HOME  > 防火ネットニュース8月号  > 5.【幼少年活動】高岡市幼年消防クラブの集いを開催ほか〔新発田、泉佐野、天草〕

2010年8月

5.【幼少年活動】高岡市幼年消防クラブの集いを開催ほか〔新発田、泉佐野、天草〕

目次 次頁次頁

平成22年(1月~12月)における火災の概要

富山県 高岡市消防本部

 高岡市では、「幼年消防クラブの集い」を市内4消防署と(財)日本防火協会の共催により毎年実施しています。
 この集いは、各消防署ごとに管内の幼稚園、保育園のクラブ員を集めて、今年は4月23日から6月18日の間で4回に分けて実施し、56幼年消防クラブが集まり、1450名のクラブ員が防火の誓いをしました。


会場に集まったクラブ員(高岡署)

消防音楽隊の演奏を鑑賞(戸出署)

 クラブ員は、防火ワッペンや記念品を受け取った後、署員が演じる防火寸劇や高岡市消防音楽隊の演奏を鑑賞し、最後に「火あそびは絶対にしません」と力強く誓いました。
 また、会場に設けた「住宅用火災警報器コーナー」では、クラブ員や見学に訪れた保護者に住宅用火災警報器の必要性について説明し、防火意識を高めました。


ミニ消防車の前で記念撮影(福岡署)

住警器の必要性をクラブ員に説明
このページの上に戻る

平成22年(1月~12月)における火災の概要

新潟県 新発田地域広域事務組合消防本部

 新発田地域広域事務組合消防本部では、6月11日(金)新発田市カルチャーセンターに於いて、(財)日本防火協会との共催で「第16回 幼年消防ふれあい広場」を開催しました。
 このイベントは、火遊びによる火災の防止のため正しい火の取扱いを教え、社会教育の一端として消防の仕事に対する理解を深めてもらうことを目的に平成7年から開催し、今年で16回目となります。
 当日は好天に恵まれ、当消防本部管内27の幼稚園、保育園から園児827名、引率者107名、その他園児の父兄も大勢集まり、職員40名が各コーナーに分かれ対応しました。
 屋外では梯子車、タンク車、救急車に実際に触れてもらう車両展示コーナー、職員手作りのミニ消防車による放水体験コーナー、起震車による地震体験コーナー、濃煙体験コーナーを設け、屋内では腹話術コーナー、バケツリレーコーナー、住宅用火災警報器普及コーナー、記念写真コーナーを設けました。


的目がけて放水体験

起震車による地震体験コーナー

 放水体験コーナーでは、子供用の防火衣をまとった園児がホースを握り、的目がけて放水、水が出る度に歓声が上がっていました。
 濃煙体験コーナーでは、訓練用の煙を満たしたテントの中をハンカチを口に当て通りぬけ、煙の怖さを体験できたと思います。
 バケツリレーコーナーでは、園児が協力したき火を消火、記念写真コーナーでは、お揃いの法被を着た園児が園ごとに写真撮影をしました。
 今回のイベントを通じて、消防に対して親しみ、火災予防と防火思想の向上が図れ、健全な幼年育成に寄与できたと思います。


屋内でバケツリレー

お揃いの法被を着て記念撮影
このページの上に戻る

平成22年(1月~12月)における火災の概要

大阪府 泉佐野市消防本部


消防車見学
 平成22年6月26日(土)午前10時から、泉佐野市消防本部(消防長 根来 芳一)では、第36期泉佐野市少年消防クラブ(幹事長 岡本 智恵子)の結成式が行われました。
 中藤 辰洋 泉佐野市教育長をはじめとする5名のクラブ顧問の皆様から激励を受け、クラブ員〔5・6年生の男女28名(男子23名・女子5名)〕を代表して戸江 泰基くん(市立北中小学校6年生)がこの一年間、火災予防について学習し、火災予防の普及はもとより、他校のクラブ員と友情を深めて活動するとの抱負を述べ、結成式は終了しました。
 式典後は第1回例会に移り、クラブ員たちは防災学習センターで台風や地震、煙を体験し、消防庁舎や消防車を見学して、最後にはしご車(50m級)の前で記念撮影を行い、消防署の仕事を理解するとともに、消防に対する興味を一層深めました。
 なお、当クラブは市内13小学校5、6年生を対象に公募により結成しており、学校や地域社会で火災予防普及のリーダーとなるよう、結成式から翌年3月の修了式までの一年間に、大声測定や消火器を使っての消火訓練、緩降機での避難体験など、火災発見時の三原則である「知らせる」「消す」「逃げる」についての体験や、応急手当の仕方などを学習するほか、防火パレードや出初め式に参加することで、当市火災予防普及の一翼を担っています。
 また、昭和50年に第1期が発足してから、今までに2,368名にのぼり、その中には、現在、当市の消防士となって活躍している修了生がいます。


消防署見学

消火器を使っての消火訓練
このページの上に戻る

平成22年(1月~12月)における火災の概要

熊本県 天草広域連合消防本部

― 短冊に願いを込めて「防火七夕フェア」を開催
 松島分署では、7月3日、町内の6つの幼年消防クラブ員と保護者ら約150人が集まり、今年で9回目となる『防火七夕フェア』を開催、各保育園や家庭から持ち寄った「火の用心の願い」を綴った七夕飾りを手に、高さ6メートルの大竹に飾り付けを行った。
 会場では、濃煙体験やミニ消防車乗車体験、ロープ渡り体験の他、スイカ割り大会も行われ笑顔いっぱいのクラブ員に保護者や保育士も盛んに声援を送っていた。
 分署では、今後も魅力あるクラブ活動を行い、安全な町づくりの実現のために火災予防を呼び掛けていきたい。


短冊に願いを込めて

放水体験

― 親子で学ぶ救急法
 苓北分署では、7月3日、東雲寺保育園園児の親子や保育士、約50人を対象として「親子救急教室」を開催しました。救急人形にはなかなか触れてくれない親も、床に寝かせた我が子を前に、意識の確認や気道確保、呼吸の確認など心肺蘇生法の流れに沿って行っていただきました。また、呼吸の確認では、患者役のかわいい子役に普段の呼吸や、息を止めてもらうなど変化させ、親に確認してもらいました。
 救急人形を使用した胸骨圧迫の実技では、子供達も含め全員が挑戦し、保護者から「楽しく、とてもためになりました。今度は参加されていない人にも声を掛けます。」等と感想を述べられていました。

このページの上に戻る
目次