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2016年2月

7.【婦防活動】秋田県婦人防火研修会を終えてほか〔胆江、八女、加古川〕

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平成27年度秋田県婦人防火研修会を終えて

秋田県婦人防火クラブ連絡協議会

開会の挨拶をする小番会長
開会の挨拶をする小番会長
 「平成27年度秋田県婦人防火研修会」を11月9日(月)に秋田県防災学習館で開催しました。
 クラブ員の方々は複数のグループに分かれ、スクリーンを使用した体験ブースでの初期消火を始め、地震体験、煙中からの避難体験など各種体験コーナーを通して、防火・防災に関する知識を深めました。
 初期消火体験では消火器の正しい使い方や初期消火の重要性などについて説明を受け、熱心に消火体験に取り組んでいました。
 体験後には消火器の保管方法や火のどこを目掛けて噴射するべきかなど、積極的に質問が飛び交い、普段自宅を守ることの多い婦人防火クラブ員ならではの関心の高さがうかがえました。
 また、地震体験コーナーでは、映像を見ながら東日本大震災を始めとした過去の大地震や秋田県沖で想定されている大地震を体験し、日頃の備えの大切さをあらためて実感している様子が見受けられました。
 最後に、今年度東京で開催された「第18回市町村女性(婦人)防火クラブ幹部研修会」に出席した、県婦人防火クラブ連絡協議会の加藤裕美子副会長から、研修の概要や参加した感想などの報告がありました。
 今回の研修会を終え、婦人防火クラブ員一同は、今まで以上に防火・防災活動に取り組んでいきますので、今後とも皆様の御支援、御協力をよろしくお願い申し上げます。

防災シアターによる防災学習
防災シアターによる防災学習
煙中からの避難体験
煙中からの避難体験

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第9回胆江地区婦人消防のつどいを開催

岩手県 胆江地区幼少年婦人防火委員会

開会行事
開会行事
 胆江地区幼少年婦人防火委員会では、平成27年11月7日(土)、奥州市の胆沢文化創造センターにおいて、管内の婦人消防協力隊員や消防関係者など約460名が集まり、「第9回胆江地区婦人消防のつどい」を開催しました。このつどいは、秋季火災予防週間に合わせて毎年開催しており、今回で9回目となります。
 オープニングでは、地元奥州市消防団の音楽隊14名により、昨年作曲された消防団歌を始めとして数曲が披露され、会場内はその音色に魅了されました。
 特別講演では、岩手県オイルターミナル(株)代表取締役専務の小山雄士氏が、「防災は『お互い様!?』~無事であるこのとの大切さ~」と題し、東日本大震災での経験を交えて、災害における備え・考えを、ユーモアを交えながら講演されました。

オープニングアトラクション 演奏(奥州市消防団音楽隊)
オープニングアトラクション 演奏
(奥州市消防団音楽隊)
特別講演(小山 雄士 氏)
特別講演(小山 雄士 氏)

 後半は、消防本部から管内の火災の発生状況と住宅用火災警報器の奏功事例が紹介され、住宅火災の犠牲者を低減させるため、住宅用火災警報器の設置の徹底や適切な維持管理の必要性について説明がありました。
 続いて、奥州市衣川区婦人消防協力会連合会による「よさこい演舞」が披露されました。
 最後に、婦人消防として火災の撲滅と安全社会を目指し、
 1 防火知識の普及
 2 火災の未然防止
 3 婦人消防の拡大と発展
 を参加者一同で防火宣言し、閉会しています。
 このつどいを通じて、婦人消防の地域における役割や関係機関との協力・連携の重要性を改めて実感することができ、実りの多い大会となりました。

演舞(奥州市衣川区婦人消防協力会連合会)
演舞(奥州市衣川区婦人消防協力会連合会)
防火宣言
防火宣言

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八女市婦人防火クラブ視察研修を実施

福岡県 八女消防本部

 平成27年11月24日、八女市婦人防火クラブは視察研修を行いました。
 まず、八女消防本部において防火教室を行い、住宅防火に関するDVDを視聴しました。その中で天ぷら油や電気ストーブによる火災の危険性や、煙の怖さを改めて感じ、これからの火災が発生しやすい時期を前に、火を取り扱う際の注意点や消火器の使用方法などを再確認することができました。
 その後、かえる寺で知られる小郡市の「如意輪寺」と太宰府市の「太宰府天満宮」を訪れ、八女市の防火防災を祈願しました。
 今回の研修で、火災予防思想の高揚を図り、クラブ員間の親睦を深めることができました。

防火教室でDVDを視聴
防火教室でDVDを視聴
防火防災を祈願
防火防災を祈願

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加古川市婦人防火クラブ研修大会を開催

兵庫県 加古川市消防本部

 平成27年12月6日(日)に開催された加古川市婦人防火クラブ研修大会は、市内各地域での開講式を始めとして、各クラブでの消防教室(火災・電気・ガス・救急・消防体験学習等)、防災見学研修等において学習したクラブ員を対象として実施するもので、1部式典では、市長の祝辞、消防長による修了証交付及び感謝状贈呈、「婦人防火クラブの研修に参加して」と題した代表クラブ員による体験発表を行い、2部講演会では、講師として朝日放送報道局ニュース情報センター記者の木戸崇之氏を迎え、「避難って何? 情報を生かして災害に備える」と題して講演会を実施しました。
 参加者から、この研修大会を通じて、避難とは、難を避けることであり、そのためには、情報がキーワードとなり、普段から情報の収集方法と伝達方法を考えておくことの重要性を再認識し、災害が発生した場合には、情報を味方にして「助けられる側」から「助ける側」になれるよう今後の活動に積極的に取り組む動機付けとなったとの意見が多く寄せられました。

修了証授与
修了証授与
講演会
講演会

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