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2023年9月

5. 【幼少年消防クラブ】射水、雲南、西条、愛知

目次

 以下の内容は(一財)日本防火・防災協会が民間防火組織の拡充・強化を図るため、共催により事業費の一部を助成した行事を掲載しております。

「幼年消防クラブのつどい開催について」
富山県 射水市消防本部

 「令和5年度射水市幼年消防クラブのつどい」を射水地区では令和5年6月22日(木)にアルビス小杉総合体育センターで、新湊地区では6月29日(木)に新湊アイシン軽金属スポーツセンターにおいて開催しました。

 この「幼年消防クラブのつどい」は、市内28の保育園や幼稚園の年長児童646名の幼年消防クラブへの入隊式を兼ねて実施したもので、指導者その他関係者を含め総勢809名が参加して盛大に執り行われました。
 そして、火災予防の啓発と防火のPR、並びに関係団体相互の交流を図り、幼年消防に対する理解や関心を一層深めることができました。
 各クラブ員たちは、会場に到着すると、消防車両との記念撮影や放水体験を行ったあと、体育館内で整列して式典に臨みました。

 式典は、くす玉が割れるのを合図に始まり、クラブ員全員で「火遊びは絶対にしません」など3つの防火の誓いを元気よく宣言しました。
 次に、各園の代表に幼年消防クラブワッペンが贈られ、そのお返しとして、消防職員と来賓者に対し、お礼の言葉と防火の誓いを込めたクラブ員手作りのレイがプレゼントされました。
 また、アトラクションとしてイミズレンジャーに扮した消防職員による寸劇が行われ、手持ち花火を行う際は、周囲に気を付けて、水バケツ等を準備することなどを、クイズ形式で学び、危険性や対処方法について理解を深めました。
 最後に、クラブ員全員の一体感を図るため、射水市のイメージキャラクターであるムズムズくんやイミズレンジャーと一緒に体操を楽しみ、式典を終了しました。

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「第33回少年消防クラブ員研修会」を実施
島根県 雲南消防本部
雲南防火委員会

 雲南防火委員会(会長 細木敬(雲南消防本部消防長))では、少年期における防災教育の一環として、消防への理解と関心を深めるとともに、クラブ員同士あるいは消防職員との集団行動を通して、力を合わせる協調性や、人に迷惑をかけないといった社会性を養うことを目的に「第33回少年消防クラブ員研修会」を実施しました。


誓いの言葉(開会式)

車両の見学

 研修会は、雲南消防本部で令和5年7月27日(木)に開催し、18防火クラブから66名のクラブ員が参加しました。
 この研修で、煙体験、消火訓練、車両見学、花火教室などを行いました。また、避難所体験を実施し、クラブ員同士で協力して避難所で使われるダンボールベッドやパーテーションの組み立てを行ったり、非常食等の説明を受けたりして、災害時の避難所の様子を学びました。


消火訓練

煙体験

 参加したクラブ員は、他の小学校のクラブ員や消防職員と楽しく過ごし、消防への関心を深めることができました。


花火教室(正しい使用方法の確認)

避難所体験
(ダンボールベッド・パーテーションの組み立て)

防火防災ビデオ鑑賞

閉会式
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「令和5年度西条市少年消防クラブ大会」を開催
愛媛県 西条市消防本部

 これまで実施してきました、防火・防災について学んだことをクラブ員が発表する形式から、今年度、新たに消防体験型へと開催形態を変え(一財)日本防火・防災協会との共催のもと、4年ぶりに西条市少年消防クラブ大会を令和5年7月30日(日)西条市西消防署にて開催いたしました。


防災〇✕クイズ

消防車両と綱引き

 防災〇✕クイズでは、クラブ員や保護者が防災(火災・地震・台風等)について学び、その後、消防署内において、消防車両と綱引き、煙体験、小型空中作業車搭乗体験、放水体験等を実施しました。体験中に驚く声や、楽しそうに過ごすクラブ員たちを見て、保護者や大会の関係者からも好評で有意義な時間を過ごすことができました。


放水体験①

放水体験②
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「少年消防クラブ員の県消防学校一日入校」を実施
愛知県 防災安全局消防保安課

 令和5年8月8日(火)から8月10日(木)の3日間「少年消防クラブ員の県消防学校一日入校」を愛知県消防学校にて実施しました。
 この行事は(一財)日本防火・防災協会との共催で愛知県内の少年消防クラブ員(小学5、6年生及び中学生)を対象に防火・防災の大切さを学ぶことを目的として実施しており、昭和45年から続く、子ども達に人気の 行事となっています。(令和2・3年度は新型コロナウイルス感染症の影響により中止。)
 なお、今年度の体験種目は、煙道・地震体験、救急体験、ロープ結索体験、規律体験、放水体験の5種目です。

 クラブ員たちは、消防学校のお兄さんやお姉さんの言葉に対して目を輝かせながら、各体験種目に意欲・関心を持って取り組んでいました。
 また、体験後には、「これからはもっと防災について考えたい」、「事前に体験し、対策を立てておくことが自分や、人の命を守ることにつながると思った」、「消防士の仕事はとてもすてきだと思ったので、これから消防のボランティアなどにも参加したい」といった感想を聞くことができました。
 盛況に終えることができ、子どもたちの防火・防災意識の向上に寄与したと感じました。

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