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2010年9月

2.平成22年(1月~3月)における火災の概要 ―総務省消防庁

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総務省消防庁

 前年同期と比較すると、総出火件数が減少するとともに、建物火災、車両火災、林野火災、船舶火災、航空機火災、その他の火災においても件数は、減少しております。
 また、火災による死者数も減少しています。

①総出火件数は、12,834件、前年同期より1,332件の減少
 総出火件数は、12,834件で、前年同期より1,332件減少(-9.4%)しています。火災種別でみると、建物火災が407件減少、車両火災が94件減少、林野火災が73件減少、船舶火災が3件減少、航空機火災が1件減少、その他火災が754件減少しています。

②総死者数は、658人、前年同期より48人の減少
 火災による総死者数は、658人で、前年同期より48人減少(-6.8%)しています。負傷者は、2,239人で、前年同期より116人減少(-4.9%)しています。

③住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は、400人、前年同期より35人の減少
 住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は、400人で、前年同期より35人減少(-8.0%)しています。このうち65歳以上の高齢者は、257人で、前年同期より19人減少(-6.9%)していますが、住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数の64.3%を占めています。

④出火原因の第1位は、「放火」、第2位は、「こんろ」
 総出火件数12,834件を出火原因別にみると、「放火」1,495件(11.6%)、「こんろ」1,220件(9.5%)、「たばこ」1,183件(9.2%)、「放火の疑い」1,091件(8.5%)、「ストーブ」777件(6.1%)の順となっています。
 また、「放火」及び「放火の疑い」を合わせると2,586件(20.1%)となっています。

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