HOME  > 防火ネットニュース12月号  > 3.住宅用火災警報器の不具合について~日本消防検定協会

2007年12月

3.住宅用火災警報器の不具合について~日本消防検定協会

目次 次頁 次頁
平成19年11月8日
日本消防検定協会

 日本消防検定協会が鑑定を行った1に掲げる住宅用火災警報器について、住宅用防災機器等に係る鑑定規程第2条に定める技術上の基準に適合する品質が確保されていないおそれがあることが判明したため、それぞれの鑑定依頼者に対して当該住宅用火災警報器の個別鑑定を停止するとともに、製品の出荷の停止及び回収を求めました。
 なお、該当製品については、販売元事業者であるマックス株式会社及び越智産業株式会社において回収と交換がされ、総務省消防庁から都道府県に対し本件について情報提供の通知が発出されています。

1 不具合のおそれのある住宅用火災警報器

種類

販売元事業者

鑑定依頼者

機種番号

型式番号

製造年月

光電式
(電池方式)

マックス 
株式会社

株式会社
立花エレテック

KK-DS40-10

鑑住第18~38号

2006年5月~
2006年8月

光電式
(電池方式)

マックス 
株式会社

マックス 
株式会社

KK-DS40-10

鑑住第18~66号

2006年9月~
2007年7月

光電式
(電池方式)

マックス 
株式会社

マックス 
株式会社

KK-DS40-2

鑑住第18~67号

2006年9月~
2007年1月

光電式
(電池方式)

越智産業 
株式会社

越智産業 
株式会社

OK-DS01-10

鑑住第18~74号

2006年10月~
2007年3月

光電式
(電池方式)

マックス 
株式会社

株式会社
立花エレテック

KK-DH40-10

鑑住第19~11号

2007年3月

光電式
(電池方式)

マックス 
株式会社

マックス 
株式会社

KK-DH40-10

鑑住第19~13号

2007年4月~
2007年8月

光電式
(電池方式)

マックス 
株式会社

マックス 
株式会社

KK-DH40-2

鑑住第19~12号

2007年4月~
2007年5月

(1)該当する住宅用火災警報器には別添の表示がされています。
(2)交換についてのお問い合わせ窓口

マックス株式会社及び越智産業株式会社へのお問い合わせは、両者共通「火災警報器お客様ダイヤル」   電話 0120-301-359

受付期間 月~金曜日(祝日・指定休日を除く)9:00~17:30
マックス株式会社 URL http://www.max-ltd.co.jp
越智産業株式会社 URL http://www.ochisangyo.co.jp

2 不具合の内容
 対象機種は電池により作動し、電池寿命が10年又は2年を目安としている製品ですが、まれ に目安年に満たない期間で「電池切れを知らせる警報が鳴る」ものが発見されたためです。
 電池切れを知らせる警報は、約10秒間隔で「ピ」という警報音とともに、表示灯が赤色の点 滅を繰り返します。

3 その他
 今回の不具合の原因は、製造工程における何らかの不備に夜可能性が高いと考えられます。
 当該製品の製造工場以外の工場で製造されているマックス株式会社が鑑定依頼者である次の製 品の品質については、使用に支障はありません。
(1)光電式(電池方式)  機種番号:KK-DS20-10 鑑住第18~24号
(2)光電式(外部電源方式)機種番号:KK-AS10 鑑住第18~48号
(3)定温式(電池方式)  機種番号:KK-DH20-10 鑑住第18~23号
(4)定温式(外部電源方式)機種番号:KK-AH10 鑑住第18~47号

〒182-0012 東京都調布市深大寺東町4-35-16
    日本消防検定協会
     担当 検査部 小川、細川
        試験部 由井、飯塚
     TEL 検査部直通 0422-44-7206
        試験部直通 0422-44-7475

このページの上に戻る
目次