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2017年7月

9.【婦防活動】海津市女性防火クラブ総会を開催ほか〔太田、東近江、豊橋、嶺北〕

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岐阜県 海津市消防本部


海津市女性防火クラブ総会
  毎年海津市内の自治会から選出された海津市女性防火クラブ総会及び研修会を平成29年5月20日(土)に海津市平田町今尾の平田農村環境改善センターにて行いました。
 総会では平成29年度中の行事予定等を連絡し、新役員の選出を行いました。
 その後、身のまわりの防災について、実際に役に立つ内容とし防災リーダーとしての知識・手技の習得を目的とした、初期消火に必要な消火器の取扱い、消火栓の取扱い訓練の研修会を実施しました。昨年から実施している住宅用消火器の説明や取扱いも実施し、訓練用の水消火器を使用しての消火訓練を積極的に熱心に行うことが出来ました。
 今まで、学校や会社、各自治会等で行われた訓練では「実際にはあまりやったことなかった。」と言っておられた方もお見えでしたが、自分が今度は自主リーダーとして家庭や近所の人を守るという意識を持っていただいたのか、質問等もあって大変よい研修会となりました。
 また、住宅用火災警報器の設置に関するアンケート等も実施し、住宅用火災警報器の重要性を学んでいただくことが出来ました。


消火器取扱い訓練(消火器の説明)

消火器取扱い訓練(消火訓練)

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群馬県 太田地区幼年少年婦人防火クラブ推進委員会

 太田地区幼年少年婦人防火クラブ推進委員会は、(一財)日本防火・防災協会と共催で、平成29年5月20日(土)、21日(日)の2日間にわたり、太田市消防本部において、太田市女性防火クラブの新入クラブ員150名を対象に「太田市女性防火クラブ防火教室」を開催しました。


模擬消火装置を使った消火訓練

煙体験ハウス

 クラブ員の方々は、基本動作を学ぶ訓練礼式に始まり、模擬消火装置を使った消火訓練や煙体験ハウスによる煙避難体験、住宅用火災警報器の説明、天ぷら鍋の出火実験と救助袋を使った避難訓練、さらに心肺蘇生とAEDを使用した救命講習と3時間にわたり真剣な表情で熱心に取り組みました。


住宅用火災警報器の説明

天ぷら鍋の出火実験

 特に、垂直式救助袋による高所からの避難訓練では、建物4階の高さからベランダに乗り出し救助袋に入るため、悲鳴を上げながらの体験でしたが、無事に地上に降りられることが確認でき安心した様子でした。有事の際にはこうした避難器具を活用し、避難の先駆けとなってくれることが期待できると思います。
 最後には、記念品として防災用品が入ったボトルセットが配られ、有事の際の物心両面での準備ができ、知識技術の習得による地域防災力の向上とクラブ員としての団結を図ることにもつながったことと思います。


垂直式救助袋による避難訓練

AEDを使用した救命講習

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滋賀県 東近江行政組合消防本部

 東近江女性防火クラブは、家庭で火気を使う機会の多い女性が、火災予防の知識を身につけて住宅火災の予防に努めると共に、女性達が連携しあって地域の防火防災に関する意識を高めていくことを目的として結成されている自主的な防火組織です。
 毎年各地区の女性防火クラブのリーダーを対象に消防署毎にリーダー研修会を開催し、リーダーとして必要な知識と技術の習得に努めています。


 今回の研修会は、平成29年5月20日(土)から消防署において開催し、女性防火クラブの主な活動内容の紹介、代表的な訓練の体験、防火防災の講話等それぞれの女性防火クラブのリーダーとして活動して頂く際に必要となってくる事項を盛り込み実施しました。
 研修会後、受講された方は、「有事の際には地域の連携、人と人の繋がりが大事だと改めて感じました。防火防災への思いをなお一層新たにして地域で精一杯活動していく。」と語っておられました。
 今回の研修で習得されたことを各地域で、また各女性防火クラブで活用頂き、安全で安心な街づくりのために活躍を願い、閉会となりました。


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愛知県 豊橋市幼少年女性防火委員会

 平成29年5月28日(日)豊橋市内(野外教育センター)において、日本防火・防災協会との共催事業による、「豊橋市女性防火クラブ連絡協議会防火防災研修会」を開催しました。この会場で4回目の開催となる本研修には、市内女性防火クラブ員100名が集まり、盛大に研修会を開催することができました。
 午前は職員による住宅防火講話及び水消火器を使用した初期消火訓練を実施。住宅用火災警報器・感震ブレーカー展示パネルを使い、わかりやすい説明ができたことで、参加者の関心が大いに高まり、普及PRのよい機会となりました。
 午後は、炊き出し訓練、初級救命講習、搬送法を実施。炊き出しは、災害時にライフラインが使えなくなった場合を想定して、ビニール袋に米を入れ、湯せんで火を通し調理するパッククッキングと呼ばれる方法でご飯を炊きましました。


 パッククッキングを初めて体験するクラブ員も多く、好評をいただきました。参加者は各講習、訓練に熱心に取り組み、1日をとおして終始、和やかな雰囲気で研修会を実施することができました。


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福井県 嶺北消防組合消防本部

 平成29年6月4日(日)、嶺北消防組合(主催)、幼少年女性防火委員会及び(一財)日本防火・防災協会(共催)による、39回目となる女性消火技術大会が、福井県坂井市春江町江留中の「福井空港駐車場」において開催されました。


選手宣誓風景

一般初期消火競技風景

 この大会は、消防組合管内のあわら市と坂井市の女性防火クラブ及び一般女性を対象として、初期消火の習得と技術の向上に併せて、家庭や地域での防火体制の確立を図ることを目的として開催されています。また、全国的にも大変珍しい女性だけの消火技術大会ではありますが、昭和54年の第1回大会から回を重ねるごとに参加者の意識も高まっており、昨年に引続き出場している方やチーム内でTシャツなどを揃えて出場する方もいます。


一般初期消火競技風景

消火栓操作競技風景

 さて、各競技は初期消火を想定したもので、水消火器と水バケツを使用し初期消火技術を競う一般初期消火競技、消火栓を使用し迅速な放水技術を競う消火栓操作競技、水バケツを使用し連携のとれた初期消火競技を競う団体バケツ消火競技が行われ、いずれのチームも声を掛け合いながら操作の速さだけでなく、正確な動作と連携のとれたチームワークで消火技術を競い合い、日頃の練習の成果を十分に発揮していました。


消火栓操作競技風景

水バケツ消火競技風景

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