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2022年2月

5. 【幼少年消防クラブ】富山、岐阜、名護、高崎

 以下の内容は(一財)日本防火・防災協会が民間防火組織の拡充・強化を図るため、共催により事業費の一部を助成した行事を掲載しております。

「第67回富山県小学生火災予防研究発表大会」を開催
富山県 危機管理局消防課

 富山県では、毎年、秋季全国火災予防運動に併せて、県内の小学生を対象とする火災予防に関する研究、体験等についての発表大会を開催し、防火思想の普及・啓発と少年消防クラブの発展向上を図り、火災のない安全で住み良い地域づくり・郷土づくりを推進しています。

 今年は、令和3年11月13日(土)に富山県教育文化会館(富山市舟橋北町)で開催し、県内の13校82名の小学生が、研究成果について元気よく発表しました。

発表風景

 今回の大会で、特選及び北日本新聞社賞を受賞した富山市立堀川南小学校は「守ろうぼく・わたしの大切な命~堀南の子にできること~」と題して発表しました。火災予防のために自分たちに何ができるのかに焦点をあて、夏休みに防火週間を設定して家族や消防団員と必要な取組みを話し合い、地域でコンセント回りのほこり掃除を呼びかけたほか、火災発生に備え、消火栓の数と位置の把握を行うなどの取組みが高く評価されました。
 また、金賞を受賞した滑川市立東部小学校は「地域を知ろう・地域を守ろう~みんなで実現!火災0~」と題して発表しました。滑川市内では住宅火災が多いことに着目し、早期発見、初期消火が被害軽減につながるとの視点から、住宅用火災警報器と消火器の設置・維持管理の重要性を伝えました。
 さらに、研究成果を地域住民に実践してもらうため、市内全小学校へ動画・ポスターを配付するとともに、消防署と連携してショッピングセンターで呼び掛け活動を行った点などが評価されました。


特選 富山市立堀川南小学校

金賞 滑川市立東部小学校
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火災予防に関するポスター募集による表彰式を実施
岐阜県 岐阜市消防本部

 岐阜市少年消防クラブ運営協議会、(一財)日本防火・防災協会、岐阜市消防本部共催の「火災予防に関するポスター募集」事業に、今年度は1,059点の応募がありました。
 当事業は「岐阜市内の少年消防クラブ員及び学校の児童から火災予防に関するポスターを募集することにより、火災予防思想の普及・高揚を図ること」を目的として実施しております。
 例年は上位作品70点について表彰式を行っておりますが、今年度は昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、特選4名に対して表彰を令和3年11月4日(木)行いました。


表彰式

岐阜市長賞授与

 岐阜市消防本部で行われた表彰式には、岐阜市長賞をはじめ、岐阜市議会議長賞、岐阜市教育委員会賞、岐阜市消防長賞の受賞者の各1名が参加しました。
 また、上位作品70点を、10月28日から11月3日に「ぎふメディアコスモス」で、11月9日から15日の秋季全国火災予防運動期間中に「カラフルタウン岐阜」で展示し、火災予防の啓発を行いました。


特選4名

ポスター展示
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「令和3年度名護市幼年消防クラブ防火研修」を開催
沖縄県 名護市消防本部

 私たち名護市幼年消防クラブは今年で設立10年目になり、名護市内における4歳児及び5歳児を対象に火に対する正しい知識や、将来の地域防災を担うリーダーとして社会貢献ができる子供達を育成することを目標に活動しています。
 新型コロナ感染症の影響で思うような活動ができていませんでしたが、今年度は参加園児及び参加人数を制限し、感染対策を行ったうえで、令和3年11月16日(火)「防火研修」を実施しました。



 煙体験などの体験型の研修やDVD視聴による防火研修などの5 つの研修内容を用意し、それぞれブースを分けて順番に周って研修してもらう形式で実施しました。



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「令和3年度幼年消防クラブのつどい」を開催
群馬県 高崎市等広域幼年女性防火委員会

 幼年期における火災予防思想の育成を目的として、高崎市等広域幼年女性防火委員会が主催し、令和3年11月25日(木)に「幼年消防クラブのつどい」を開催しました。
 一昨年までは群馬音楽センターを会場とし、ご来賓をお招きして盛大に開催しておりましたが、昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の為中止となりました。
 楽しみにしている子供たちのために、今年度は、屋外で全員が集まる開会式や閉会式は行わず、参加園を3グループに分け、密を避け、消毒、マスクの着用を徹底することで開催しました。
 もてなし広場に到着した子供たちは、広場に展示されている消防車両を見て大喜びでした。
 救急車、ポンプ車、救助工作車、はしご車、津波・大規模風水害対策車・水陸両用バギーの6台それぞれの説明を聞き、記念撮影をして楽しい時間を過ごしました。



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