一般財団法人日本防火・防災協会

北海道から熊本まで３７クラブが参加　今回で６回目となる「令和５年度全国少年消防クラブ交流大会」を４年ぶりに、総務省消防庁主催のもと、令和５年９月１６日（土）～１７日（日）の２日間、鳥取県米子市において、（一財）日本防火・防災協会、（公財）日本消防協会の他、鳥取県、米子市、鳥取県消防協会共催で開催されました。
　当日は北海道から熊本県までの少年消防クラブ、総勢３７クラブが参加して行われました。
　この交流会は、将来の地域防災の担い手（消防団員等）の育成を図るため、消防の実践的な活動を取り入れた訓練等を通じて地域の少年消防クラブと交流を深める目的で開催されました。

＜１日目＞
『交流会』
　米子市「皆生グランドホテル」に集合し、消防庁国民保護・防災部防災課地域防災室　志賀室長より開会の挨拶後、来賓の挨拶では鳥取県　平井知事、米子市　伊木市長より少年消防クラブに対する期待等について挨拶をいただきました。
　その後、各参加クラブから趣向を凝らしたクラブ活動紹介を行い、クラブ員の交流を行いました。

＜２日目＞
　会場となった「どらドラパーク米子陸上競技場」で、クラブ対抗競技を取り入れた合同訓練が行われました。

『開会式』
　開会式では、消防庁国民保護・防災部防災課地域防災室　志賀室長、少年消防クラブ活性化推進会議　秋本委員長より開会の挨拶を述べた後、クラブ員を代表して千葉県浦安市少年消防団の代表者が「一人ひとりが日頃の訓練を十分に発揮し、正々堂々競技に挑戦することを誓います」と元気に選手宣誓を行いました。

『合同訓練（クラブ対抗障害物競争）』
　クラブ対抗リレーでは、全長２００ｍのトラックを使い、消防用ホースの筒先をバトン代わりにリレーをしながらアンカーがゴールラインを通過して筒先を置くまでのタイムを競いました。
　クラブ対抗障害物競走では、直線６０ｍコースの障害をクリアしながら、二重巻きホースを延長し結索を行った後、終了報告位置に整列し、指揮者が右手を挙げるまでのタイムを競いました。

表彰式【結果】
１位　埼玉県　三郷市少年消防クラブ
２位　東京都　町田消防少年団
３位　広島県　府中町少年少女消防クラブ
４位　宮城県　歌津中学校少年防災クラブ
５位　神奈川県　大和市少年消防団





米子市消防団少年消防クラブによる
決意表明【閉会式】
　解散式では、クラブ員を代表して米子市消防団少年消防クラブの代表者が「ここで学んだことを活かして少年消防クラブを続けていきます」と決意表明をしました。
　最後に鳥取県消防協会　河本会長より閉会の挨拶があり２日間の交流会を終了しました。
【参加少年消防クラブ】

都道府県	市町村	クラブ名	都道府県	市町村	クラブ名
北海道	札幌市	伏古本町ひまわり少年消防クラブ	愛知県	豊田市	豊田市立寿恵野小学校少年消防クラブ
宮城県	本吉郡南三陸町	歌津中学校少年防災クラブ		尾張旭市	尾張旭市少年少女消防団
埼玉県	三郷市	三郷市少年消防クラブ	大阪府	南河内郡河南町	河南町ファイアジュニア
千葉県	浦安市	浦安市少年消防団	兵庫県	神戸市	魚崎ジュニア防災チーム
東京都	文京区	本郷消防少年団		揖保郡太子町	たつの・太子少年消防クラブ
	台東区	日本堤消防少年団	鳥取県	米子市	米子市消防団少年消防クラブ
	墨田区	向島消防少年団	広島県	広島市	元宇品学区少年消防クラブ
	大田区	蒲田消防少年団			青崎地区少年消防クラブ
		矢口消防少年団			比治山学区少年少女消防クラブ
	豊島区	豊島消防少年団		三原市	三原市立沼田東小学校少年消防クラブ
	葛飾区	本田消防少年団			三原市Brave Fire Club
	江戸川区	葛西消防少年団		安芸郡府中町	府中町少年少女消防クラブ
	八王子市	八王子消防少年団	徳島県	美馬市	美馬市少年少女消防クラブ
	町田市	町田消防少年団	高知県	南国市	南国市少年消防クラブ
	あきる野市	秋川消防少年団		香南市	吉川こども防災クラブ ArkCrew
神奈川県	横浜市	Risk Watch Yokohama Fire Team	福岡県	北九州市	高見少年消防クラブ
	大和市	大和市少年消防団	佐賀県	唐津市	鏡少年消防クラブ
石川県	金沢市	新神田校下子ども消防クラブ	熊本県	八代市	ひかり児童館少年消防クラブ
				人吉市	西瀬少年消防クラブ

　今回参加いただいた３７クラブの皆様、指導者の皆様、さらには、ご協力をいただいた各関係機関、地元消防団、少年消防クラブの皆様、ありがとうございました。