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2007年3月

1.平成19年能登半島地震

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 近年、集中豪雨等の自然災害や火災・事故等により、各地に大きな被害が発生しており、その態様 も多様化・大規模化の傾向を示しています。本年も平成18年豪雪、梅雨前線による大雨や台風第13 号、さらに先般の竜巻などの風水害や弾道ミサイル発射のように国民保護の観点から見過ごすことの 出来ない事案が生じています。
 「骨太の方針2006」においても、「国民の安全と安心の確保は、政府の最も重要な責務の一つで あるとともに、我が国の経済活性化の基盤である」と明記され、大地震等の大規模災害や大事故・テ ロ等に揺るがない社会を構築し、引き続き我が国の優位性である安心・安全を維持・向上させていく 必要があります。
 平成18年版の消防白書においては、火災をはじめとする各種災害の現況と課題、消防防災の組織 と活動、国民保護への取組み、自主的な防災活動と災害に強い地域づくり等について解説していま す。

特集 消防組織の体制強化 -国民の安心・安全を確保する消防防災体制の確立-
 全国的・広域的な見地から消防体制の充実・高度化を図り、国民の安心・安全を確保するため、本 年6月に改正された消防組織法に基づく市町村の消防の広域化、緊急消防援助隊の増強整備など大規 模災害等に備えた災害対応力の充実強化、消防団の充実強化に係る様々な施策の推進、消防救急無線 のデジタル化及び広域化・共同化について、その概要、課題、今後の取組み等について紹介していま す。

トピックスI
火災予防対策の充実強化
トピックスII
救命率の向上に向けた取組み
トピックスIII
防災拠点となる公共施設等の耐震化促進

第4章 自主的な防災活動と災害に強い地域づくり
第2節 住民等の自主防災活動
1 コミュニティにおける自主防災活動
(1) コミュニティにおける自主防災活動の促進
地域ぐるみの防災体制の確立、地域の自主防災組織の育成、婦人(女性)防火クラブ、少年消防クラ ブ、幼年消防クラブ等の育成強化
(2)自主防災組織
地域の自主防災活動、婦人(女性)防火クラブ、少年消防クラブ、幼年消防クラブ


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