HOME  > 防火ネットニュース12月号  > 8. 【地方からの便り】新宮、江別、三原、別府、松山

2022年12月

8. 【地方からの便り】新宮、江別、三原、別府、松山

目次

 以下の内容は(一財)日本防火・防災協会が民間防火組織の拡充・強化を図るため、共催により事業費の一部を助成した行事を掲載しております。

「令和4年度新宮市幼少年婦人防火委員会 防災研修会」を開催
和歌山県 新宮市消防本部

 新宮市幼少年婦人防火委員会は、白梅幼年消防クラブ、王子ヶ浜少年消防クラブ、婦人防火クラブの3つの自主防火組織により、構成されています。


「防災研修会」

ホール受付の様子

 この度、(一財)日本防火・防災協会との共催行事として、「令和4年度新宮市幼少年婦人防火委員会 防災研修会」を、「丹鶴ホール」にて、令和4年8月20日(土)に開催することができました。
 研修会では、まずオープニングセレモニーとして、白梅幼年消防クラブによる防火太鼓の演奏が披露され、続いて、王子ヶ浜少年消防クラブによるスライドを使用した活動報告会、消防本部予防課による住宅用火災警報器の普及啓発が行われました。


白梅幼年消防クラブ 防火太鼓

王子ヶ浜少年消防クラブ活動報告

 そして、基調講演として元新宮市の防災アドバイザーとしてご活躍された、上野山巳喜彦氏を講師に招き、「体験談から振り返る 紀伊半島大水害」と題し、平成23年に発生し甚大な被害をもたらした大水害をテーマに約1時間のご講演をいただきました。
 参加者一同、講師の体験談を交えた大水害の記録を振り帰ることで、改めて、今後一人の犠牲者も出さないという強い信念を持つことが出来て、大変有意義な研修会となりました。


このページの上に戻る
「2022消防フェスティバル」を開催
北海道 江別市消防本部

 江別市消防本部及び江別市消防団は、江別市少年女性防火委員会、(一財)日本防火・防災協会との共催により、令和4年8月22日(月)から9月30日(金)までの間、「2022消防フェスティバル」を開催し、江別市のYoutubeチャンネルでの動画配信や、市内の認定こども園を対象としたリモート消防署見学を行いました。
 動画の内容は、子どもたちからよくある質問に消防士が答える「おしえて消防士さん!」、個性豊かなパンで話題の「しげぱん」と挑む同消防本部公式キャラクター「ボーカくんパンを焼いてみた」、江別市地域おこし協力隊による消火体験や煙体験などで、全ての動画の閲覧回数を合計すると、6,880回でした。
 リモート消防署見学では、テレビ電話を活用して消防車の見学やはしご車の乗車体験、カードを使用した防災訓練などを行い、園児たちは興味津々な様子で画面に集中していました。
 子どもから大人まで楽しみながら火災予防を学び、防火意識の啓発が図られました。

<配信動画>


【おしえて消防士さん!】

【地域おこし協力隊による煙体験】

【ボーカくんパンを焼いてみた】

リモート消防署見学
このページの上に戻る
「第46回三原消防まつり」を開催
広島県 三原市消防本部

 このイベントは、消防活動を広く市民にアピールして、消防防災に対する理解を深めるとともに、防災意識の高揚及び防火防災の輪を広げることを目的としており、令和4年10月29日(土)に実施しました。
 今年は、3年ぶりの開催となり、晴天にも恵まれ約2,000名の来場者が訪れました。

 各コーナーでは、学習コーナーの救急法講習、訓練消火器取扱訓練、体験コーナーの放水体験、煙ハウス、ロープ渡り、その他ふれあいコーナー、屋外ステージでの協力団体により演技演奏、少年消防クラブと自主防災会によるバケツリレーなど行い、市民と触れ合うことができました。

 最後に、共催機関の(一財)日本防火・防災協会をはじめ、関係機関の皆様には、ご協力をいただき無事に終えることができましたこと、厚くお礼を申し上げます。

このページの上に戻る
「第47回市民と消防のつどい」を開催
大分県 別府市消防本部

 「第47回市民と消防のつどい」を、(一財)日本防火・防災協会との共催により、令和4年11月6日(日)大分県別府市の別府公園にて3年ぶりに開催し、天候にも恵まれ約20,000人もの市民の方々が来場しました。
 会場入口付近では、別府市防火委員会の別府市女性防火クラブ員及び別府市少年消防クラブ員による防火リーフレットの配布や横断幕での啓発活動を行いました。
 イベント内容は、新型コロナウイルス感染症感染予防対策として、例年から一部変更して実施しましたが、以前よりも苦情等もなく実施できました。

 ステージイベントとして、別府市幼年消防クラブの鼓笛演奏を実施し、防火啓発への思いを来場者に伝えていただくことで、来場者の方にも火災予防への意識を持っていただけたと感じました。
 変更点としては、はしご車搭乗体験を来場者と職員の接触を避ける目的で、高所作業で使用するバスケットでの記念撮影に変更しました。また、ちびっこレンジャー体験として、ロープ渡過体験を実施していましたが、今回は、煙体験、懸垂体験、引揚体験を複合したアスレチック式の体験コーナーとし、体験者には、記念手袋を着用し体験してもらいました。

 この「市民と消防のつどい」を通じ、市民の方々と消防職員のみならず、防火クラブ員もが身近に接することで、たくさんの方々に火災予防の普及啓発をPRすること、更には、火災予防の理解を深めていただくという目標は十分達成できたものと確信しております。

このページの上に戻る
「みんなの消防フェスタ・防災シンポジウム2022」を開催
愛媛県 松山市消防局

 令和4年11月6日(日)、松山市総合コミュニティセンターで、「みんなの消防フェスタ・防災シンポジウム2022」を開催しました。
 防災シンポジウムでは、気象予報士・気象キャスターの伊藤みゆきさんに、安心安全につながる気象情報~天気予報の聴き方のコツ~と題し、身近な天気予報の話を交えながらわかりやすくご講演いただきました。
 展示・体験ブースでは、住宅防火に関する機器や最新の防災グッズの展示、オリジナルの缶バッジ作製や消火体験、マスコットカーの試乗や煙体験などで、大いに盛り上がりました。
 コロナ禍での開催となったため、参加者には一定の制約をお願いする形となりましたが、事故なく盛会裏のうちに終了することができました。
 来場者アンケートでは、「コロナ渦での開催、ご苦労様でした。これからも定期的に開催するようお願いします。」とのうれしいお声もいただきました。
 今後も、松山市民の皆さんに防火や防災への関心を深めてもらえるイベントとなるよう努めます。


消火体験の様子

煙体験の様子
このページの上に戻る
目次