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2009年2月

2.住宅用火災警報器設置促進に向けて(愛媛県、静岡県)

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(財)日本防火協会 片山会長新春ご挨拶

愛媛県婦人防火クラブ連絡協議会


谷口愛媛県婦防会長挨拶
  愛媛県婦人防火クラブ連絡協議会住宅用火災警報器関係研修会が、去る1月15日(木)に愛媛県松山市のメルパルク松山において開催されました。
 この研修会は、住宅用火災警報器の設置義務化を受け、警報器の早期設置に向けて、住民に対する普及啓発の中核人として活躍が期待される婦人防火クラブ幹部の知識の向上を図ることを目的として、愛媛県婦人防火クラブ連絡協議会の主催で開催され、愛媛県内各地区の婦人防火クラブ員や消防職員ら約60名が参加しました。
 主催者の挨拶の後、財団法人日本防火協会の益本常務理事からご挨拶をいただき、その後、各地区代表者による住宅用火災警報器普及啓発状況の発表や普及啓発活動に係る議題の協議及び意見交換を行いました。
 警報器普及啓発状況の発表では、これまでの活動を踏まえ、各クラブとも積極的な活動状況の報告がありましたが、特に高齢者への普及の難しさ、市町全域への設置に向けた取組み、自治会や消防団などとの協力体制など、今後の課題も多く抱えているようでした。
 そのような現状を踏まえ、議題協議では、主に共同購入における価格について、また、市町全域への普及に向けた活動、他の組織との協力体制について協議が行われました。各クラブとも同様の課題を抱えているため、他のクラブの意見や益本常務理事からのアドバイスには熱心にメモを取る姿も見受けられました。



益本常務理事挨拶

研修会60名参加
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(財)日本防火協会 片山会長新春ご挨拶

静岡県 磐田市女性防災クラブ連絡会


自作の住警器設置促進ポスター
 磐田市女性防災クラブ連絡会(会長=木村淑恵)は完全義務化の5月31日が迫っていることから、ポスターを作成し市内全自治会、地区公民館や店舗等に掲示し市民に住宅用火災警報器の早期設置を訴えました。
  ポスターの作成には、企画から編集まですべてクラブ員たちが行い、インパクトのある物をと考え、最終的には女性防らしさ(オバサンパワー)を全面に出そうと決定。言葉も地元の言葉を使い、身近でインパクトのあるデザインとなりました。クラブ員自らがモデルとなってポーズをとりカメラマンもプロの腕前(自称)を持つ消防職員がリラックスするよう声をかけながら撮影したため、終始なごやかな雰囲気で行われました。
 ポスター掲示後は、住宅用火災警報器、女性防災クラブについて消防本部への問い合わせが増え、改めて女性防災クラブの存在の大きさ(いろいろな意味で)を実感いたしました。


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