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2016年1月

1.(一財)日本防火・防災協会 秋本会長 新春ご挨拶

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秋本敏文会長
秋本敏文会長
 明けましておめでとうございます。今年が皆様にとってよい年であり、そして災害もない平穏な年でありますようお祈りいたします。
 今年は、近年最大の被害をもたらした東日本大震災から5年を迎えます。この間も台風、局地的な集中豪雨、地震、火山噴火、竜巻など本当にさまざまな災害がありました。住宅火災等も後を絶たず、このためお亡くなりになる方々も多数おられます。このような状況では、いつでも、どこでも、何でもある位に思っていなければなりません。しかし、どんなことがあっても生命を守り抜き、日常生活や財産等への被害をできる限り小さくしなければなりません。このようなことをめざして、「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」という新しい法律が平成25年12月に制定されました。この法律は、消防団の重要性を明記するとともに、女性防火クラブ、少年消防クラブの存在を初めて法律に登場させ、そして、さらにこれらの人々は勿論、地域の皆さんの総力を結集して地域の防災力の充実強化を進めることをめざしています。
 このような法律は初めてで、本当に画期的な意味をもっています。今年、平成28年は、この法律が制定されて3年を迎えるのですが、新たな気持ちのもとに、日本防火・防災協会としても皆さんのご協力を頂いて、この法律の趣旨の実現に努力しなければならないと思います。
 平成27年4月から、地域防災に関する国や地方公共団体の政策動向や全国各地の動きなど、総合的に情報をお伝えする「地域防災」という情報誌を発刊しています。おかげさまで多くの方々にご覧頂き、ご参考にして頂いていますが、今年はさらに、その内容を充実させたいと思います。
 防災のための活動は、素早く、しかも地域の自然的、社会的な条件に応じて行われなければなりません。そのためには、日頃から地域の皆さんが、どのような災害の事態があり得るか、そのような万が一の時には、それぞれどのように動くかなどのご相談をして頂いておくことが必要です。これが、災害対策基本法に定められた地区防災計画の基礎にもなります。
 このようなことを進めていくためには、これを現実に進めていく人の存在が大事です。そのようなことを考えながら、今年も女性防火クラブ、少年消防クラブ、自主防災組織のリーダーの皆さんの研修交流会開催等を行います。
 国の施策にご協力申しあげながら、国や地方の皆さんと一体になって、より安全安心な生活の確保のため、今年も努力してまいります。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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