怪我人に駆け寄る女性防火クラブの皆さん 11月25日、東京ドームにて開催された消防団120年・自治体消防65周年記念大会において、静岡県女性防火クラブ連絡協議会は「大地震発生を想定した救助救急訓練」に出演する機会をいただきました。
静岡県から、救護者役３名、要救護者役２名を一組として、計10組、50名が参加。女性防火クラブ代表として、三角巾を使用した被災者への応急手当を披露することに。６分という限られた時間の中で、素早く、正確に手当てを行うため、また、負傷者らしい演技を見せるため、各組ごと練習に励んできました。
前日のリハーサルでも当日の動線や演技位置について入念に確認、いよいよ本番を迎えました。
三角巾による応急手当を披露 「お！地震だ！」というアナウンスの後、誰もいない東京ドームのステージに、要救護者役のクラブ員が助けを求めながら入場。そこへ、「怪我をしている人はいませんか」という呼び掛けとともに、女性防火クラブの法被を着たクラブ員が登場です。負傷者のもとへ到着すると、すぐに三角巾を取り出し、応急手当を開始。日ごろの訓練の成果を発揮し、テキパキと手際よく手当てを完了しました。
すべての訓練が終了した後は、再びステージへ。ようやく緊張も解け、３万７千人もの方々からの拍手に、全員が笑顔で手を振って応えました。
この記念すべき大会で、大勢の方々の前で応急手当を披露できたことは、本当に貴重な経験であり、素晴らしい思い出となりました。
平成25年１０月２８日（火）にウィルあいち「ウィルホール」（名古屋市東区）において、女性リーダーネットワーク事業「2013 あいち男女共同参画のつどい」が行われ、約６００名の参加者の前で、永坂会長が愛知県婦人消防クラブ連絡協議会の概要と活動内容について発表を行いました。
はじめは、「私ども団体をご存じですか。」の問いに会場のみなさんからの反応はあまりよくありませんでしたが、防火を身近な問題として認識し、積極的に火災予防を実践することによって、"火災の未然防火をはかろう！"。そして、その推進母体として愛知県婦人消防クラブ連絡協議会があり、「自分たちの地域は自ら守る！」をモットーに活動している事や研修会の開催、防災フェスタのへの参加等を、笑顔で楽しく発表されました。
帰り際には興味を持っていただいた参加者から連絡先の問い合わせなどがあり、愛知県婦人消防クラブ連絡協議会を多くの皆様に知っていただくとても良い機会になりました。
総勢121名が参加 白老町婦人防火クラブ連合会は、（一財）日本防火・防災協会、北海道少年婦人（女性）防火協議会の共催により、平成25年１１月６日白老町コミュニティセンターにて、設立30周年記念事業を開催し、幼年・婦人防火クラブ員及び来賓含め、総勢121名が集まりました。
午前中の講演会では、北海道消防協会 事務局長 鈴木英昭氏を講師に招き、東日本大震災を教訓に「被災者支援に果たす婦人防火クラブの役割」と題し、約1時間の講演をいただきました。
体験発表では、萩野朝霧地区の委員長から「婦人防火クラブの地域での活動」と題し、町内会での活動内容、特に防災訓練では、避難場所・避難経路・炊き出しが行われた時の話、避難経路にあっては行政を動かし改善されたとの発表がありました。
鈴木氏による講演会の様子
祝賀会の様子
午後は、記念式典・祝賀会が行われ、北海道少年婦人(女性)防火協議会から優良婦人団体として虎杖浜婦人防火クラブが表彰、白老町長からは婦人防火クラブ7団体に感謝状が贈られました。
祝賀会のアトラクションでは、幼年消防クラブ2団体･19名による、和太鼓・演舞が行われ、会場からは大声援が送られました。
祝賀会の最後には、会長が役員をステージ前へ集め、会場内にアカペラの歌声が鳴り響いていました。
白老町婦人防火クラブ連合会も、40年・50年．．．．．と続くようクラブ員一同力を合わせて頑張っていきます。
幼年消防クラブによる和太鼓演奏
婦人防火クラブがアカペラの歌声を披露