「あ︕⽕災だ」適切な通報と初期消⽕
平成15年10⽉29⽇(⽔)に、第19回合同初期消⽕技術競技⼤会が⾏われました。
この⼤会は、中濃地区少年⼥性防⽕委員会、武儀地区危険物安全協会、中濃地区防⽕協会及び中濃地区の各市町村⼥性防⽕クラブが合同で開催し、粉末消⽕器消⽕競技・屋内消⽕栓注⽔競技に各協会事業所従業員及び⼥性防⽕クラブ員が、⽕災に備え適切な通報・初期消⽕技術等を競いあうとともに、より⼀層消⽕技術等の向上を図りました。
競技終了後には、⼥性防⽕クラブ員が⽔バケツ注⽔訓練を⾏い⽇頃の訓練の成果を披露し閉会しました。
またこの⼤会は、⽕災が発⽣しやすいシーズンを迎えるにあたり、より⼀層の⽕災予防思想の普及・向上にも⼀役かっています。
新築⽼⼈介護施設で消防訓練

泉佐野市消防本部では、11⽉24⽇(⽉)10時から、秋の全国⽕災予防運動の⼀環として、今年10⽉に新設された特別養護⽼⼈ホーム・アムリタにて、同施設の⾃衛消防隊及び地元消防団である⻑滝分団と合同で特別消防訓練を実施しました。
この訓練は、全国的に⽼⼈介護施設が増加しており、このような施設で⽕災が発⽣した場合、多数の⼈命危険が予想されることから実施するもので、建物4階の厨房室から出⽕したとの想定で訓練は開始され、同施設の⾃衛消防隊が119番通報、初期消⽕及び⼊所者の避難誘導訓練を⾏い、消防署、消防団からは、梯⼦⾞など消防⾞両6台消防隊員24⼈が出動し、⾃衛消防隊と連携を図りながら、消⽕活動及び逃げ遅れた⼊所者を梯⼦⾞などでの救助、救出訓練を⾏いました。
また、訓練の最後には、消防⾞両による⼀⻫放⽔訓練を実施しました。

訓練終了後、当該施設の職員に、消⽕器の取扱い訓練を実施するとともに、⻑滝分団及び南中分団の消防団員は松本施設⻑の案内で施設内の消防⽤設備の視察を⾏いました。
今回の訓練で松本施設⻑は「この施設で消防訓練を実施し、改めて⽕災の恐ろしさを感じました。また、介護を必要とする⾼齢者が⼊所する施設の責任者として、尊い⼈命を守るためにも絶対に⽕災を発⽣させてはいけない。」と決意を新たにしていました。
防災研修会の開催について

平成15年10⽉29⽇(⽔)豊中市消防本部では、豊中防⽕安全協会と協⼒して、市内事業所の⾃衛消防隊員の⼀翼を担う社員を対象とした防災研修会を原⽥消防訓練場で開催しました。
この研修会は、春・秋の年2回実施しており、春は新⼊社員を、また、秋には⼀般の社員を主な対象としてます。
今回の研修では、29事業所59名(内訳男性55名・⼥性4名)の参加者があり、訓練を実施しました。
午前中は、普通救命講習を⾏い、午後からは参加者を5班に分け、⽔消⽕器による消⽕訓練、屋内消⽕栓による放⽔訓練、煙中体験、⾃動⽕災報知設備の取扱訓練・スプリンクラ―設備の展⽰、119番通報訓練・地震体験の6種目をそれぞれ30分間実施しました。


半⽥市⽴さくら⼩学校少年消防クラブ結成式

知多中部広域事務組合消防本部は、愛知県知多半島のほぼ中央に位置する半⽥市、阿久⽐町、武豊町、東浦町の1市3町を管轄する消防本部です。
消防本部では、平成15年4⽉1⽇に開校された半⽥市⽴さくら⼩学校で、平成15年11⽉5⽇(⽔)、管内28校目の少年消防クラブ結成式を開催しました。
平成元年の半⽥市⽴横川⼩学校少年消防クラブ結成以来、15年ぶりの結成式であり、少年消防クラブの⾃主的、実践活動を通して少年期から⽕災予防の知識と技術を培うとともに、防犯の意識を⾼め、将来、⽕災や犯罪の無い安全で快適な地域づくりと責任感のある社会⼈に成⻑してもらうことを目的として、5・6年⽣の児童、168名を対象に結成式を⾏いました。
来賓者にあっては、半⽥市教育委員会関係者、PTA会⻑、参加者は、全校児童(497名)、学校職員、知多中部消防⾳楽隊(30名)及び消防職員が出席しました。
なお、式典終了後、アトラクションとして知多中部消防⾳楽隊の記念演奏及び消防職員のあらゆる服装を披露しました。


「みんなの消防フェスタ2003」を開催

市⺠の防⽕・防災意識を⾼めてもらう「みんなの消防フェスタ2003」が10⽉18⽇(⼟)市内の松⼭市総合コミュニティセンターにおいて約5,400⼈が参加して開催されました。
平成4年から毎年開かれていた「⺟と⼦の防⽕⼤会」を昨年から⾐替え、幅広く市⺠に密着した防⽕・防災をPRすることを目的に⾏われました。
屋内会場では、優良消防クラブの表彰、少年消防クラブ員の研究発表、地元プロ歌⼿による防⽕コンサート、防⽕ポスターの展⽰、スタンプラリー等が⾏われ⼤変好評でありました。
また、屋外においては、親⼦連れでにぎわい、消防⾞の試乗や消⽕体験など普段では味わうことのない体験に感動し、消防に対する興味を深めた様⼦でした。
消防フェスタに参加した幼年・少年消防・⼥性防⽕クラブ員はもちろん、多くの市⺠に防⽕・防災意識の⾼揚と地域のふれあいに努めることができました。


婦⼈防⽕クラブ防⽕研修会

福知⼭市少年婦⼈防⽕委員会では、11⽉1⽇(⼟)9時30分から福知⼭市⺠会館において、財団法⼈⽇本防⽕協会と福知⼭市防⽕協会の共催のもとに婦⼈防⽕クラブ員375名が参加して防⽕講演会を開催しました。
この講演会は、防⽕防災思想の普及と、災害時において⾏動⼒のある婦⼈クラブ員の育成を図ることを目的に毎年開催しており30回目となりました。
今年は京都市消防局⻄京消防署⻑・⼩川消防監を講師に迎え、災害現場の貴重な体験談から「命の⼤切さ」と題して御講演いただきました。
最後に多くの質問も出るなどして、悲惨な災害現場のお話から命の尊さについて研修され、今後もさらに家庭を拠点とした地域ぐるみの防⽕防災の輪を広げていくよう全員で再確認され終了しました。


防災フェアを開催

中央消防署では、11⽉7⽇(⾦)サンリブ本渡店において「屋上駐⾞場で⾞両⽕災が発⽣、数⼈の逃げ遅れあり」との想定で防災フェアを開催しました。
店内ではトラと⽝の着ぐるみを着た職員による防⽕チラシの配布を⾏い、⼩さい⼦が怖がって泣き出す⼀幕もありました。
屋上においては濃煙体験コーナーを実施、体験者からは「簡単に思っていたが、前が、まったく⾒えず恐怖を感じた。絶対に⽕事を出さないように⽕の⽤⼼します」といった声が聞かれました。
最後に東向寺保育園幼年消防クラブ員31⼈によるはしご乗りの演技を披露し、全員で「⽕あそびしません」と⽕災予防を訴えました。
第15回幼年消防フェスティバル
延岡市の各幼年消防クラブが⼀堂に会し、防⽕防災意識の⾼揚と防⽕思想の普及拡⼤を図ることを目的として、「第15回幼年消防フェスティバル」が11⽉8⽇(⼟)13時より、延岡市の野⼝記念館において開催されました。
「⽕の⽤⼼」の⽂字が⼊った法被姿の園児達による合唱のオープニング後、遠⽥功三消防⻑が「⾃分たちの街から絶対⽕を出さないよう、みんなで注意することが⼤切です。みんなも⽕遊びをしないことを約束しましょうね」と挨拶しました。


それを受けて、各幼年消防クラブの園児達が「私たちは絶対に⽕遊びはしません」と声を合わせて防⽕の誓いを読み上げました。
アトラクションでは、各保育所・園が出し物を発表し、和太⿎、ダンス、⿎笛隊、組体操を元気に披露しました。
フィナーレでは「⽕の⽤⼼のうた」の合唱が⾏われ、各幼年消防クラブが相互の連携を深め、発表の場を通して広く市⺠に⽕災予防を呼びかけられたイベントとなりました。


伊万⾥市防災フェア2003

伊万⾥市防災フェア2003が、10⽉19⽇(⽇)伊万⾥市市⺠センターにおいて開催されました。
広場ではちびっこ救助隊コーナーや濃煙体験コーナー、テント内では応急⼿当指導コーナーなどが設けられ、親⼦が共に楽しみながら防災に触れていました。
また、少年消防クラブ対抗の消⽕リレーも⾏われ、熱い声援の中、防災フェアの着ぐるみマスコットも参加し、⼤いに盛り上がりをみせました。
今年の防災フェアのテーマが、「楽しく学んで 広げよう 防災の輪」ということもあり、防災落語で有名な三遊亭享楽師匠の防災落語や、爆笑救急救命講習、幼年消防クラブによる⾒事な演技、そして⼼温まる⼥性消防団の寸劇など、楽しく防災を学べるイベントが数多く実施されました。

