トップページ日常活動編へ索引

ミニ特集1 避難所開設・運営




避難所開設時に求められる主な行動

スペースの確保
施設管理・運営のために確保すべき場所、災害時要援護者などを優先的に避難させる場所に立ち入らせないよう、明確にしましょう。
■受け入れを避けるべき場所
施設管理者の部屋(校長室、館長室など)、職員室・事務室、保健室・医務室
理科実験室など特別教室、給食室・調理室
他に放送室、会議室、物資保管場所など、施設管理・避難所の運営に必要な場所
避難者の誘導
できるだけ集約し、分散しないようにします。避難者数をみながら徐々に提供するスペースを広げていきます。
■できれば町会ごとにかたまって避難できるよう、事前に避難所内で場所を決めておくことができると、避難所運営はもちろん、生活上の問題や復興に関する情報の共有・話し合いなどがスムーズとなります。
■災害時要援護者については、障害に配慮した場所に誘導します。場所についても、事前に取り決めておくことが望ましいでしょう。
避難者の誘導
避難者の名簿作成と安否確認
事前に避難者名簿を用意しておき、各避難者(世帯)に記入してもらいます。混乱で名簿が用意できない場合は、とりあえずメモなどに記入してもらう形をとって、避難者のおおよその人数を確認できるようにしましょう。(→本編「避難者名簿の例」参照)
■プライバシーを保護するため、情報管理は担当を決めて徹底します。
避難者の名簿作成と安否確認
避難上の共通のルールの周知
徹底して周知し、きちんと理解してもらいましょう。(→本編「避難所における生活ルールの例」参照)
■トイレ、給食・給水、就寝・起床時間など、避難生活上のルールを事前に決めておき、避難所開設時にすぐに張り出す。場合によっては避難場所を移動してもらう必要もあることを伝えておきます。
掲示板・伝言板の設置
情報の不足は、避難者の間で無用な不安と混乱を招きます。必要な情報を伝達・共有できるよう、掲示板・伝言板の設置を行いましょう。