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2003年5月

5.地方からの便り

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⼭⽕事防⽌の願いをこめて︕

⼤阪府 枚⽅寝屋川消防組合消防本部

枚⽅市少年消防クラブ(牧野⼩学校区隊⻑︓⽚岡 侑⼦さん6年⽣)のクラブ員達20名は、⾃らの⼿で⼭⽕事を防ごうと、平成15年4⽉2⽇(⽔)午前10時15分から通称津⽥⼭(標⾼300m)に登り、同⼭林内のハイキングコースに防⽕看板「⼭⽕事防⽌」・「⽕気に注意︕」の取り付けを⾏いました。

今年に⼊って、目⽴った⼭林⽕災は発⽣していないものの、本格的な⾏楽シーズンを前に、ハイカーの⽕の不始末やタバコの投げ捨てなどで発⽣する⼭⽕事の防⽌を呼びかけるために、同先輩クラブ員達が昭和62年に防⽕看板を取り付けたのがはじまりで、以後、後輩達が受継ぎ、学校の春休みや創⽴記念⽇(4⽉14⽇)を利⽤して実施しているもので、今年で17回目を数えます。

この⽇は、男⼦は紺⾊のジャンプスーツ、⼥⼦はベージュ⾊のキュロットスカートの制服姿で、消防職員と育成者のお⺟さん達と⼀緒に枚⽅市津⽥⼭⼿付近から⼊⼭し、⼭頂にある枚⽅市⽴野外活動センターに午前11時15分に到着。先ず、同センターへの⼊所式を⾏った後、指導員や枚⽅東消防職員から⽕の正しい使い⽅を学んだ後、団体⾏動の⼤切さを養うために、それぞれが役割分担をし、飯ごう炊さんなどの体験学習を⾏いました。

午後3時に⼦の体験学習を終え、同センターを出発し⼊⼭の時と同様に傷んだ防⽕看板がないか点検するとともに、消防職員と協⼒し、錆びた看板を取り替えながらハイキングコースを下⼭しました。

また、この4⽉から同クラブに⼊会した新クラブ会員達(新4年⽣)7名にとっては、今回が初めてのクラブ活動で、緊張の中「1⼈でも多くの⼈が、この看板を⾒て注意してくれたらなぁ」と先輩クラブ員達に励まされ⼀⽣懸命に看板取り替えを⼿伝っていました。

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地⽅防⽕クラブ連絡協議会の開催

島根県 雲南消防本部

雲南消防本部では、管内の防⽕クラブ等相互の連絡・提携を密にし、防⽕クラブの健全な発展を図るとともに⽕災予防思想の普及に努め、より安全で住みよい地域社会の実現に資することを目的に、雲南地域防⽕クラブ連絡協議会を14年8⽉9⽇に発⾜させました。

去る4⽉25⽇(⾦)に開催した第2回総会には、雲南地区防⽕クラブ連絡協議会委員13名が出席しました。

平成14年度の活動では、島根県防災航空管理所及び出雲市外4町消防組合消防本部を⾒学し、防⽕・防災についての知識を深めました。

また、雲南少年婦⼈防⽕委員会主催による、防⽕クラブ消⽕技術⼤会に参加して、消⽕の技術も⾼めました。

活動報告の後、防⽕クラブ315クラブの運営や活動に関する指導と未結成地域の推進等に活発な意⾒交換が⾏われました。

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