HOME  > 防火ネットニュース6月号

2007年6月

8.地方からの便り

目次 次頁次頁

大阪府 熊取町消防本部

 5月17日(木)、熊取町内の「さくら保育園」に熊取町幼年消防クラブが結成されました。
 今回誕生した「さくら保育園」(永野三郎園長)には園児99人が在籍しています。
 園児達は、消防職員が行う腹話術や防火映画を通じて火の怖さについて学び、最後に全員で「ぼく たち、わたしたちは火遊びはしません!」と元気いっぱいに防火の誓いを宣言し、熊取町のマスコッ トである「ジャンプ君」と触れ合うなど、終始和やかな雰囲気の中で楽しい一時を過ごしました。
 今後は幼年消防クラブ員として正しい火の取扱いや消防署の仕事などについてよく学び、火災予防 を呼びかけます。


このページの上に戻る

埼玉県 入間市消防本部

 入間市消防少年団は、平成19年5月26日(土)に埼玉県の防災航空センターと防災学習センター へ視察研修に行きました。平成19年度は63名の団員で構成され、その内の49名が参加しました。
 最初は、埼玉県防災航空センターへ研修に行き、防災航空隊の隊員方から組織や設備の説明をして 頂き、防災ヘリに触れられる位近くからヘリの内部やコックピットを見学させて頂きました。普段見 慣れた消防車両と違い、空を飛ぶ機体に団員は興味津々でした。「どれ位のスピードがでるの?」 「私たちの住む入間市まではどれ位の時間で到着するの?」などといった質問をしていました。隊員 の方々も快く質問に答えてくれて、団員は喜んでいました。

 防災航空センターを見学後、埼玉県防災学習センターに移動し、昼食後に地震体験や消火器の取り 扱い、濃煙体験、風速30mの暴風体験をしました。地震体験では、何をどのようにするべきか等の 説明後、実際に体験してみましたが頭で思うような行動は容易には出来ませんでした。風速30m体 験は団員達にはかなり好評で、「暴風はすごい」「こんな風が吹いたら本当に怖いね」などと言った 感想を口々にしていました。


このページの上に戻る

熊本県 天草広域連合消防本部

 西天草分署では、高浜少年消防クラブと合同で、高浜地区の一人暮らし老人家庭の友愛訪問を実施 しました。
 クラブ員5班に分かれて、担当民生委員の案内によりお年寄り宅を訪問し、「身体に気をつけて長 生きしてください」と作文を読み上げた後、手作りのプレゼント(壁掛け式の手紙入れ)を手渡す と、お年寄りの方は、笑顔で「ありがとう」と言って受けとられました。
 この友愛訪問はお年寄りに喜ばれたばかりでなく、少年消防クラブ員にもお年寄りを慕う心情が芽 生え有意義なものとなりました。


このページの上に戻る

福岡県 八女消防本部

 新たに加入したクラブ員を迎え、八女消防本部管内の各少 年消防クラブでは、少年消防クラブ大会を実施しました。
 星野村少年消防クラブでは、星野村の安心・安全、そして 緑溢れるふるさとを自分たちの手で守ろうという願いから、 横断幕にクラブ員が慣れた手付きで防火標語を書き、村の主 要道路に架かる橋へ掲げ、山火事予防を呼びかけました。
 また、八女市少年消防クラブでは、講師を招き、地元の川 の水に関する環境問題について講演会を行ないました。自分 の命の源である水を自らの手で汚しているという事実に改め て気づき、水の環境への考えが芽生え、真剣に聴講しました。
 各少年消防クラブ員は、初めてのクラブ活動を、新しい制服に身を包み、引き締まる思いの中にも 交友が深まる活動に、期待に胸をふくまらせていました。


このページの上に戻る
福岡県 八女消防本部

 八女消防本部職員互助会では、「職場への理解と協力を」を目的として家族を対象に、平成19年5 月12日(土)、家族の集いを行いました。
 消防署に家族を招き、特別救助隊の訓練披露をはじめ、音楽隊の演奏披露、放水体験、梯子車乗車 体験、指令室見学などを行い、昼食には職員自慢の、だご汁を振る舞いました。
 特別救助隊の訓練披露では「お父さん頑張って」とかわいい子どもたちの声援が飛び交い、まるで 忍者の様に飛び回る隊員の動きに大きな歓声が上がりました。
お父さんは職場でどんなことをしているのだろう?どの家庭にもある素朴な疑問。お父さんの働く姿 を間近で見ることで、家族の消防署に対する理解と、更には家族の絆を深めることができた有意義な 一日となりました。


このページの上に戻る

静岡県 御殿場市・小山町広域行政組合消防本部

ちびっこ消防隊になって
静岡県 御殿場市・小山町広域行政組合消防本部 玉穂第一保育園幼年消防クラブ

 任命式で法被をもらうと、緊張しながらもクラブ員になっ た嬉しさと期待でいっぱいの表情を見せていた子ども達。
 レンジャー見学で、救助隊の動きに「すごーい。」「スパ イダーマンみたい!」とくぎづけになり、また、消防署を見 学してワクワクしたこと。防火パレードで、元気いっぱい歩 いてみんなで防火を呼びかけたこと。そして、消防署の方か ら教えてもらった火の怖さ…など、すべてが貴重な体験・思 い出となり、活動を通して子ども達の防火への意識が身近な ものになっていくのを強く感じました。これからも、ずっと 忘れないで欲しいと思います。

いつまでも大切に…
静岡県 御殿場市・小山町広域行政組合消防本部 すがぬま保育園幼年消防クラブ

 年中の時から「来年は、ボク達が!」と心待ちにしていた 幼年消防クラブの活動。任命式では、憧れの法被に袖を通し 「今日からちびっこ消防隊」と、はりきっていました。
 レンジャー見学では、レンジャー隊のお兄さんが、仲間と 協力し人命救助訓練をする姿に感激しました。
 「お兄さん達は1分で着替えをして出動するんだよ。」の 言葉に園に戻り、パジャマ1分間着替えに挑戦しました。
 一つひとつの活動を経て、火の怖さ・防火の心を学んで成 長した子ども達がとても頼もしく見えます。いつまでも、ち びっこ消防隊の心を大切にしてほしいと思います。

煙体験ハウス
静岡県 御殿場市・小山町広域行政組合消防本部 いきど保育園幼年消防クラブ

 昨年に引き続き、2度目の体験になります。子ども4人と保 育士ひとりで入りましたが、保育士のエプロンをしっかりに ぎり入る子が多かったです。出てくると「白い煙で何も見え なかった」「すごく怖かった」と真剣な顔で話していまし た。
 毎月の訓練でハンカチの必要性は伝えていましたが、実際 の煙を体験して、ハンカチがあると煙を吸わないこと、体を 低くして歩くと良いことを知りました。
 幼年消防クラブの活動の中で、火の楽しさ、火の怖さをた くさん学んできました。これからも、火を大切にする子どもたちでいて欲しいと思います。

沼田少年消防クラブの活動について
静岡県 御殿場市・小山町広域行政組合消防本部 沼田少年消防クラブ

 沼田少年消防クラブとは、明治以降より続く沼田区の子供 が、かまどの検査など火災予防の活動として自主的に行って きた活動です。
 クラブ員は3月に入退団を行い、新しく小学3年生になる子 供は、制服などを渡され、中学3年生までクラブ活動を行い ます。
 主な活動として、8月に秋季火災予防運動のポスターを製 作したり、体験学習として、富士岡分署の消防隊員が沼田区 に来て、三角巾や、ロープ結索などを教わり、火災予防の話 を聞かせてもらいます。12月に行われる防災訓練には、消防ポンプの操作や、放水訓練を区民の人 達と一緒に行うなどの活動をしています。


このページの上に戻る
目次