幼年消防クラブ員たち
 平成22年6月30日、小山市幼年消防クラブ連合会のフェスティバルが、栃木県立県南体育館メインアリーナで開催されました。
 このイベントは、今年度からの新しい試みで、普段は個別に活動しているクラブが一同に会して、お互いに「遊び」を通じながら交流をはかり、いつも以上の防火意識の向上につとめました。
 また、各クラブからの強い要望により、クラブ同士だけでなく、消防職員との交流を併せて図り、「消防」をより身近に感じてもらうイベントでもありました。
 綱引き、防災ダック、防火玉入れ、缶つみ競争、防火衣体験の5つのブースを設定し、中でも人気だったのは、消防職員との力比べで綱引き対決を実施し、未来の「消防士」たちは力いっぱいがんばりました。
 今年度初めてのイベントでしたが、参加した子どもたちや、先生方からも、大変楽しかった、ぜひまた来年も実施してほしいと好評でした。


防火玉入れ

クラブ員と消防職員が綱引き対決
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島根県 雲南防火委員会

 雲南防火委員会(会長 佐藤 均 雲南消防本部消防長)では、少年期における防火・防災教育の一環として、火の大切さや火の怖さを知り、クラブ員と消防職員のふれ合いにより消防への理解と関心を深め、集団行動を通して力を合わせることの素晴らしさや大切さ、人に迷惑をかけないといった社会性、協調性を養うことを目的とした「少年消防クラブ員研修会」を実施しました。


少年消防クラブ員が127名参加

消火栓を使用して放水体験

 研修会は、雲南消防本部で7月29日に開催し、27クラブから127名のクラブ員が参加しました。
 この研修で、昼食用のカレーライス作り、消火栓を使用しての放水体験や水消火器を使用した消火訓練、起震車による地震体験、煙体験、庁舎・車両見学などを行いました。また、出雲空港消防隊、島根県防災航空隊の見学に行き、活動用資器材の説明を受け、大型消防車両からの放水や防災ヘリコプター「はくちょう」、航空隊員の訓練などを見学し、貴重な体験をしました。
 参加したクラブ員は、他の小学校のクラブ員や消防職員と楽しく過ごし、消防への関心を深めると共に、「あいさつの大切さ」、「命の大切さ」、「友達のすばらしさ」、「チームワークの大切さ」、「助け合うこと」などを学び、16時過ぎには修了証と参加記念品を手に消防本部を後にしました。


起震車による地震体験

庁舎内にある車両を見学
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富山市幼少年女性防火委員会

 7月26日(月)夏休みに入り真っ黒に日焼けした、BFCクラブ員が「少年消防クラブ防火のつどい」に参加するために、富山消防署へ集まりました。

救急実技体験
 この「防火のつどい」は、楽しく火災予防について学ぶとともに、他のクラブ員と交流してもらう事を目的に行っているものです。クラブ員たちは様々な体験ができると毎日楽しみにしている「防火のつどい」です。
 クラブ員たちは、富山消防署長のあいさつも上の空で、「あれは何かな?」と会場を見渡し、興味津々です。
 つどいでは、煙中体験、救急実技体験、放水体験や、地震体験車試乗、梯子車試乗など様々な体験・見学の時間を設けています。煙中体験では、「本当の火事では、有毒なガスで体が動けなくなったり、熱でのどが火傷したりします。」と聞いて、クラブ員たちは驚いていました。また、救急実技体験では、「いざという時、がんばるぞ」と、頼もしい声も聞かれました。実際にヘルメットをかぶり防火衣を着用しての放水体験は、ホースから出る水の勢いを手に感じ、的に描かれた炎を消そうと真剣な様子でした。うまく当てたときには「やったー・やったー」と声をあげ無邪気に笑う姿が見られました。
 ロープ渡過では、地上約2メートルの高さに張られたロープを、ヘルメットを着けて、署員の補助を受けながら約10メートル先のゴールを目指しました。やっとのことで着いて一安心。
それぞれの体験が終わり、全員で救助隊による救助演技を見学しました。最後に、消防音楽隊の演奏を聴きながら、他の学校のクラブ員と一緒に昼食を食べました。


放水体験

署員の補助を受けながらロープ渡過

 今回の「防火のつどい」を通して、「消防士の仕事の大変さがよくわかった」「日ごろから災害に備えておくことが大事と思った」「煙の怖さがよく解った」「音楽隊の演奏がかっこよかった」などさまざまな思いをもったようです。
 今回学んだことを、「防火のつどい」に参加していない友達や家族に伝え、防火活動に役立ててくれると思います。

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北海道 網走地区消防組合網走消防署


防火パレードに参加した幼年消防クラブ員たち
 平成22年7月25日(日)網走地区消防組合網走消防署南出張所を会場に「幼年消防クラブ防火パレード」を実施しました。
 このパレードは、幼児期において正しい火の取扱いに対するしつけと、消防の仕事を理解させることにより、火遊び等による火災の防止を図るとともに、防火思想の高揚を図ることを目的とし、「市民と子どもの消防ふれあい広場」の開催と併せて毎年開催しています。
 防火パレードは各幼稚園ごとによる鼓笛演奏と遊戯で幕を開け、来場者はこの日のために練習を積み重ねてきた園児たちの鼓笛演奏や音楽に合わせて踊る姿に、拍手や声援を送っていました。その後法被姿に着替えた園児たちが拍子木を打ちながら会場内をパレードし、来場者に火の用心を呼びかけました。


拍子木を打ちながら会場内をパレード

園児たちの鼓笛演奏
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富山県 射水市防火委員会

 「第5回射水市幼年消防クラブのつどい」を新湊地区では5月31日(月)新湊アイシン軽金属スポーツセンターで、射水地区では6月16日(水)アルビス小杉総合体育センターにおいて開催しました。
 この「幼年消防クラブのつどい」は市内32の幼年消防クラブ員810名の入隊式を兼ねて実施したもので、指導者その他関係者を含め、総勢959名が参加して、火災予防の啓発と防火のPR並びに、関係団体相互の交流と、幼年消防に対する理解を一層深めることができました。


市内32の幼年消防クラブ員810名が参加

屋外会場で消防車両と記念撮影

 各クラブ員たちは、会場に到着すると引率の先生に連れられ、放水体験や消防車両との記念撮影を行い、住宅用火災警報器の説明を聞いたあと、体育館内で整列して式典が始まるのを待ちました。
 式典は、くす玉が割れるのを合図に始まり、クラブ員全員で「火遊びは絶対にしません」など3つの防火の誓いを大きな声で宣言しました。
 また、アトラクションとして消防職員と女性消防団員による寸劇を行って、クイズ形式で、火災の怖さや対処方法についてみんなで学びました。
 最後にクラブ員の代表が消防職員と来賓者にお礼の言葉と手作りの防火のレイをプレゼントし式典を終了しました。


入隊したクラブ員にワッペンを授与

消防職員と記念撮影
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