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2021年10月

1.火山災害に対する備え

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総務省消防庁 防災課


弥陀ヶ原火山の火山湖
 火山には、周辺地域において風光明媚な景観を呈し、生活を豊かにする面がある一方で、一たび噴火すると甚大な被害をもたらすことがあります。火山と共生していくためには、火山に対する正しい知識を持ったうえで、火山災害に関する情報を活用し、的確な防災行動をとることが重要です。





火山災害に関する情報を知る

火山防災マップ
 火山防災マップは、各火山の噴火活動の特徴や地理的特徴を踏まえて、噴火の影響が及ぶ範囲等を地図に示した火山ハザードマップ上に、避難対象地域・避難先等、防災上必要な情報を付加して作成したものです。事前に各自治体のホームページ等で確認し、いざというときに備えましょう。
御嶽山火山防災マップ
(岐阜県ホームページより)





















噴火警報レベル
 噴火警戒レベルは、「警戒が必要な範囲」と防災機関や住民等の「とるべき防災対応」をレベル1から5の5段階に区分した指標です。各火山におけるレベルの判定基準については気象庁ホームページ等で確認しましょう。
 噴火警戒レベルは火山の活動状況に応じ、気象庁から発表されます。中でも、レベル4または5が発表された場合は、居住地域にも影響があるため、市町村から避難情報が発令されます。
 噴火が起きる前から火山防災マップと合わせて噴火警戒レベルを確認し、実際に噴火が起きた時の避難行動をシミュレーションしてみましょう。


噴火警戒レベル(気象庁ホームページより)

※噴火警戒レベル4のキーワードは、市町村が発令する「高齢者等避難」と整合するよう、今後「避難準備」から「高齢者等避難」に変更する予定。









火山災害から身を守るために

 噴気などの異常現象を発見した時※など、危険な兆候が見られた場合には、市町村からの避難指示等の発令を待たず、直ちに安全行動をとることも重要です。特に、噴石から身を守る必要がある状況では、速やかに、近くのシェルターや山小屋等に避難する、岩かげに身を隠す等の行動が有効です。
※「発見者の通報義務」
災害が発生するおそれがある異常な現象を発見した者は市町村長や警察官等に通報しなければなりません。


(総務省消防庁「消防の動き」2021年9月号より)


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