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2015年9月

9.【幼年消防活動】新発田市で「消防ふれあい広場」を開催ほか〔小山、網走、西和〕

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幼年消防ふれあい広場を開催

新潟県 新発田地域広域事務組合消防本部

 平成27年6月12日(金)、サン・ビレッジしばたにて、「幼年消防ふれあい広場」を開催しました。
 このイベントは、幼年期における防災教育の重要性を考慮し、火遊びの防止と防火思考の普及並びに消防の仕事に対する理解を深めることを目的としており、平成7年から開催し、今年で21回目となります。
 当日は、あいにくの梅雨空で、空模様が心配されましたが予定どおり行われ、参加した当消防本部管内の施設数は昨年より8施設多い41施設となり、園児1,109名、引率者159名、その他多数の保護者が集まりました。
 体験コーナーや消防車両の展示など様々なイベントを準備し、子供たちが正しい火の取扱いや防火防災の心を育めるように活動しました。
 子供たちと一緒に楽しみながら行うことで、私たち消防職員も自然と笑顔で対応することができ、地域とのコミュニケーションをとる良い機会となりました。

濃煙体験
濃煙体験
放水体験
放水体験

 子供たちが防火衣とヘルメットをかぶり小さな消防士となって、職員お手製のミニ消防車(消ちゃん号)からホースをのばし、筒先を持って目標の的に水を当てる放水体験コーナーや、起震車を使用し過去の地震の揺れによる怖さを体験してもらい、避難の仕方を教える地震体験コーナーは子供たちに人気のイベントとなりました。
 救急救命コーナーでは、消防職員と着ぐるみによる寸劇を行いました。倒れている人を見つけたらすぐに大人に知らせる事や心肺蘇生法の重要性などを、イラストや写真を織り交ぜたクイズ形式で劇が進行していくもので、楽しみながら学んでもらうことができました。
 この他にも水を掛けて消火する模擬体験として、仲間と協力してバケツに白玉を入れ火災現場に見立てた置物の中に白玉を入れるバケツリレーコーナーや濃煙体験コーナー、記念写真コーナーなどを設けました。
 来年も引き続き、防火意識をしっかり持った次世代の育成のため、クラブ加入幼稚園・保育園とともに、今後とも地域における防火防災思想の普及の一助となるような活動を行っていきたいと思います。

救急車乗車体験
救急車乗車体験
消防士さんと記念撮影
消防士さんと記念撮影

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第6回小山市幼年消防クラブ連合会フェスティバルを開催

栃木県 小山市消防本部

総勢1930名が参加
総勢1930名が参加
 (一財)日本防火・防災協会の協力を得て、「第6回小山市幼年消防クラブ連合会フェスティバル」を6月26日(金)栃木県立県南体育館メインアリーナで開催しました。
 この「小山市幼年消防クラブ連合会フェスティバル」は、小山市幼年消防クラブ連合会に加入している市内28の幼稚園、保育園、保育所の小山市幼年消防クラブ連合会に加入している年長児童が参加するものです、今年で6回目の開催となります。
 各クラブ員は、開会式で「火の用心のうた」と「防火の誓い」を全員で行った後、各ブースに別れて消防職員と綱引き、玉入れ、空き缶積みなどを行い、遊びを通じて「防火の大切さ」を学びました。

消防職員との綱引き
消防職員との綱引き
空き缶積み
空き缶積み

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「幼年消防クラブ防火パレード」を開催

北海道 網走地区消防組合消防本部

 平成27年7月11日(土)、網走地区消防組合網走消防署南出張所を会場に「幼年消防クラブ防火パレード」を開催しました。
 このパレードは、幼児期において正しい火の取扱いに対するしつけと、消防の仕事を理解させることにより、火遊び等による火災の防止を図るとともに、防火思想の高揚を図ることを目的とし、「市民とこどもの消防ふれあい広場」の開催と併せて毎年開催しています。

きれいに整列する園児たち
きれいに整列する園児たち
鼓笛演奏を披露
鼓笛演奏を披露

 幼稚園ごとに登場した園児たちは、きれいに整列するとこの日のために練習を重ねてきた鼓笛演奏を披露し、来場者は鼓笛演奏や音楽に合わせて踊る姿に盛んに拍手や声援を送っていました。
 その後、お揃いの法被に着替えた園児たちは拍子木を打ちながらパレードを行い、来場者に「火の用心」を呼び掛けました。
 最後に「私たちはぜったい火遊びはしません」と元気よく誓いの言葉を述べ終了しました。

拍子木を打ちながらパレード
拍子木を打ちながらパレード
「私たちはぜったい火遊びはしません」
「私たちはぜったい火遊びはしません」

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一日消防士体験入署を実施

奈良県広域消防組合 西和消防署

 奈良県広域消防組合西和消防署では、平成27年7月13日(月)に、王寺町の片岡の里保育園、黎明保育園、平群町のこども園、三郷町の南畑幼稚園の4幼年消防クラブに所属する園児237名が参加し、一日消防士体験入署を実施しました。
 この行事は、消防業務の一部を擬似体験することにより、幼年期から火災予防の重要性をしっかり身につけてもらおうと、平成5年から毎年この時期に開催しており、今年で23回目となります。
 消防職員の指導のもと、着衣着火消火訓練、バケツリレー、放水訓練を体験しました。

姿勢を低くして避難する訓練
姿勢を低くして避難する訓練
元気よく放水訓練
元気よく放水訓練

 着衣着火消火訓練では、衣服に着火したときの消火対応訓練(ストップ・ドロップ・アンド・ロール)と火災の際に避難する方法として、煙に見立てた白布の下を、姿勢を低くして避難する訓練を行い、バケツリレーでは、水に見立てた風船を「よーい、どん」の合図で大きなバケツに運びました。
 また、放水訓練では、黄色とオレンジ色の子供用防火衣とヘルメットに着替えて小さな消防士に変身し、消防職員の補助を受けて、元気よく放水しました。
 最後に、クラブ員全員で「ぼくたち、わたしたちは、火あそびはしません。」と大きな声で防火宣言を唱和し、参加者全員に修了証と記念品が手渡されました。

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