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2009年11月

7.【地方からの便り】出雲市幼少年・女性防火クラブ指導者研修会を開催ほか〔釧路〕

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島根県 出雲市消防本部


小伊津町女性消防隊隊長による活動報告
 出雲市消防本部少年女性防火委員会(会長 板倉 優 消防長)は、平成21年10月2日(金)にビッグハート出雲において、「平成21年度幼年・少年・女性防火クラブ指導者研修会」を(財)日本防火協会及び(社)島根県消防設備協会の共催により開催しました。
 研修会では、まず、小伊津町女性消防隊隊長による活動報告が行われました。月1回のポンプ点検のほか、全隊員が普通救命講習を受講し、有事の際、対応できるように備えているほか、1人暮らし高齢者世帯の防火訪問を行うなどの火災予防活動について報告されました。
 続いて、出雲市消防本部音楽隊により、「オブラディ・オブラダ」など4曲の演奏が行われました。
 その後、(株)吉谷 代表取締役社長 大谷公夫講師から「安全安心を求めて」と題し、講演が行われました。指導者の立場から社員の教育等についての講演のほか、幼稚園で行われている活力朝礼の様子をDVDで説明していただきました。
 最後に、ひかり保育園幼年消防クラブ員による演奏が行われました。かわいらしい演奏のあと、元気に「火遊びはしません」と防火の誓いをし、研修会を終えました。
 また、入口受付に、住宅用火災警報器のコーナーを設け、パンフレットの配布やサンプルを展示し、住宅用火災警報器の設置促進を呼びかけました。
 この研修会を通して、各クラブ員の育成強化と資質の向上を図るとともに、各クラブ間の交流を図り親睦を深めることができ、有意義な研修会となりました。


大谷講師による「安全安心を求めて」

ひかり保育園鼓笛隊演奏

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北海道 釧路市少年婦人防火委員会事務局

 9月27日(日)午後1時から午後3時30分まで釧路市消防本部・ 釧路市市民防災センターにおきまして、大人も子供も防災体験をしながら楽しめるイベント「防災ワンデー2009」が開催されました。

開沼副市長挨拶
 今年で7回を数えます「防災ワンデー」は、釧路市消防本部予防課が事務局となって、釧路市家庭防災推進員連絡協議会・釧路市連合防災推進協議会の自主防災団体の他、釧路市連合町内会・NHK釧路放送局が主催で行われ、防災活動の拠点としての機能を持ち合わせた釧路市民防災センターなどで、 各種防災体験をしながら災害に対する備えなどについて、学んでいただくことを目的に、平成15年から毎年この時期に開催しております。
 イベント内容といたしましては、防災ワンデーのメインでもある防災講演会の講師に、日本放送協会解説副委員長 山﨑 登(やまざき のぼる)氏を講師に迎え、「地域の防災力を高める」と題して講演が行われ、日頃からの地域の助け合いが災害時に大変重要であるとのお話しをされ、わかりやすく熱意を持った説明に会場内の聴講者も真剣に聞き入っておりました。
 また、釧路ことぶき保育園幼年消防クラブのよさこい踊り「よっちゃれ」や大楽毛よしの幼稚園幼年消防クラブの「よしのばやし・よしの太鼓」などによるアトラクションをはじめ、NHKキャラクター「どーもくん・たーちゃん」との写真撮影会、市民防災センターの体験コーナー、ちびっこ放水体験、スノーケル車・小型はしご車の体験試乗、レスキュー隊員による救助訓練実演など体験をしながら防災行動力を高めていただきました。


レスキュー隊の高所訓練を見学中の園児

大楽毛よしの幼稚園の太鼓演奏

 このほかに、「防災ラーメン」と称した屋台のラーメン(300食)の販売や住宅用火災警報器・非常持出品の展示、非常食の試食、子供たちには無料で綿あめ・風船を配布するなど、「防災ワンデー2009」が多くの市民の参加により成功裡に所期の目的を達成することができ、防災ワンデーをひとつの契機として、更なる防火・防災の意識を高め、市民一丸となって「災害に強い街づくり」を目指すことを誓う一日となりましました。

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