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2016年12月

9.【婦防活動】群馬県指導者育成研修会を開催ほか〔越谷、前橋、仙南、磐田〕

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群馬県 総務部消防保安課


開会式の様子
 群馬県女性防火クラブ指導者育成研修会は、県内女性防火クラブ幹部を対象に毎年開催されているもので、各地区女性防火クラブの指導者として必要な知識の習得及び士気高揚を目的としています。今年度は10月27日(木)に開催し、(一財)日本防火・防災協会の共催の下、県内各地から総勢200人のクラブ員が参加し、盛況を博しました。
 講演の内容は『住宅用火災警報器の普及啓発について』、『大人向け防犯出前講座~今日からできる身近な防犯対策~』でしたが、女性防火クラブ員にとっては、身近に感じられる内容も多く、会場では熱心にメモを取るクラブ員の姿も多く見られました。
 研修は長時間に及びましたが、参会の皆様の御協力により大変有意義な研修会となりました。


講演(住宅用火災警報器の普及啓発について)

講演(大人向け防犯出前講座
~今日からできる身近な防犯対策~)

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埼玉県 越谷市婦人防火クラブ連絡協議会

 越谷市婦人防火クラブ連絡協議会は、住宅防火の重要性を学び、地域における防災意識の高揚を図ることを目的に、平成28年10月11日(火)、越谷市中央市民会館劇場において、平成28年度越谷市婦人防火クラブ防災研修会を開催しました。
 研修会には、特定非営利活動法人日本防災士会 常務理事 橋本 茂 氏を講師に招き、「大規模地震に備える」と題し、約1時間講演いただきました。今年4月に発生した熊本地震の教訓をもとに、今後発生が予想される首都直下地震にどう備えるべきかを学びました。


越谷市長 祝辞

会場の様子

 熊本地震では2度にわたって震度7を記録し、最初の地震では倒壊しなかった家屋が、2度目の地震で倒壊し多くの命が奪われました。最初の地震で避難された方は助かり、自宅にとどまった方が亡くなられました。被災初期は屋外へ避難し、テントや車中泊など、屋内にとどまらないことが命を守ることに繋がることとあわせて、避難所の現状として物資の不足、不衛生な環境や運動不足などが二次災害を招くことを学びました。事前に備えることが重要であるが、高齢者のいる家庭、乳幼児のいる家庭、ペットのいる家庭では備えが違ってくるのは当然であり、我が家の防災対策を見直す必要性を強く感じさせる講演でした。
 更に、避難所の開設運営について学び、婦人防火クラブ員にとって今後の防災普及啓発活動に有効活用できるものとなりました。
 また、会場ロビーにて住宅用防災機器等の展示を実施し、住宅防火対策として防炎製品の有効性、住宅用火災警報器の維持・管理の重要性、火災時に特に支援が必要となる高齢者等に対し、地域ぐるみでの支援体制の確立の意識付けが図れたものと思われます。


橋本氏による講演「大規模地震に備える」

住宅用防災機器等を展示(ロビー)

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群馬県 前橋市消防局


幼年消防クラブによる防火演技
 平成28年10月13日(木)開催された「女性と子どもの防火のつどい」は、幼年、少年及び女性防火クラブ員が消防とのふれあいをさらに深め、防火意識の高揚と火災の恐ろしさを再認識するとともに、クラブ員の自覚と決意を新たにし、安全と安心なまちづくりに寄与することを目的として、火を使う機会が多くなる時季を前に毎年行っています。
 第一部は、前橋市消防局主催の平成28年度防火ポスターコンクールの表彰式及び幼年消防クラブ、女性防火クラブのうち、日頃活発な活動を行っている優良防火クラブの表彰を行いました。防火ポスターコンクールで最優秀作品に選ばれた作品で「前橋市消防局防火ポスター」を作成し、市内小中学校及び事業所等に掲出し、火災予防の普及啓発に大きく貢献しています。
 第二部の防火演技では、幼年消防クラブ4団体による「鼓笛演奏」や「合唱」、女性防火クラブ2団体による「踊り」を披露していただきました。
 最後には参加者全員で「火の用心のうた」を合唱するとともに「防火のちかい」が宣言され、防火の決意を新たにしました。


女性防火クラブによる防火演技

参加者全員で「火の用心のうた」

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宮城県 仙南地域広域行政事務組合消防本部


110名が研修会に参加
 管内の9市町婦人防火クラブから指導者を対象に、防火防災意識の向上を図ることを目的とて「仙南地区婦人防火クラブ指導者研修会」を平成28年10月21日(金)に実施しました。
 研修に先立ち、仙南地域幼少年婦人防火委員会から2団体1個人に対して表彰式を行いました。


表彰式の様子

婦人防火クラブ連合会 会長による
あいさつの様子

 研修では、住宅用火災警報器の設置義務化から10年が経過し電池切れ等についてホーチキ(株)から講師を招き講演をいただきました。感知方法の違い、点検方法や無線式連動型の説明を受けました。特に無線式連動型の作動試験を見せていただいた後に、参加者から積極的に質問が出ていました。
 研修会のおわりに副会長から「住宅用火災警報器の条例適合率向上につながるよう啓発活動を頑張りましょう」とあいさつがありました。


ホーチキ(株)による講演

「住宅用火災警報器の維持管理について」

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静岡県 磐田市消防本部

 磐田市女性防災クラブ豊田支部は、磐田市消防団豊田方面隊と合同で防火広報(夜警)を実施しました。
 これは、「平成28年秋季全国火災予防運動(11/9~11/15)」に合わせ実施したもので、磐田市女性防災クラブ豊田支部のクラブ員が磐田市消防団豊田方面隊第1分団、第2分団、第4分団の3班に分かれ、消防車にて地域を巡回しました。車内では、車載マイクで広報文を読み上げ、市民に対して火災予防に関する注意喚起を促しました。


夜警出発の前に挨拶をする
磐田市女性防災クラブ連絡会会長と消防団員

挨拶を終え夜警に出発

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