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2009年4月

6.住宅用火災警報器設置促進に向けて

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熊本県 宇城幼少年婦人防火委員会


炊き出し訓練で活躍する婦人防火クラブ員
 平成21年1月17日(土)、宇城市役所新館にて開催しました。
 フェアは、住民の防火・防災意識の高揚と普及啓発を図るための総合フェアで、民間や消防関係団体の協力を得て管内自治体を巡回し実施しており、今回で8回目の開催となります。市役所新館内では、幼児向けビデオコーナー、ペーパークラフトコーナー等の他、心肺蘇生法、健康診断コーナーは宇城MC協議会、災害用伝言ダイヤルコーナーはNTT-西日本などの各団体が担当し、屋外では、はしご車試乗体験、消火訓練コーナー、大声コーナー、煙体験コーナー、地震体験コーナー、119番通報訓練コーナー、住宅相談コーナーは熊本県建築士会宇城支部、地域振興局景観建築課、気象相談コーナーは気象庁熊本地方気象台など多彩な催しに多くの市民が来場しました。
 特に婦人防火クラブ、少年消防クラブが実施したカレー炊き出し訓練には、長蛇の列ができ、800食があっという間に無くなるほどの盛況振りでした。また、防災消防ヘリと消防本部・地元消防団との救出救助、救急搬送、中継送水、空中消火の合同訓練も実施され、市役所屋上の訓練現場に飛来した臨場感溢れるヘリコプターに歓声や拍手が上がるなど幼年・少年・婦人防火クラブ員の他、多くの市民の方々も楽しみながら防火・防災の意識を充分に高めることができた有意義な一日でした。 また、今回は新たな企画として「住宅用火災警報器設置促進キャンペーン」を防火クラブ、消防団と消防本部合同で実施し、来場者への普及啓発を行いました。


地震体験をする子供たち

婦防が住警器設置促進キャンペーンを行う
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静岡県 磐田市女性防災クラブ


チラシ・ミニタオルを配布し住警器設置をPR
 家庭の防火・防災を中心に広く地域へ火災予防等の意識啓発をする広報活動を主にしている磐田市女性防災クラブ(クラブ員約200名・会長 木村淑恵)は各地区役員を始め20名が参加し、3月1日から7日までの春季全国火災予防運動に合わせ、1日日曜日に磐田市西貝塚イオンタウン磐田にて防火広報を行い、買い物をする方たちに、クラブ員自らがモデルとなった猶予期間が終期に近づいてきている事のお知らせと住宅用火災警報器設置促進が書かれた自主制作ポスターのA4版チラシ、『住宅用火災警報器を設置しましょう!』と印刷されたミニタオルを配布しました。
 これは、クラブ員が話し合い、「女性(主婦)ならではの視点で使用頻度が高く、常に身に付ける物で住宅用火災警報器設置促進をPRでき、使用する度に目に留まれば、設置の促進並びに防火意識の高揚になるのでは」との考えからミニタオルを配布することにしました。
 タオルとチラシを受け取った方は「住宅用火災警報器は、どこに付けたらいいの?」「どこで売っているのか?」などの質問にも、丁寧に答え一般の方に広く住宅用火災警報器早期設置を訴えました。その他、実際にモデルとなったクラブ員からチラシを受け取った方から「お疲れ様です」「女性防災クラブに入るにはどうしたらいいのですか?」など女性防災クラブの活動にも興味を示す方や活動に理解していただく事もできました。
 街頭広報には、消防職員が作成した記念撮影用看板も置いて、子供たちに「火遊びはしないでね」と火の用心を呼びかけながら風船を配布、撮影用看板は大好評で写真撮影する家族も多く見うけられました。


大好評の記念撮影用看板

子供に火遊びはしないで!
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 4月4日(土)東京・六本木ヒルズで、住宅用火災警報器の設置義務化までに、1年を切ったこの時期に、都民に対し火災から命を救う有効な手段であることを周知するため、「Tokyo Fire Alarm2009」のイベントを開催し、住警器の必要性、有効性、設置方法を広報し、早期に住警器の設置促進を来場者に訴えました。
 イベントは、東京消防庁、麻布消防署等が主催し、㈶日本防火協会及び住警器メーカー等が協賛して、六本木ヒルズアリーナを主会場に、オープニングパレード、表彰、救助デモンストレーション(特別救助隊員が煙中での高所からの降下)、江戸消防記念会の木遣り、演技、住警器のPR、など多彩な行事を繰り広げ、訪れた多くの都民は住警器の設置に理解を深め、担当者に購入方法、取り付け方法などを聞いていました。


六本木ヒルズイベント会場

住警器チラシを配布し設置PR
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