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2018年4月

10.【地方からの便り】松山市「みんなの消防フェスタ」を開催ほか〔宇城、八女〕

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「みんなの消防フェスタ・防災シンポジウム2017」を開催

愛媛県 松山市消防局

 平成29年11月3日(金・祝)、松山市総合コミュニティセンターにて「みんなの消防フェスタ・防災シンポジウム20 17」を開催しました。
 消防フェスタは、平成14年度から秋季全国火災予防運動事業の一環として実施し、今年で16回目を迎えました。 また、防災シンポジウムは自主防災組織、防災士などを中心とした地域防災力の向上を目的に平成24年度から実施し、6回目の開催となりました。
 これら二つの行事は、市民に親しまれるイベントとして定着しており、昨年と同様に、全体では約12,000人の参加がありました。
 式典では、開催あいさつから来賓祝辞に続き、民間防火防災組織や防災士の表彰式を実施した後に、少年消防クラブ員による防火の誓いで締めくくりました。


観客席の様子

誓いのことば

 第2部の防災シンポジウムでの基調講演では、スマートサバイバープロジェクト特別講師 佐藤敏郎様に、 「小さな命の意味を考える」と題し、東日本大震災のご自身の体験とともに、この震災でご自身の次女を亡くされた遺族としての被災談を、 具体的に語り掛けるような講演をいただき、参加者からは「心のこもったメッセージに感動しました」「命の大切さを身にしみて感じました」 「涙が止まりませんでした」など、感動とお礼の言葉とともに、改めて防災について考える機会になりましたとの意見が寄せられました。 また、パネルディスカッションでは、熊本地震で実際に避難所の運営を行った熊本大学の学生と愛媛大学の学生などが、 「東日本大震災・熊本地震から南海トラフ巨大地震を考える」「学校・学生が地域とともにできること~みんなの力で大切な命を守る~」ことについて討論していただきました。
 第3部のアトラクションでは「松山市消防団音楽隊」(松山市消防団大学生防災サポーターに入団した愛媛大学吹奏楽団のみなさん)による演奏に加え、 愛媛大学チアリーディング部トラスターズの演技を行い来場者の皆様から大きな拍手をいただきました。
 続いて、幼年消防クラブ員による演技として、道後保育園・松山認定こども園・浮穴保育園・松山認定こども園和泉 和泉保育園(アトムグループ運営)の園児と先生などが合同で、 「はっぴーカバー君と一緒になって」と題した防災啓発のために制作した歌を合唱するとともに、フラダンスパフォーマンスを披露しました。


シンポジウムの様子

幼年消防クラブのアトラクション

 今年は、新たに松山市防火連絡協議会の会員であるアトムグループの協力で、イベント広場や子ども館でフラダンスパフォーマンスなどの演技を行うとともに、 松山工業高等学校繊維科の高校生が防火防災への研究発表作品を展示することに加え、新たに防炎クィズを作成し、 スタンプラリーに参加しました。また、子ども館で松山市消防団音楽隊による演奏及び愛媛大学チアリーディング部トラスターズによる演技を実施することで、 高校生や大学生が親子連れの来場者に身近でわかりやすい防火・防災啓発ができました。
 今年のイベントも全体的には、お子さまから大人まで親子連れを中心に本当にたくさんの方々のビ来場をいただき、体験しながら楽しく防火・防災について啓発できました。 今後もご来場いただいた皆様が"来年もぜひ来たい!"と思っていただけるようなイベントとして継続して防火・防災啓発を進めていきたいと考えています。


コミュニティプラザの様子

放水体験

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「うき消防ふれあいフェア」を開催

熊本県 宇城幼少年婦人防火委員会

 平成29年11月11日(土)「うき消防ふれあいフェア」を行いました。このフェアは、住民の防火・防災意識の高揚と住宅用火災警報器の普及啓発を図るために、昨年と同様に宇士シティモールで開催しました。
 オープニングでは緑川保育園幼年消防クラブの溌剌としたダンスで盛り上げてくださいました。 また、宇士市公認キャラクター「うとん行長しゃん」と熊本市公認キャラクター「ひごまる」の登場により、 会場の子供達は大興奮で会場内に笑顔がひろがりました。そのほか、救助隊による高さ30m地点からの降下に来場者の目が釘付けになりました。


開会式の様子

緑川保育園幼年消防クラブダンス披露

 メイン会場では他にも心肺蘇生法、ペーパークラフト・消防キーホルダーコーナー、建築相談コーナー、 消火訓練コーナー、煙体験コーナー、 119通報訓練コーナー、ちびっこ口ープ渡りコーナー、ちびっこ用ボルタリングコーナー、 消防車両の展示とはしご車の試乗など、多彩な催しに多数の来場がありました。


心肺蘇生法コーナー

ちびっこ口ープ渡りコーナー

 各コーナーでは地元消防団員、婦人防火・少年消防クラブ員にコーナーのお手伝いをしていただき、防火・防災の意識を充分に高めることができた有意義な一日となりました。


はしご車の試乗

消防資器材試着体験コーナー

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観梅会で火災予防啓発活動を実施

福岡県 八女消防本部

 八女消防本部は平成30年2月24日(土)、八女市立花町で開催された「第29回夢たちばな観梅会」において、火災予防啓発活動を行いました。
 会場には、子どもからお年寄りまで多くの人が訪れ、住宅用火災警報器の設置や点検の促進、火気の取り扱いなどに注意するよう呼びかけました。
 今後もこのような啓発活動を通し、火災件数の減少及び火災による死者がゼロになるように取り組んでまいります。




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