富⼭県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会創⽴20周年記念式典

7⽉13⽇(⽇)、富⼭市のとやま⾃遊館を会場に「富⼭県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会創⽴20周年記念式典」が開催されました。
この記念式典は、昭和58年に設⽴以来、様々な活動を通じて⽕災予防思想の普及、⽕災や災害のない魅⼒ある地域づくりに取り組んできた当協議会の今後のさらなる⾶躍を誓うことを目的に⾏われ、来賓や県内のクラブ員など約600名が参加しました。
オープニングとして、運営委員が「防⽕のすすめ」を合唱、松岡会⻑の挨拶のあと、中沖豊県知事、北島秀⼀郎県議会議⻑、⼩林弘明財団法⼈⽇本防⽕協会常務理事から祝辞が述べられました。

また、⽯井消防⻑官から「安全・安⼼な地域づくりを目指して」と題して特別講演があり、「防災と福祉、防災と教育を結び付ける上で、婦⼈防⽕クラブの存在は⼤きい」とお話しになり、参加したクラブ員は改めて婦⼈防⽕クラブ活動の⼤切さを感じ取っていました。
この他、上村喬富⼭地⽅気象台⻑の記念講演、⾼岡市⽴博労⼩学校少年消防クラブによる⽕災予防研究発表、富⼭市消防⾳楽隊による演奏も⾏われました。
有⽥市消防フェスティバル

「災害に強い町、災害に強い市⺠づくり」をテーマとし、「みんなでなろう災害に強い有⽥市⺠」をスローガンとする『有⽥市消防フェスティバル2003』が7⽉13⽇(⽇)12時から、有⽥市右岸河川敷広場で⾏われました。
消防フェスティバルを通じて地域との交流を深め、市⺠の防災意識の向上を図り、災害のないまちづくりを推進することを目的とし、幼年消防クラブ員641名、婦⼈防⽕クラブ員169名ら、約3,660名が参加されました。
フェスティバルでは、アトラクションでの幼年消防クラブの⿎笛演奏及び演技、体験・展⽰コーナーでは消⽕器による初期消⽕、消防⾃動⾞体験、地震体験などの展⽰や体験が⾏われ、最後に、幼年・婦⼈及び市⺠に対する防⽕もちつき⼤会が⾏われました。

このフェスティバルを通じ、参加者の防⽕意識の普及、また災害のないまちづくりを推進することなど、⽕災予防に⼤きな効果が得られました。
第15回防災フェア

市⺠の防災意識の啓発を図る防災フェアが平成15年6⽉21⽇(⼟)、下関市の下関競艇場において、開催されました。幼稚園児から⾃治会員まで約5千⼈が参加いたしました。
今回、第15回の節目であり、住宅防災機器コーナー及び、下関地⽅気象台による気象観測コーナー等、各種コーナーを増設しました。
また、平成17年下関市及び富浦4町の市町村合併に鑑み、各町の婦⼈防⽕クラブ員及び消防団員等の参加を得て、婦⼈防⽕クラブ員によるフリーマーケットや、市及び各町の特産品コーナー等、新たなコーナーを設けたことにより、来場者から好印象が得られ、各コーナーとも⻑蛇の列ができ盛会でありました。

参加者は家族連れが多く、⼦供から⼤⼈まで楽しみながら、消⽕競技や防⽕遊戯、ちびっ⼦消防⼠体験など様々な催しを通じ、防⽕防災について学び所期の目的が達成できたものと思われます。
寸劇で防⽕の約束

平成15年7⽉9⽇(⽔)、当消防本部内浜坂町⼤庭保育所において「幼年消防クラブ防⽕教室」が開かれました。この防⽕教室は、平成3年より毎年7⽉7⽇、「七⼣の⽇」の前後に実施されており、今回も消防職員が演じる消防「消ちゃん」・「サソリ」・「ゲンゴロウ」の⾐裳でユーモアたっぷりな寸劇を通して、マッチやライターでいたずらをしないことや、天ぷらを揚げているときはその場を離れないことを、幼年消防クラブ員全員と、本⽇参加した保護者の間で堅い約束を致しました。
⼀筆啓上⽕の⽤⼼サミット開催

「⼀筆啓上⽕の⽤⼼お仙泣かすな⾺肥やせ」の⼿紙を⻑篠の合戦の陣から妻に送った徳川家康の家⾂、本多作左衛門と嫡男で丸岡城主になった本多成重(幼名・仙千代)ゆかりの丸岡町など6市町の消防本部がこのほど、「友好都市宣⾔」に調印されました。⾃治体の消防本部間の友好提携は全国初ということです。
調印は平成15年7⽉4⽇(⾦)に丸岡町霞1丁目の「城の町会館」で催された「⼀筆啓上⽕の⽤⼼サミット」の席上で実施されました。
サミットは、丸岡町消防本部が、重次が⽣まれた愛知県岡崎市、⼿紙を出した同県新城市、隠居地の千葉君津市、死去した茨城県取⼿市、成重が⽣まれた静岡県浜松市の5市の消防本部に呼びかけ、6市町の消防⻑や消防団⻑ら20⼈余が出席し、震災時などの相互協⼒の重要性や、消防団員不⾜などの課題を話し合いました。
今後は⼤規模な震災時など、近隣の消防本部から応援がうけられない時に、相互に⽀援する協定締結も検討します。次回のサミットは3年後、岡崎市で開かれる予定です。
海のシーズンに備え、⽔難救助訓練実施

本格的なマリンレジャーシーズンを迎え、泉佐野市消防本部では、7⽉2⽇(⽔)13時30分から、泉佐野市新浜町4番地の5先、北中通漁業組合前において、潜⽔救助訓練を⾏いました。
海岸と、ため池が多い泉佐野市では毎年多数の⽔難事故が発⽣し、平成13年7件、14年7件、15年は既に3件発⽣している状況であることから、今年も消防本部潜⽔救助隊員による潜⽔訓練を⾏って、⽔難事故に備えます。
13時30分、護岸から釣り⼈が海中に転落したとの想定で、りんくう消防署から⽔難救助⾞、救助⼯作⾞及び救急⾞、空港分署から⽔難救助⾞の計4台13⼈が出動し訓練がスタート。
⽔深約6mの海底はヘドロで、1mほどの視界の中を2⼈1組で2班編成した潜⽔隊員が海底での検索を繰り返し、救出した要救助者を引き揚げ、救急⾞に収容するまでの⼀連の活動を本番さながらで⾏うと同時に、市⺠の⾒学者には救急・救助事故を発⾒すれば、直ちに119番通報するように広報を⾏い、訓練が終了しました。
⼿づくり消防艇で、⽔難事故防⽌をPR

7⽉27⽇(⽇)に⾏われた「いかだ下り」に揖南少年消防クラブが消防艇を模した真っ⾚ないかだと救急⾞をイメージした真っ⽩ないかだの2艘で出場しました。
ゴール近くになると、真っ⾚ないかだからは前⽅と左右への⼀⻫放⽔が始まり、⾒学者からは歓声が起こっていました。⾈の側⾯に描かれた「⽔の事故防⽌」との安全メッセージとともに、クラブの存在を⼤きくアピールしていました。
安全な地域社会づくりを目指して

昭和56年8⽉、安全な地域社会づくりの願いを込め、気仙沼市・唐桑町・本吉町・志津川町・歌津町・津⼭町の1市5町の婦⼈防⽕クラブがひとつの輪となり、構成された気仙沼本吉地区婦⼈防⽕クラブ連合会も今年で23年目を迎えました。
クラブ員も13,000名を越え、ますます充実した防⽕クラブへと進展しています。
また、発⾜当初から毎年実施している婦⼈防⽕クラブ連合⼤会「防⽕のつどい」を今年は6⽉29⽇(⽇)に開催しました。
この⼤会は、家庭において⽕気を取り扱う機会が多い婦⼈が、防⽕、防災に関する知識を習得し、⽕災その他の災害から家庭を守り、安全な地域社会づくりを目指すとともに、各クラブ相互の連帯と親睦を深めることを目的として実施しています。
⼤会は、婦⼈防⽕クラブ員・少年消防クラブ員・来賓等の550名が参加し、2部構成で、第1部の式典・講演会と第2部のアトラクション⼤会を盛⼤に実施しました。
第1部では開会宣⾔に始まり、共催関係者のあいさつ、防⽕思想の普及に努めた個⼈や団体の表彰、祝辞、婦⼈防⽕クラブ員3名による意⾒発表が⾏われ、⽇ごろの防⽕意識の⼤切さや、地域ぐるみで協⼒する⼤切さを訴えられました。

その後、参加者全員による防⽕宣⾔に続き地元講師の本吉町国際交流協会会⻑⼭内義夫先⽣による「⾦の卵-その夢と涙-」と題した講演が⾏われました。
午後からの第2部アトラクションは各地区の防⽕クラブ員がこのときばかりと⼯夫をし、練習を重ねた選りすぐりの芸が披露されます。今年は地元の少年消防クラブ員も参加し7団体が出場して、防⽕をテーマにした歌や踊りを披露しました。
初めに地元の少年消防クラブ約40⼈による郷⼟芸能「⽕伏の獅⼦舞」では、熱演に⼤きな拍⼿が送られました。
この⼤会を通じて、参加者全員が、防⽕意識の再認識と向上を図ることができ、さらに親睦を深め連帯感もより強固になったと思います。