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2009年7月

8.地方からの便り

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福岡県 八女消防本部

 八女消防本部では、6月3・4日の二日間、梅雨入りを前に水防訓練を行った。
 訓練は、土のう作成、杭の打ち込み方などの水防資器材の基本取扱訓練後、増水により堤防から水が溢れ出したとの想定で、シート・杭・土のうなどを使用し、長さ10mに渡り改良積み土のう工法や法面を利用してのシート張り工法など本番さながらの訓練を行った。
 管内は山間部が多く、土砂災害の発生頻度が高いため水防防災体制を確立し、水害時の被害を最小限に図るため職員は真剣に取り組み技術の習得に汗を流した。


改良積み土のう工法

法面を利用してシート張り工法
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新潟県 見附市消防本部


 全国一斉に行われた危険物安全週間行事の一環として、6月9日(火)に24時間営業を行っている給油取扱所に対し、無通告の立入検査を夜間営業時間帯に実施しました。セルフスタンドにおける監視体制、顧客に対する給油方法等消防法令が適正に守られているかどうか検査しました。この無通告による立入検査は、当管内では毎年、危険物安全週間に併せて実施しています。
 保安意識の高揚及び啓発を行うことで、給油取扱所における事故の未然防止を図ることができました。今後も事故が発生した場合、社会的影響の大きい営業用給油取扱所に対しては、継続して無通告の立入検査を実施し、安心、安全な社会の構築に寄与したいと考えております。

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熊本県 天草広域連合消防本部

 6月7日、五和漁村センターで二江地区自主防災会総合訓練が行われた。二江地区自主防災会は本年4月に結成され、今回が初めての訓練で地区住民230人の他、五和分遣所及び天草市消防団五和方面隊、二江駐在所、五和支所の職員らが参加した。
 訓練は、消火・通報訓練指導車"けすゾウくん"の積載品を使用しての消火訓練や通報訓練の他、避難搬送訓練、救急講習会等を実施。この日は、一日一汗運動の奉仕作業をされた後ということで大勢の住民が参加、救急講習会ではAEDの取扱いについて多くの質問があるなど熱心に参加されていた。
 このほど、二江地区を管轄する五和分署が救急分遣所へ移行したこともあり「自分たちの地区は自分たちで守る」という意識の高揚が見られた。


地区住民が参加して消火訓練

通報訓練
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