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2023年1月

10. 【女性防火クラブ】前橋、胆江地区、稲城、岩沼、宮城

目次

 以下の内容は(一財)日本防火・防災協会が民間防火組織の拡充・強化を図るため、共催により事業費の一部を助成した行事を掲載しております。

「第31回女性と子どもの防火のつどい」を開催
群馬県 前橋市消防局

 「女性と子どもの防火のつどい」は、幼年、少年及び女性防火クラブ員が消防とのふれあい深め、防火意識の高揚と火災の恐ろしさを再認識するとともに、クラブ員の自覚と決意を新たにし、安全と安心なまちづくりに寄与することを目的に、(一財)日本防火・防災協会との共催事業として、火を使う機会が多くなる時季を前に、令和4年10月19日(水)前橋テルサにて開催しました。
 第一部は、前橋市消防局主催の令和4年度防火ポスターコンクールの表彰式及び幼年消防クラブ、女性防火クラブのうち、日頃活発な活動を行っている優良防火クラブの表彰を行いました。防火ポスターコンクールで最優秀作品に選ばれた作品で「前橋市消防局防火ポスター」を作成し、市内小中学校、公共施設及び事業所等に掲出し、火災予防の普及啓発に大きく貢献しています。
 第二部の防火演技では、幼年消防クラブ3団体による「鼓笛演奏」や「踊り等」が披露され、元気いっぱい迫力ある防火演技で、会場内の皆さんを笑顔であふれさせました。また、女性防火クラブを代表して、桂萱地区女性防火クラブが「サザエさん」を披露していただきました。
 最後には「火の用心のうた」に合わせ参加者全員で手拍子を行うとともに、出演した幼年消防クラブの代表園児により「防火のちかい」が宣言され、防火の決意を新たにしました。


第二部「防火演技」
桂萱地区女性防火クラブ

第二部「防火演技」
火の用心のうた

「消防職員からのお話し」

「記念撮影」

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「第16回胆江地区婦人消防のつどい」を開催
岩手県 胆江地区幼少年婦人防火委員会

 胆江地区幼少年婦人防火委員会では、令和4年11月5日(土)、金ケ崎町の金ケ崎町中央生涯教育センター大ホールにおいて、管内の婦人消防協力会(隊)員や消防関係者など125名が集まり、「第16回胆江地区婦人消防のつどい」を開催しました。このつどいは、秋季火災予防週間に合わせて毎年開催しておりましたが、新型コロナ感染症拡大の影響を受け、3年ぶりの開催となりました。
 開催するに当たり、感染拡大に注意を払い、規模の縮小、席を間引きしての着席等工夫を凝らした開催となりました。
 特別講演では、岩手県立江刺病院 院長 川村秀司氏をお招きして、「人生100年時代をどう生き抜くか~医療・介護現場からの警鐘、人口減少社会に向けて~」と題して講演いただきました。貴重な資料と医師としての経験をもとに多角的な知見からの講話は、聴講した会(隊)員皆が、これからの人生を豊かに過ごすためのすべを考える良い機会となりました。また、今後ますます核家族化、独居高齢者の増加が進むことが示され、地域防災における婦人消防活動の重要性を強く認識する機会にもなりました。
 後半は、消防本部から住宅防火対策として、コンロ火災の発生状況と予防対策及び住宅用火災警報器の設置の徹底や適切な維持管理の必要性について、講話が行われました。
続いて、婦人消防として火災の撲滅と安全社会を目指し、
1 防火知識の普及
2 火災の未然防止
3 婦人消防の拡大と発展
を防火宣言し、閉会しています。
 このつどいを通じて、婦人消防の地域における役割や関係機関との協力・連携の重要性を改めて実感することができ、実りの多い大会となりました。

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「稲城市女性防火クラブ40周年記念大会」を開催
東京都 稲城市消防本部

 (一財)日本防火・防災協会との共催による、稲城市女性防火クラブ40周年記念大会を、令和4年11月12日(土)クラブ員等94名の参加により、多摩永山情報教育センターにて開催することができました。
 本大会は、記念講演、記念式典、記念祝賀会と三部構成で開催し記念講演では、稲城市と友好都市であります福島県相馬市女性消防隊隊長の渡部順子氏を講師に招き「女性消防隊の役割と相馬市の災害対応」に関する講演を聴講しました。
 記念式典では稲城市長から稲城市女性防火クラブに対し消防防災活動に貢献した功績に対し表彰状が授与されました。また、在籍35年を超えるクラブ員に対し消防長から感謝状が授与され、当クラブ会長から記念品が贈呈されました。
 祝賀会では、女性防火クラブ40年のあゆみをまとめたビデオ放映を行い、今まで進めてきた「自分の家庭は自分で守る」「自分たちの街は自分たちの手で守る」を40年の歴史とともに、防火・防災の重要性をクラブ員一同が再認識することができ大変有意義な記念大会となりました。

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「第36回 防火研修会」を開催
宮城県 あぶくま消防本部岩沼消防署

 令和4年11月20日(日)岩沼市民会館大ホールにおいて「第36回防火研修会」を開催し、婦人防火クラブ員198名、他来賓等62名を招き、合わせて260名が参加しました。市内小学生10名に岩沼市防火防災作品優秀賞(ポスター・標語・作文)として後援・協賛している岩沼市防災連絡協議会の会長から表彰状が授与されました。


会場の様子

最優秀賞 作文の部

 作文の部最優秀賞として岩沼西小学校6年生 宝田涼花さんの題名「ひいおじいちゃんのお話」が発表され、講演では、スタジオ ディ ヴェリエ様から「防災備蓄収納講座」と題して御講演いただきました。


最優秀賞 ポスターの部

最優秀賞 標語の部

講演

住宅用火災警報器・消火器 展示


防火宣言
 最後に、クラブ員全員で「自分たちの地域から火災を出さない」「自分達の地域は自分達で守る」と防火宣言を唱和し研修会を閉会しました。


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「第36回宮城県婦人防火クラブリーダー研修会」を開催
宮城県 復興・危機管理部消防課

 宮城県婦人防火クラブ連絡協議会では、(一財)日本防火・防災協会の共催のもと、令和4年11月24日(木)に第36回宮城県婦人防火クラブリーダー研修会を仙台市民会館で開催いたしました。
 新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年、一昨年と本研修会を開催できませんでしたが、今年は3年ぶりに開催することができました。
 本研修会に併せて、宮城県知事表彰の伝達式が行われ、火災予防思想の啓発に功績のあった婦人防火クラブなど9団体と5個人に、表彰状が授与されました。
 研修会では、はじめに県内3地区からの活動報告が行われ、新型コロナウイルスの影響でこれまで通りの活動が難しい中、各地区工夫して活動を続けている様子が発表されました。
 また、みやぎ東日本大震災津波伝承館で主任解説員を務める、元石巻市立渡波中学校教頭の三浦浩様を講師にお迎えし、「3.11 あの日から今日まで ~教員として、生き残った者として~」と題して講演をいただきました。震災当時の経験に基づく貴重なお話で、参加者からは、非常に良かったとの声が聞かれました。


表彰伝達の様子

講演の様子
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