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2007年3月

11.地方からの便り

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茨城県 茨城県婦人防火クラブ連絡協議会

 茨城県婦人防火クラブ連絡協議会は、県内各地で結成されている婦人防火クラブの連携を図るた め、昭和60年10月に発足し、設立20周年を迎えました。
 現在、198クラブ、26,000人余りの会員が県内各地域で、火災予防の普及啓発活動を中心に幅広 く、防火・防災に取り組んでいます。
 大会当日は、連絡協議会副会長の開会のことばで始まりました。
 主催者として、連絡協議会久保田会長があいさつを行い、続いて、橋本茨城県知事から祝辞をいた だきました。
 その中で、「住宅火災における高齢者の死亡率が高くなっております。このような傾向の中で、婦 人防火クラブの皆様方には、高齢者世帯への防火訪問を行い、住宅用火災警報器の普及促進にご尽力 いただいているところであり、厚くお礼申し上げます。」と述べられました。
 その後、表彰が行われ、クラブ員31名が表彰されました。
 大会宣言では、「この20周年記念大会を契機にさらなる家庭防火の普及啓発に努め、安全で安心 して暮らせる地域づくりに、全力を傾けることをここに宣言いたします。」と連絡協議会役員が力強 く宣言いたしました。
 アトラクションとして、水戸市婦人防火クラブ員による「木遣り」、龍ヶ崎市婦人防火クラブ員に よる「祝賀の舞」が披露されました。


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静岡県 静岡県幼少年女性防火委員会

 静岡県幼少年女性防火委員会は、三島市の三島市民文化会館において、「平成18年度静岡県防火 のつどい」を開催しました。
 「静岡県防火のつどい」は、毎年、県民の防火意識の高揚と幼年・少年消防クラブや女性防火クラ ブ等の育成を図ることを目的として、静岡県幼少年女性防火委員会が静岡県とともに主催し、(財) 日本防火協会と共催という形をとって実施しているものです。
 今回は、開催地の三島市消防本部も主催者として加わり、積極的なPRに努めた結果、約800名の 参加者を得て盛況なものとなりました。
 「静岡県防火のつどい」では、まず県内の防火・防災活動に功績のあった方々に対する県知事褒 賞・県防災局長賞の表彰と、幼年・少年消防クラブ員たちが描いた防火ポスター入選作品の表彰が行 われ、合わせて29名、18団体が受賞の栄に浴しました。
 続いて、アトラクションとして、防火の法被に身を包んだ地元三島市内の幼年消防クラブによる 「こども芙蓉太鼓」、「鼓笛演奏」等や、静岡県女性防火クラブ連絡協議会による紙芝居「稲むらの 火」が行われ、楽しい雰囲気の中、防火意識の高揚を図ることができました。
 開催地である三島市消防本部をはじめ、参加いただいた幼年・少年消防クラブ員、女性防火クラブ 員等の御協力により、盛大に「静岡県防火のつどい」が開催できました。
 次回の開催地は焼津市になりますが、今回に劣らない内容を目指していきたいと考えています。


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大分県 臼杵市少年婦人防火委員会 臼杵市消防本部

 第21回ちびっこ消防士防火運動会が臼杵公園グラウンドにおいて、幼・少年消防クラブ員、婦人 防火クラブ員ら739名が参加して開催されました。
 この防火運動会は、あそびを通して幼年消防クラブ員に火遊びによる火災の防止及び消防知識の向 上を図ると共に、クラブ員及び指導者相互の親睦を深め、さらに市民の防火意識の高揚を図ることを 目的に開催されたものです。
 臼杵市少年婦人防火委員会会長による開会のことばの後、海添保育園幼年消防クラブ員2名による 「防火の誓い」が行われました。
 その後、参加者全員で「火の用心のうた」の合唱、体操を元気に行い、13幼年消防クラブの参加 の下、競技がスタートしました。
 消火器みこし・消防車で出動し、消火球をゴールポストに入れる「さぁいそげ煙に負けずに出動だ ゲーム」や「ぼくらは元気な消防隊いざ出動だゲーム」では、クラブ員の元気いっぱいに走る姿が見 られました。
 そして、「救助工作車と力くらべ」では、救助工作車との綱引きが行われ、「煙体験ハウス」で は、煙の怖さを体験してもらいました。
 また、放水体験では放水の水圧を体験してもらい、組別対抗リレー、防火鈴割りではクラブ員の元 気な声が響きわたっていました。
 最後に、参加者全員で「火の用心防火踊り」を踊り、閉会となりました。
 防火運動会の中で、煙の怖さや放水などを体験し、遊びを通じて消防知識の向上とクラブ員及び指 導者の相互の親睦が図られました。


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大阪府 八尾市幼年少年防火委員会 八尾市消防本部

 八尾市幼年少年防火委員会(八尾市消防本部 消防長 松倉正 能)では、八尾市幼年消防クラブの志紀学園幼稚園、あけぼの 保育園、みよし保育園、あひる保育園、千塚保育園の5園か ら約400人の園児が参加し、第21回八尾市幼年消防クラブ防 火フェスティバルが市立総合体育館ウイングで盛大に開催さ れました。
 各クラブの代表の園児10名が佐々木助役に対して「火遊び はしません」と防火の誓いを宣言した後、各園の演技が始め られ、かわいいコスチュームに身を包んだ園児たちは、日頃 からの練習の成果を充分に発揮し、小太鼓・大太鼓などを操りながら見事なドリル演奏を披露しまし た。この演技には会場から盛大な拍手が贈られました。


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富山県 富山県少年婦人防火委員会

 第52回県小学生火災予防研究発表大会が、富山市の県農協会館で開かれ、小学校5,6年生が地域 活動などで学んだことを発表し、火災予防を呼び掛けました。
 戦後まもなく始まったこの大会は、火災予防の研究や体験等の発表を通して防火意識の向上を図 り、火災のない安全で住みよい地域づくりを推進することを目的としております。
今大会では、17校の約90人が出場、竹沢北日本新聞社事業局次長ら8人が審査員を務めました。
最高賞の特選に高岡市能町小学校が選ばれ、併せて北日本新聞社賞が贈られました。(北日本新聞社 共催)
 児童は消火器の点検や整備の大切さを話し、電気器具のコンセントを「差しっぱなしにしてほこり がたまっていませんか」と注意を呼び掛けたりしました。自分たちで作った防災マップを紹介する学 校もあり、統計資料や新聞などを活用しながら、防災意識を高めてもらおうと工夫していました。


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山形県 尾花沢市少年婦人防火委員会
尾花沢市消防本部

 婦人防火のつどいが、尾花沢市文化体育施設「コンベンションホール」において開催されました。
 少年婦人防火委員会の審査で、入選した少年消防クラブの防火標語や、住宅用火災警報器の説明が 掲載してあるパンフレットを全員に配布しました。
 体験発表では家庭で火を使う心構えと、家族全員で火の用心に取組んでいることや、春の消防演習 で軽可搬ポンプ操法や観閲、分列行進を自ら体験し、こんなに多くの人たちが頑張っていることを再 認識し、防火の仲間の大切さを知ったことなどが発表されました。
 火の用心十訓と防火の宣言を斉唱して、家庭防火の原点は私たち 婦人であること、子供に火遊びを しないように教えることなどを確認し、そして「自分たちの地域は自分たちで守る」を合言葉に連帯 意識の高揚につながったと思われます。
 会場のロビーに住宅用火災警報器の展 示があり、消火器、非常持出し袋、防炎エプロン等の防災グ ッズ説明コーナーを設けました。
 第2部では、5地区代表による大 正琴の演奏と「銀山小唄」などの踊りが披露され、思い出になる 有意義な「婦人防火のつどい」となりました。


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大分県 別府市消防本部

 第31回「市民と消防のつどい」が、JR別府駅に近い別府公園にて開催(別府市消防本部・別府 市消防団・別府市少年婦人防火委員会主催、財団法人日本防火協会共催)されました。
 今年で31回目をかぞえ、市民に対しても防火意識の高まりのなか、年々来場者も増加していま す。ステージの部では可愛い幼稚園児の鼓笛演奏や国際学生による民族舞踊、体験コーナーでのはし ご車試乗体験、チビッコレンジャー体験、放水体験など様々な体験に子供達も大変喜んでいました。
 地震体験車や煙体験は長蛇の列ができ、市民から、「地震、煙の怖さが体験でき、地震対策や火災 の啓発に一層取り組んでいきたい」との貴重な言葉を頂き大変好評であり、日頃はあまり触れ合うこ とのない「消防」と触れ合えたと思われます。
 また、クラブ員がオープニングセレモニー前から来場者にパンフレット・防火風船・ポケットティ ッシュを配付しながら「火の用心」を呼び掛けました。


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静岡県 静岡市消防防災局

 静岡市幼年消防クラブでは、例年、「あつまれ!ちびっこ消防隊」を開催しています。
 この行事は、市内の各幼年消防クラブ員が一堂に集い、互いの親睦を深めるとともに、「消防」に 親しむことにより、幼年消防クラブ員が消防に対する関心と知識を養うことを目的に、今年は29ク ラブ・1,013名のクラブ員が参加し行われました。
 当日は天候にも恵まれ、11月というのにクラブ員たちは汗をかきながら、各競技を行いました。
 一つ目の競技は、「がんばれ!消防車と力くらべ」です。これは、消防車に綱引き用の綱をつけ、 クラブ員の力により一定の距離を引くというものです。ちびっこ消防隊の力強さを感じました。
 二つ目の競技は、「いそげ!ちびっこ救急隊」です。これは、患者に見立てた人形を担架に乗 せ、 4人一組の救急隊がリレー形式で患者を搬送するものです。すばやく、そして丁寧に搬送することが できました。
 最後の競技 は、「それいけ!ちびっこ消火隊」です。これは、消防車から延ばしたホースを手に取 り、実際の放水を体験するものです。ホースの重さや硬さを体験し、先頭のクラブ員は防火衣を着装 しました。
 競技終了 後は、消防隊員や消防車と記念写真撮影等をして、イベントは終了しました。帰る際に、 いつまでも手を振っているクラブ員の笑顔が印象的でした。きっと、このクラブ員達が次世代の「防 火・防災」の担い手となってくれることでしょう。


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大阪府 守口市門真市消防組合消防本部

 守口市門真市消防組合幼年消防クラブ 三郷幼稚園園児(約40名)が、三郷幼稚園周辺を巡回し 防火を呼びかけました。
園児たちはハッピを羽織り拍子木を打ち鳴らしながら、「火の用心」と約2キロにわたり元気な声を あげて巡回を行いました。
 今回で5回目の地域での活動として「明るい街づくり」「自分たちのまちは自分たちで守る」をス ローガンに子供と親、そして地域住民と共に実施し、終了後には、あったかいぜんざいが振舞われ、 体を温めていました。


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福岡県 八女消防本部

 八女地区少年消防クラブでは、119にちなんで1月19日か ら31日の間、管内の郵便局やスーパーなどで新春書道展を開 催しました。
書道展は、新春を迎え、クラブ員の防火防災意識の決意を新 たにするとともに、地域住民へ火災予防を呼びかけることを 目的として毎年開催しています。
 課題は、5年生が「火の用心」「住宅防火」、6年生が「新 春防火」「防火の輪」とし、冬休み期間中に書いた作品。ど の作品も力強く、個性豊な作品で、会場に訪れた家族や買い 物客は、足を止め会場の展示された作品に見入っていました。


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