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2016年8月

12.女性防火クラブ員が安全功労者及び消防功労者総務大臣表彰を受賞

目次

 平成28年度安全功労者、消防功労者総務大臣表彰式において、女性防火クラブから7名及び1団体が受賞されました。
 この表彰は、女性防火クラブの役員等として、郷土愛護の精神に基づき、防火防災に献身的に尽力され永年の功労が認められたものです。
 表彰式は、7月6日(金)11時から「スクワール麹町」において行われ、高市総務大臣から表彰状が授与されました。
 受賞された方の功績概要は次のとおりです。

◆安全功労者(個人の部)

  • 山田 光代 様(滋賀県女性防火クラブ連絡協議会 会長)
     近江八幡市消防団分団長を勤め上げるとともに、現在、地元女性防火クラブなごみの会長を務め、平成10年10月、東近江女性防火クラブ副会長に、また、平成16年7月には会長に就任し、豊富な識見と卓越した指導力により会の育成発展に尽力している。
     さらに、平成26年5月には滋賀県女性防火クラブ連絡協議会会長の要職に就き、会の育成発展を通して、防火思想の普及・啓発に尽力し、被害近江女性防火クラブ管内はもとより滋賀県の消防・防災の指導者として活動しており、地域住民の信頼も厚く、地域の安心・安全の普及・啓発に多大な貢献をしている。

  • 小林 寿美子 様(埼玉県婦人防火クラブ連絡協議会 副会長)
     平成4年、大里婦人防火クラブの設立に大きく貢献し、設立から現在にいたるまで、会長としてクラブの発展に寄与している。
     また、越谷市婦人防火クラブ連絡協議会会長や埼玉県婦人防火クラブ副会長等の要職に歴任するなど、大里地区のみならず、市内及び県内の婦人防火クラブの活動の活性化に大きく寄与している。
     特に、婦人防火クラブ防災研修会及び救急講習会等の定期的な開催によるクラブ員の知識向上、歳末夜間パトロールや住宅訪問の実施による地域住民の防火・防災意識高揚、住宅用火災警報器普及活動を率先して推進している。

安全功労者(個人の部) 総務大臣表彰 受賞者記念写真
安全功労者(個人の部) 総務大臣表彰 受賞者記念写真

◆安全功労者(団体の部)

  • 福井県女性防火クラブ連絡協議会(会長 安部 ひろみ)
     福井県女性防火クラブ連絡協議会は、昭和60年の発足以来、各地域の女性防火クラブの育成・連絡調整や、女性防火クラブ員の防火・防災に関する知識・技術の向上を図ってきた。
     地域の防火・防災に対する貢献は多大であり、住宅用火災警報器の設置促進を目的に戸別訪問により早期設置を呼びかけているほか、劇団を結成し、寸劇をもってわかりやすく警報器の必要性を訴えた結果、福井県の警報器の設置率は全国1位となっている。また、毎年、各地域の女性防火クラブ員を集めた研修会を実施しており、非常食調理実習、水消火・煙非難体験、クロスロードゲームによる災害対応学習などを通じ、防災意識の高揚に深く寄与している。

安全功労者(団体の部) 総務大臣表彰 受賞者記念写真
安全功労者(団体の部) 総務大臣表彰 受賞者記念写真

◆消防功労者(個人の部)

  • 小番 けい子 様(秋田県婦人防火クラブ連絡協議会 会長)
     昭和60年、矢島町婦人消防クラブ入会以来、防火思想の普及・啓発を図るため、各種の防火運動や研修会に積極的に参加し、防火意識の向上に努めている。平成21年には同クラブ会長に、平成26年には秋田県婦人防火クラブ連絡協議会の会長に就任し、地域の安全確保に多大な貢献をしている。
     日本防火・防災協会会長表彰受賞後も、定期的に町内巡回を行い、「火の用心」を合言葉に家庭における火災予防を呼びかけ、地域の啓発活動の中核として大きな役割を果たしている。

  • 遠藤 重子 様(福島県女性防火クラブ連絡協議会 副会長)
     平成10年4月、郡山市女性防火クラブ連絡協議会副会長に、平成11年4月に会長に就任以来、豊富な経験と識見及び卓越した指導力による会の育成発展に尽くしている。
     さらに、平成20年7月には福島県女性防火クラブ連絡協議会副会長にも就任し、地域に密着した防火・防災環境づくりを女性の立場から実践し、家庭の防火・防災対策に取り組むとともに、応急訓練等を地域で実施することで住民の防災意識の向上に努めている。

  • 橋本 弘子 様(茨城県婦人防火クラブ連絡協議会 副会長)
     平成4年に「大みかコミュニティ婦人防火クラブ」を発足し、初代会長としてクラブ内をまとめ、率先して地域の防火・防災普及活動に積極的に参加するとともに、平成12年「日立市婦人防火クラブ連絡協議会」設立に際しても初代会長として就任され、地域の安全安心なまちづくりに多大な貢献をしている。さらに平成19年から現在にいたるまで「茨城県婦人防火クラブ連絡協議会」の副会長に就任し、茨城県婦人防火クラブ連絡協議会の発展に尽力している功績は、誠に顕著であり、消防関係者、各クラブ員はもとより、地域住民からの信頼も厚く、地域防災力向上の牽引者として他の模範である。

  • 髙木 るり子 様(香川県婦人・女性防火クラブ連絡協議会 副会長)
     昭和50年に長尾上婦人防火クラブに入会して以来、地域防災に多大な貢献を成し、昭和62年には同婦人防火クラブ会長に就任する。平成4年から長きに渡り香川県婦人・女性防火クラブ連絡協議会役員を務め、平成18年には同連絡協議会副会長の要職に就き、卓越した指導力により会の発展に尽力している。
     災害時の炊き出し、消火訓練、消防ポンプの定期点検、住宅用火災警報器や消火器の普及啓発、水防対策など幅広い活動を積極的に実施しており、地域の消防・防災の優れた指導者として地域住民及び会員から厚く信頼されている。

  • 村上 正子 様(愛媛県婦人防火クラブ連絡協議会 副会長)
     昭和59年、今治市桜井校区婦人防火クラブ設立にあたり、発起人として尽力し、初代会長として同クラブの発展に寄与した。
     平成12年には、愛媛県婦人防火クラブ連絡協議会理事に、平成20年には、同会副会長に就任した。
     当初より家庭における防火思想の普及、啓発を図るため、研修会、各種の災害訓練に積極的に参加、防火意識の向上に努めている。

消防功労者 総務大臣表彰 受賞者記念写真
消防功労者 総務大臣表彰 受賞者記念写真

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