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2019年3月

7.【婦防活動】小松市女性防火クラブ発足35周年記念式典を開催ほか〔福知山、伊勢崎、奈良、伊予〕

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小松市女性防火クラブ連合会発足35周年記念式典等を開催
石川県 小松市消防本部

 小松市少年消防クラブ発足40周年、小松市女性防火クラブ連合会発足35周年を記念して、平成30年10月8日(月・祝)小松市民センターにて、少年消防クラブ6団体72名、女性防火クラブ13団体107名が「火災のないまちづくり」を合言葉にクラブ員が一堂に介し、火災予防の普及とクラブの更なる発展を誓い合うことができました。
 また、隣接市の女性防火クラブ2団体が応援に駆けつけ、一段と絆を深め、クラブ活動への礎を築くことができました。


第1部式典の様子

式辞を述べる小松市長

 第1部式典では、功労者特別表彰として、クラブの発展に尽力された6名のクラブ指導員に表彰状を授与し、少年消防クラブ員による防火宣言を行いました。
 式典の合間には、防火ポスター表彰式を開催し、火災予防広報を行いました。


功労者特別表彰

防火ポスター表彰式

 式典2部のアトラクションでは、少年消防クラブマーチングバンド部の演奏に加え、保育園の年長児によるステージドリル演奏で会場が一気に盛り上がりました。
 また、第2部の最後には、女性防火クラブ員30名が小松市粟津温泉の「おっしょべ踊り」をステージ上で披露し、最後に「忘れてない?サイフにスマホに火の確認」の横断幕を広げて唱和し、火災予防の広報を行うと共に、式典を盛大に敢行しました。


あおば保育園マーチングバンド

女性防火クラブ員による「おっしょべ踊り」

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平成30年度福知山市防火協会婦人部防火研修会を終えて
京都府 福知山市幼少年女性(婦人)防火委員会

 「平成30年度福知山市防火協会婦人部防火研修会」を平成30年11月17日(土)に福知山市内で開催しました。
 この研修会は、婦人部会員の防火防災意識の高揚を図るとともに、防災に関する専門的な知識・技術を習得し、災害発生時に活用することを目的に毎年実施しています。
 当日は、多数の婦人部の方が出席したほか、一般市民、消防職員の参加もありました。
 開会にあたり、大谷富貴子防火協会副会長が、「本日の研修会での御講話を通して今後の防火協会の活動に活かしていただきたい。」との挨拶がありました。
 今年度は、ナニワのアナウンサーがキャッチフレーズで関西に密着した個性的な活動を展開されている寺谷一紀様を講師としてお迎え、「災害報道の現場から見た防災」をテーマに講演していただきました。
 災害時により良い連携を取るため必要なコミュニケーション方法の秘訣を分かりやすく説明していただき、参加者は近年多く発生している豪雨等の災害時に対する知識や対策を真剣に聞き入っていました。
 災害発生の際には、普段から訓練等で培われた技術に加え研修会を通して得た知識を大いに地域で活用していただけるものと確信しました。


防火協会 副会長挨拶

講演会、挨拶の様子

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「伊勢崎市女性防火クラブ特別研修会」を開催
群馬県 伊勢崎市消防本部

 平成30年11月19日(月)「伊勢崎市女性防火クラブ特別研修会」を伊勢崎市民プラザにて開催しました。本研修は当市女性防火クラブの行事計画に基づき、会員の資質向上並びにクラブの活性化を図るため、毎年実施しているものです。
 今年度は「防災」をテーマとして2名の講師をお招きし、「伊勢崎市における防災」について当市総務部安心安全課の松村 貴文 様に、「家庭内における防災」については同消防本部予防課の大谷 肇 様にそれぞれご講演頂きました。
 当市で大規模災害が発生した場合を想定し、地震等の自然災害や火災等の人的災害から身を守るため家庭内でもできる対策に焦点を当ててお話し頂き、両名とも女性に対し非常にわかりやすい講演内容でした。
 伊勢崎市は災害の少ない土地柄ではありますが、全国各地で未曾有の自然災害が頻発しているなかで、当市も決して例外ではないという共通認識を持てたことにより、今後さらに地域の防災力の向上が図られるものと考えています。




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「奈良市女性防災クラブ連合会防火防災研修会」を開催
奈良県 奈良市消防局

 奈良市女性防災クラブ連合会防火防災研修会を、平成30年11月27日(火)市内各地区の女性防災クラブ員215名が参加し、奈良県文化会館で開催しました。
 この研修会では名古屋大学教授 福和 伸夫 先生をお迎えして、地震に関する内容の講演を頂きました。福和先生に地震関係の講演をお願いしたところ、『次の震災について本当のことを話してみよう』という講演テーマを頂き、まずそのテーマに衝撃を覚えました。過去の震災の話しや一般的な震災対策的なテーマを想像していたところに、大変インパクトのあるテーマでした。




 当日の福和先生の講演は、やはり、非常に興味深い話ばかりで、約46億年といわれる地球の災害の歴史、災害の事実を鑑みると近い将来の大震災は免れないということ、大河ドラマ等で描かれる日本の歴史事実も、実は火山の噴火や地震により影響されていたこと、 現代の縦割り行政の社会の中では本当の震災対策が確立されないこと、もちろん、大地震に対する備えについて等、参加したクラブ員は、衝撃的な福和先生のお話に聴き入ってしまい、必ず来る南海トラフ地震から命を守る対策を、本気で考えなければならない時期が既に来ているということを切実に感じました。  今後の、自身を守る、地域を守る活動につなげていきたいと思います。




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「伊予市婦人防火クラブ連絡協議会研修会」を実施
愛媛県 伊予消防等事務組合伊予消防署

 伊予市婦人防火クラブ連絡協議会では、平成30年12月16日(日)ウェルピア伊予において、今年7月に発生した西日本豪雨災害を踏まえ、(一財)消防防災科学センター 防災図上訓練指導員 楠本員三氏をお招きし「避難所運営訓練HUG(風水害版)」を実施しました。


伊予市婦人防火クラブ連絡協議会 会長挨拶

伊予市長 挨拶

 全体を13グループに分け、風水害を想定し学校を避難所として、様々な出来事や問題点にどのように対応していくかを模擬体験することで、災害発生時に住民が主体となる避難所開設・運営を各グループで意見を出し合いながら考える臨場感あふれる研修でした。
 参加者からは「西日本豪雨では近隣の市町に甚大な被害もたらし、災害は身近に起こる可能性があり大変勉強になった。」「風水害時には情報を先読みする重要性を知った。」など自らが体験することで避難所開設から運営の難しさ、そして共助の精神で災害を乗り越えるという意識高揚を図る、非常に有意義な研修会となりました。

避難所運営訓練HUG(風水害版)の様子
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