HOME  > 防火ネットニュース8月号  > 1.災害情報(西日本などで豪雨災害及び群馬・館林で竜巻被害)

2009年8月

1.災害情報(西日本などで豪雨災害及び群馬・館林で竜巻被害)

目次 次頁

1. 7月21日からの山口県を中心とした豪雨災害

 中国地方では7月21日からの記録的な豪雨の影響で、土砂崩れや土石流が相次いで発生し、山口県内で死者は16人、行方不明者は1人になった。
 豪雨は山口県で21日8時までの1時間雨量が80ミリを超える猛烈な雨を観測し、19日00時から21日19時までの雨量は山口県防府市で313.5ミリ、山口県山口市で294.5ミリなど所により300ミリを超える大雨を記録した。

2. 7月24日からの福岡県など西日本地域の豪雨災害

 九州北部などでは7月24日からの豪雨の影響で、土砂崩れなどの災害によって死者は11人、行方不明者は1人となり多数の被害が発生した。
 豪雨は福岡市で1時間に114.0ミリ、長崎県の壱岐空港で108.0ミリの記録的な激しい雨を観測した。


中国・九州北部の豪雨による被害状況は次のとおりです。

人的被害 住家被害 崖くずれ

死者

28人

全壊

33棟

1,498箇所

行方不明者

2人

半壊

45棟

 

負傷者

19人

一部破損

183棟

 

床上浸水

1,851棟

床下浸水

6885棟

(7月29日発表の総務省消防庁公表資料より)

3. 群馬県館林の竜巻被害

 7月27日午後2時10分ごろ、群馬県館林市内で竜巻が発生し、突風により21人が重軽傷を負い、住宅419棟が全半壊するなどの被害が出た。
 竜巻は風速33~69メートルの強さで、長さ約6.5キロ、幅50メートルの帯状で同市内を通過し、一瞬の突風により住宅、車両、農作物などに多くの被害が確認された。

このページの上に戻る
目次