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2008年10月

9.地方からの便り

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天草広域連合消防本部


救急の日を呼びかける幼年消防クラブ員
 9月5日、倉岳分遣所近くの国道266号線において通行車両に対する街頭キャンペーンを実施しました。
 この行事は毎年恒例になっており、当日は、苓陽幼稚園16名、倉岳保育所20名の幼年消防クラブ員、倉岳駐在所、交通安全協会、女性防火クラブ、消防団倉岳方面隊、倉岳支所から7名の参加をいただき、揃いの法被を身に付けた園児が応急手当普及等についてのチラシを配布し、併せて園児手作りによる交通安全の御守りをプレゼントしました。
 子供達の「安全運転をお願いします。9月9日は救急の日です」との元気な呼びかけに、ドライバーは「ありがとう」と笑顔で答えていました。
 また、9月7日に五和町城河原地区において自主防災会総合訓練を実施、住民、消防、警察など167名が参加しました。
 この訓練は「天草地方で大規模な地震が発生、多くの家屋が倒壊、各地で火災が発生し、人的被害がでている」との想定で、住民と関係機関の連携及び活動の強化を図ることを目的に実施され、今回で2回目を迎えました。
 訓練では、情報収集伝達に始まり、避難誘導・消火、炊き出し訓練が行われました。また参加した住民に対して、公設消火栓の取扱い訓練やジャッキ等を使用して倒壊家屋からの救出救助訓練、救急講習会及びAEDの取扱いを説明しバイスタンダーの役割がいかに重要かの理解を深めました。


倒壊家屋からの救出救助訓練

消火訓練
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旭川市消防本部


 9月5日、「旭川市消防防火パレード」が市内中心部の買物公園にて盛大に実施されました。
 このパレードは市内の幼年・婦人・スーパーエイジの各防火クラブと消防音楽隊とが,市民に対し防火・防災を呼びかけながら行進するもので,今年で第26回を迎えることができました。
 当日は,天候にも恵まれ,鼓笛演奏や個性あふれる振り付けで「火の用心」を唱える子供たち,小旗を振りながら防火を訴えた女性たち,拍子木を叩きながら元気な行進を見せてくれた年配の方々に,沿道に詰めかけた多くの市民や家族からは拍手が沸き起こりました。
 本パレードは,参加した各クラブ員をはじめ,その家族や地域住民など市民の防火・防災に対する関心を高め,市内の火災減少に大きく役立っているものであり,旭川市における重要な事業となっています。



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奈良県 西和消防組合消防本部

 西和消防組合消防本部では、9月7日(日)に、管内の河合町大輪田「大城世代間交流センター」において住民約250人が参加して実施した避難、家屋倒壊救出訓練、女性消防隊による救命救急訓練に参加し、AEDを含む応急手当の指導を行いました。
 今後30年以内に発生率が50~60%といわれている東南海・南海地震被害軽減には、地域住民の自助・共助などの地域防災力が重要となります。
 この訓練は、東南海・南海地震を想定して救命救急を中心に毎年この時期に実施しているもので、地域の自主防災力を高めています。
 訓練では、大規模地震発生直後、地域住民約250人が自宅から指定された避難所へ避難、消防団員らにより逃げ遅れ者や負傷者の救出・救護活動を実施しました。
 避難所では、消防職員の指導のもと、河合町女性消防隊によりAEDを含む心肺蘇生法等を救急車が到着するまでの間、応急処置として訓練を行いました。
 参加者らはこれらの訓練を通して、救命救急に対する認識をより一層新たにしました。




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福岡県 八女消防本部

八女消防本部は、9月9日(火)、ゆめタウン八女店で、「救急の日及び救急医療週間」に伴う関連行事として「救急フェア」を開催しました。
 当日は、地域住民との交流を通じて、救急車の適正利用や応急手当の重要性などを知ってもらおうと、「救命士高度救命処置展示」「パンフレット配布」「AEDを用いた心肺蘇生法の実技説明」「健康相談及び血圧測定」などを行いました。
 AEDを用いた心肺蘇生法を実際に行った女性からは、「音声ガイダンス通りにやれば簡単にできることがわかりました」との言葉があり、今後、地域の救急医療に携わる医療機関、消防本部及び行政機関が一体となって、救急医療及び救急業務に対して住民に理解と認識を深めて頂ければと思いました。


心肺蘇生法の説明を受ける参加者

AEDを用いて心肺蘇生法を実施
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