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2011年10月

1.平成23年(1月~3月)における火災の概要 ―総務省消防庁

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平成23年(1月~3月)における火災の概要(概数)

 総火災件数は15,503件で、おおよそ1日あたり172件、8分に1件の火災が発生したことになります。なお、東北地方太平洋沖地震による被災3県(宮城県、岩手県、福島県)のデータは除いています。

① 総出火件数は15,503 件でした。
 総出火件数は15,503 件で、火災種別でみますと建物火災が7,871件、車両火災が1,238 件、林野火災が831 件、船舶火災が17 件、その他火災が5,545 件でした。

② 667 人の方が火災により亡くなっています。
 667 人の方が火災により死亡し、2,328 人の方が火災により負傷しています。

③ 住宅火災による総死者の66%以上は65 歳以上の高齢者が占めています。
 住宅火災による総死者(放火自殺者等を除く。)数は444 人で、このうち65 歳以上の高齢者は294 人、66.2%を占めています。

④ 出火原因の第1位は「放火」、第2位は「たばこ」です。
 総出火件数の15,503 件を出火原因別にみると、「放火」1,545件(10.0%)、「たばこ」1,500 件(9.7%)、「たき火」1,310 件(8.4%)、「放火の疑い」1,257 件(8.1%)、「こんろ」1,088 件(7.0%)の順となっています。
 また、「放火」及び「放火の疑い」を合わせると2,802 件(18.1%)となっています。

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