HOME  > 防火ネットニュース12月号  > 4.住宅用火災警報器設置促進に向けて

2008年12月

4.住宅用火災警報器設置促進に向けて

目次 次頁次頁

沖縄県 那覇市女性防火クラブ

 平成20年9月28日(日)、那覇市女性防火クラブは市内各支部のクラブ員を対象に「住宅火災警報器設置促進研修会」を実施しました。
 那覇市では既存の住宅を含め、平成23年5月31日までに全ての住宅に住宅用火災警報器を設置しなければなりませんが、当防火クラブではこれまでも各地域において説明会などを開き、設置・普及を推進してきました。
 今回の研修では、地域住民へのきめ細やかな説明を行えるために基礎知識を復習したうえで、警報器の共同購入という普及促進へ向けた有効な手段について学ぶことができました。「地域では徐々に普及しているが、まだまだ頑張らなければいけない」「あらためて警報器の重要性を認識した」「地域での共同購入を検討したい」等の感想がありました。
 その他にも、防災という観点から「家庭における地震対策」ということで沖縄気象台の講師の方からもご教授いただきました。地震の恐ろしさと家庭での対策の重要性を理解することができたことは、地域の防災力向上の一助となったことと思います。
 これを機に住宅用火災警報器の設置・普及へ向け、さらに活動を進めていきたいと思います。


住警器の展示パネル

住警器設置研修会
このページの上に戻る

秋田県婦人防火クラブ連絡協議会


相馬会長の挨拶
 「平成20年度秋田県婦人防火研修会」を10月23日(木)に秋田市で開催しました。当日は、県内の婦人防火クラブ36団体から142名が出席したほか、消防本部や県及び市町村の防災担当者等の参加もあり、総勢200名を超える盛大な研修会となりました。
 開会にあたり、8月に就任した連絡協議会の相馬しげ子会長より、「クラブ員全員の防火意識を高め、当面の課題となる住宅用火災警報器の設置普及活動に重点をおき、住宅火災による死者を無くすよう、クラブ員のより一層の努力をお願いしたい」との挨拶がありました。
 研修会では、講師として財団法人日本防火協会の益本常務理事をお招きし、住宅用火災警報器の共同購入について講演をいただきましたが、今後共同購入を予定しているクラブにとっては大変参考になる内容であったことから、熱心にメモを取りながら聞き入る姿が多く見られました。


益本常務理事の講演

活発に行われた意見交換会

 また、益本常務理事も交えた意見交換会では、実際の活動での困りごと、今後の活動についてアドバイスを求める質問や既に共同購入を実施したクラブからは実績が報告されるなど、活発な情報交換が行われました。
 秋田県内では、昨年の火災による死者数は38名と、一昨年よりはわずかながら減少したものの、依然として多くの尊い人命が失われております。その死亡に至った原因については、全国の状況と同様、住宅火災による逃げ遅れが多く、住宅用火災警報器の早期設置が強く望まれるところです。
 今回の研修会を終え、婦人防火クラブ員一同は、住宅用火災警報器の設置促進活動に、ますます力を入れていこうと決意も新たにしており、今後も皆様の御支援、御協力をよろしくお願い申し上げます。

このページの上に戻る

静岡県 磐田市女性防災クラブ連絡会

 磐田市女性防災クラブ連絡会は11月2日に、アミューズ豊田にて開催された商工会のイベント、フェスティバル豊田に参加、女性防災クラブのブースを設置し、来場者に住宅用火災警報器の早期設置を呼びかけました。
 当日は、地元でとれた農産物などの販売もあり多くの市民が来場していましたが、ひときわ目を引く女性防災クラブコーナーで立ち止まり、クラブ員からの住宅用火災警報器についての説明に聞き入る方が多くいました。また、クラブ員は女性防災クラブについてもっと市民の人たちに知ってもらおうと、女性防災クラブの案内チラシを作成し、ブースを飛び出て会場内を所狭しと駆け回り女性防災クラブのPRも積極的に行い、数多く用意したチラシはあっと言う間に無くなってしまいました。


住警器早期設置をPRした婦防のブース

来場者がチラシを手に婦防から住警器の説明を聞く
このページの上に戻る
目次