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2007年4月

11.地方からの便り

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福井県 福井県婦人防火クラブ連絡協議会

 近年大規模災害が各地で発生している中、各地区の婦人防火クラブが、家庭防火だけでなく、防災 面においても地域に貢献するため、婦人防火クラブ員合同研修会が福井市防災センター 多目的ホー ルにおいて開催されました。
 家庭防火だけでなく、防災面でも地域に貢献することを目指して開催した本研修会では、平成16 年7月の福井豪雨災害でのボランティア活動および復興状況に関する学習会および意見交換を行い、 クラブ員の防災に関する認識を高めるとともに、会員の防火防災に関する認識をさらに高めるととも に、会員相互の連携を深めることができました。また、福井市防災センターの見学も行われました。
 そして、愛知県婦人消防クラブ員の参加もあり、地震発生時における活動についても考える契機と なりました。


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大分県 大分県少年婦人防火委員会

 県民が消防と触れ合う場とし、各種展示、イベント等を通して広く県民に消防のPRを図り、民間 防火体制の拡大及び防火思想の普及啓発を促進し、もって大分県消防の一層の活性化を図ることを目 的に、第5回大分県消防フェアを屋内イベントが宇佐市文化会館・ウサノピア、屋外イベントが宇佐 市安心院町にて開催されました。
 屋内イベントとして、始めに開 式のことばの後、黙とうが行われ、主催者あいさつ、来賓祝辞が述 べられました。続いて、表彰式が行われ、大分県知事表彰、大分県消防協会長表彰等が行われまし た。消防団員意見発表会では、活発な意見交換がなされました。
 また、大分県婦人防火クラブ「みちょくれ劇団」による活動発 表も行われ、会場の皆さんに大変ご 好評をいただきました。
 屋外イベントとして、 大分県婦人防火クラブ連合会による住宅火災警報器・防炎製品展示及び説明 会、宇佐市消防本部によるAED(自動体外式細動器)取扱講習会が行われました。
 県内各地から消防職・団員及び民間防火組織関係者等が集まり、住宅用火災警 報器の普及啓発、防 災・防炎用品の展示、各種表彰等を行うことにより、県民の防火防災意識の高揚が図られました。


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秋田県 秋田県少年婦人防火委員会

 秋田県自主防災組織育成指導者研修会が、中央ブロックが秋田市の県庁第二庁舎8階大会議室、県 南ブロックが大仙市の仙北ふれあい文化センター、県北ブロックが北秋田市の森吉コミュニティセン ターで開催されました。
 この研修会は、自主防災組織リーダーを対象とした関連知識の普及、組織が整備されていない地域 の代表者らへの啓発などを目的に、県と県少年婦人防火委員会が県内3会場で毎年開いています。
 県北ブロックでは、自主防災組織・町内会リーダー、婦人 防火クラブ員、県・市町村、消防署の防災担当職員ら約150 人が参加しました。
 はじめに、県総合 防災課の豊田五郎防災監が「大災害にな るとライフラインはずたずたになり、専門機関が迅速に被災 地に向かうのは困難であり、地域が連携して助け合うことが 必要不可欠。災害はいつどこで起こるか分からない状況であ り、研修を自主防災態勢確立の一助にして欲しい」などと挨 拶しました。
 研修会では 一昨年の新潟県中越地震において、現地の被災状況や支援状況を視察している田口危機 管理専門員が、各種災害に対する危機管理の専門知識を活用した災害に対する防災全般にわたる講演 を行い、地域防災活動の重要性や自主防災組織の必要性等について認識を深めるとともに、防災意識 の普及・啓発を図ることができました。
 また、地域での活動実践者による体験 発表が行われ、この うち、北秋田市浦田安全部会事務局長の神成保彦さんは、安 全パトロールや教室、冬季間の除排雪作業などの活動が、事 件や事故、災害のない明るい地域づくりに大きな役割を果た していることを紹介していました。これらの発表により、自 主防災組織の組織化・活性化について認識を深めるとともに 活動の実践的な知識等を得ることができ、防災組織の指導者 としての知識を深めることができました。
 このほか、共催機関である秋田地方気象 台の大島主税次長 を講師に「大雨に関する気象情報、今後の方向」と題した防災気象講演も行われました。参加者は、 北海道佐呂間町で9人が死亡した竜巻など突発的な災害に備え、真剣な表情で講演に耳を傾けていま した。
 参加 した地域のリーダーたちは、講演や体験発表を通して、災害発生時の心構えを新たにしたこと と思われます。


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愛媛県 松山市消防局


ミュージカル
松山市総合コミュニティセンターにおいて「みんなの消防フェスタ2006」を開催いたしました。小説「坊ちゃん」 発表100年目となる記念の年であることから式典の部では 前座として小説「坊ちゃん」をテーマにしたミュージカル を劇団坊ちゃんに上演していただくとともに、各団体の研 究発表や幼年消防クラブによる鼓笛隊の演奏など盛大に開 催いたしました。
 このフェスタで はいろいろな防火防災コーナーを設けて おりますが、災害発生後に必要となる非常食や、今年から 法制化された住宅用火災警報器の販売コーナーを新たに設 けるなど、来場された市民の皆様に防火防災の重要性を更 に訴えました。
 なお、同フェ スタでは初の試みとして昨年4月に発足したスーパーレスキュー隊による訓練を披露 し、見学された市民の皆様から大喝采をいただき、披露した隊員も胸が熱くなったとのことでした。  当日は午後より雨模様となり、来場者の足が止まるのではないかと心配しておりましたが、そのよ うな心配は無用であり、約1万人の市民の皆様のご来場をいただき、無事終了することができまし た。


地震体験

研究発表

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群馬県 館林地区少年婦人防火委員会
館林地区消防組合消防本部

 少年消防クラブ大会が館林市立第9小学校において開催さ れました。少年消防クラブ員ら500名が参加しました。  本大会は管内少年消防クラブの一部(館林市立第9小学 校)を参集し、消防音楽隊の演奏やはしご車等を見学しても らい、消防との触れ合いを通じて火の大切さ、また、火の怖 さを理解してもらい、初期消火や煙の体験をしながら、防火 に対する意識づけを行うことを目的に開かれました。  応急手当訓練においては、三角巾を用いた手当てを実際に 行い、傷の手当て等に関心が向けられました。  また、消火器、三角バケツ、バケツリレーによる消火、いろいろな消火方法や煙の体験により、火 災の恐ろしさと防火に対する意識の高揚につながり、大変有意義な大会と学校からもご報告をいただ き、目的の達成がなされたと思われます。


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北海道 北見地区幼年少年婦人防火委員会
北見地区消防組合消防本部

 北見地区幼年少年婦人防火委員会では、第6回北見地区幼年少年婦人防火大会を開催しました。
 幼年、少年消防クラブと婦人防火クラブが市民と交流し、防火防災思想の普及啓発を図ることを目 的に毎年、開催しています。
 第1部では、17団体、14個人が表彰され、同委員会前副会長の三橋チヨ子さんへの特別表彰も行 われました。
 第2部では、幼年消防クラブ、婦人防火クラブが歌や踊りを発表しました。
 中でも人気を集めたのは、幼年消防クラブ員による歌や、よさこいソーランなどの遊戯でした。き れいに側転を決めたり、最後の礼で思わず転んでしまったり、かわいさいっぱいの仕草に会場からは 大きな拍手が送られました。
 第3部は北見地区消防音楽隊が映画音楽などを演奏し、最後に各クラブの代表が「防火のちかい」 を宣言し、「ぼくたち、わたしたちは、ぜったいに火あそびはしません」など、火の取り扱いに気を つけることを全員で改めて確認し、大会を締めくくりました。
 自主的に防火の芽生えを育成し、実践している幼年・少年消防クラブ員と、家庭の防火と安全を担 っている婦人防火クラブ員が一堂に会し、市民と共に相互の交流を深めることができ、各クラブ員と 市民の防火防災思想普及に寄与することができました。


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